ハワイらしい服装の定番といえば、やっぱり「アロハシャツ」。サラッとした着心地で、暑いハワイを楽しむためには欠かせません。
アロハシャツを扱っているお店はたくさんあるため、どこで買おうか悩んでしまいますよね。 そこで今回は、ハワイ在住の編集部員が厳選した、おすすめの人気ブランド8選をご案内します!
あわせて、アロハシャツに描かれている柄の持つ意味もご紹介しています。柄の持つ意味まで知ってアロハシャツを購入すれば、特別な思い入れのある1枚になりますよ!
Contents
オススメのアロハシャツ店8選
アロハシャツを扱っているお店はたくさんありますが、今回は厳選して8つのブランドをご紹介します。
1.イオラニ
ハワイでアロハシャツを購入したいときはまずは「イオラニ」に足を運ぶのがおすすめ。
「イオラニ」は、アロハシャツを扱うお店として最も古いブランドです。ハワイの伝統を大切にした製品づくりを心がけています。
ちなみに、“イオ・ラニ”はハワイ語で「天国の鳥」という意味なのだそう。
定休日:なし
2.ベイリーズアンティーク
ハワイで最大級のアロハシャツが揃うお店「ベイリーズアンティーク」。
ニュー(新品)、ユーズド(古着)、ヴィンテージ、スペシャリティーと大きく分けて4種類の商品を取り扱っていて、値段のお手頃のものから一点物の高額なものまで幅広く揃っています。
店名にもある通り、ペイズリー柄は特におすすめ。(なんと!)常時15,000点以上を取り扱っています。
定休日:日月
3.トリ・リチャード
1956年創業ファミリー経営で温かみのある商品があるお店「トリ・リチャード」。
南国ハワイらしい、トロピカルなデザインからフォーマルなシーンで使えるシックでおしゃれなデザインが多いので、普段使い用のカジュアルなものからドレスコードにも使えるアロハシャツが購入できます。
4.レインスプーナー
ビジネスシーンで活躍するアロハシャツが多く揃うお店レインスプーナー。
アロハシャツに初めてボタンダウンを取り入れたお店として知られ、また「リバースプリント」(アロハシャツのカラフルな様相を残しつつも、派手な印象を抑えたプリント)を採用したアロハシャツがあります。
落ち着いた印象であるため、ハワイ現地だけでなく日本国内でも着られるデザインが魅力です。
5.コナベイハワイ
ハワイ島コナで2001年にアロハシャツ専門店として創業された「コナベイハワイ」。
今日では、質の高いメイド・イン・ハワイの製品をハワイや日本に限らずワールドワイドに届けています。
素材一つひとつにまでこだわり抜いたアロハシャツは、芸能人にも人気が高く、注目が高まっています。
6.サンサーフ
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「サンサーフ」は1930〜50年代のヴィンテージシャツをつくるブランドです。
当時流行っていた数々のアロハシャツを分析し、研究に研究を重ねてつくりだしたアロハシャツは、まさに芸術品。
ハワイの雰囲気にぴったりな、鮮やかでおしゃれな色合い・デザインのシャツが着たいときには、ぜひ足を運んでみてくださいね。
7.トゥーパームス
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大きめの柄がインパクトのあるブランド「トゥーパームス」。
爽やかな南国の雰囲気をたっぷり感じられるアロハシャツを、購入しやすい価格帯で販売しています。
結婚式やレストランなどの比較的フォーマルな場面でも着やすいデザインと形が大きな魅力です。
※現在は新しいロケーションで営業中です。
8.バンブーケイ
1998年に登場した比較的新しいブランドである「バンブーケイ」。
ほかのブランドとは一線を画した個性的なデザインが人気の秘密です。
胸元に入った刺繍のワンポイントはとてもオリジナリティがあふれている上にチャーミング。
こだわり抜いた生地の肌触りも特徴的。一着あたりの金額はやや高めの設定ですが、人気の高いブランドです。(現在は通販のみの販売)
アロハシャツの代表的な5種類の柄をご紹介
アロハシャツの柄には一つ一つ意味があります。意味を知ってお気に入りの1着を見つけてください。
1.ホエールテール
ホエールテールはその名の通り、クジラのしっぽという意味です。
クジラはハワイでもなかなか見かけることができず、見ると幸運をつかみ取れる言われています。そのため、ホエールテール柄はラッキーアイテムとして人気の柄です。
2.ドルフィン
ドルフィンは、ハワイで”愛の使者”として知られています。
アロハシャツに海とドルフィンの組み合わせが描かれたものは、楽しさと温もりが溢れているものとして親しまれています。
3.ホヌ
ホヌとはハワイ語で”ウミガメ”を表します。
古く昔から、海の守り神として崇められ、現地の方から大切に扱われ幸運や金運が上昇すると言われています。
4.ハワイアンフラワー
ハワイアンフラワーとは主にプルメリアやハイビスカスを表します。
プルメリアの花言葉は「恵まれた人」「気品」などがあり女性を魅力的に演出し、守ってくれる力があるとされています。
またハイビスカスには、神聖なものを象徴する意味があるので冠婚葬祭などオフィシャルなシーンで使用されることが多いです。
5.フラ
フラショーなどの場面で見かけるフラは神に捧げる踊りの魂を表すものと言われています。
自然への感謝や人々への感謝・尊敬を示し、ハワイを代表する柄だともいえます。
現地で着るべきアロハシャツ以外の服装
アロハシャツの柄の意味やお店について紹介することができましたが、では、実際ハワイでは何を着るのが良いのでしょうか?
ここでは男女それぞれについて、現地で着るべき服装についてご紹介します。
あらかじめお伝えしたいこととしては、アロハシャツはもちろんOKということです。ここでは、それ以外で着るべき物をご紹介します!
男性はTシャツに短パンなど
男性はシンプルな装いがハワイの街並みとマッチします。
Tシャツ・ポロシャツといった日本の夏服として一般的な服装に、ジーンズや短パンがオーソドックスです。
靴は街を歩く日は履きなれたスニーカーを、また、ホテルからちょっとお買い物に出かける際や、近くのビーチへ遊びに行く際などはサンダルを履いていくのが良いでしょう。
女性はオールインワンもおすすめ
女性はもシンプルでカジュアルな服装が馴染みます。
Tシャツやサマーニットに、スカートやジーンズを合わせるスタイルが一般的です。基本的にはラフな服装がハワイに溶け込みます。ラフさという点では一枚でさらりと着ることのできるオールインワンもおすすめです。
足元も男性同様に、スニーカーとサンダルをTPOに合わせて履き替えてもらえればと思います。
ただ注意したいのが室内での温度差です。ショッピングセンターやレストランなどの施設は、冷房が効きすぎている場合が多くあります。
男女にかかわらずですが、特に女性は出かける際に羽織ることのできるパーカーやストール、カーディガンなどを持ち歩くことがおすすめです。
以下の記事ではこのようなハワイでのファッションの暗黙の了解を紹介しています。ドレスコードのあるお店ではどのような服装が正解かなども記載していますので、荷造りをする前にぜひチェックしてみてください。
【番外編】アロハシャツと併せて履きたいサンダル特集
ここまでアロハシャツや服装の解説をしてきましたが、最後にサンダルについてのおすすめも紹介していきます。
今回特におすすめするサンダルは「アイランドスリッパー(Island Slipper)」というメーカーのサンダルです。
「アイランドスリッパー(Island Slipper)」のススメ
アイランドスリッパーは1946年に創業された、ハワイの老舗ブランドです。すべての生産作業がハワイ本国で行われており、また一点一点職人の手作りである点も大きな特徴です。
機能面ではクッション性が高く、歩いても疲れづらいというメリットを持ったサンダルです。
またデザイン面ではシックでシンプルなものからアロハシャツのように派手でハワイらしいものまで品揃えがあり、自身の服装にマッチした一足が見つかるのも嬉しい特徴です。
以下の記事ではアイランドスリッパーだけでなく、その他おすすめのサンダルや購入できる店舗をまとめています。ハワイ歩きにぴったりな一足を、ぜひ見つけてもらえればと思います。
まとめ
アロハシャツのルーツはもちろんハワイ! と思われがちですが実はそうではありません。
移民時代に日本人がハワイに持ち込んだ着物の布地を気候に合うように織り直したのがアロハシャツのルーツだと言われています。
アロハシャツからも日本とハワイのつながりの深さを感じ取ることができるかもしれません。
日本でも購入のできるアロハシャツですが、本場のハワイはバリエーションが豊かなので選ぶだけでも楽しめます。ハワイに行ったらぜひお気に入りの一枚を見つけてくださいね。