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ハワイに愛犬を連れていくために知っておきたいポイントを整理してみた

最近、常夏の島ハワイで愛犬(ポメラニアン)とリゾート気分を満喫してきた友人から、なんともトロピカルな写真が送られてきました。

青い海、青い空、そしてそこに映える癒しの愛犬!「近代サーフィンの父」であるデューク・カハナモク氏も顔負けの乗りこなしです。

来月10月13日には、ペットとペット好きのための魅惑のイベント「ホノルル・ペット・ブロック」が開催予定だそうで。ますます多くの愛犬ラバーがホノルルに集結しそうですね。

ところで、ワンちゃんとハワイへ行ったところで一緒に観光したり宿泊したりできるのでしょうか?

というかそもそも、特別な準備は必要なのでしたっけ

少々気になったので、事前準備や値段について、調べてみました。

愛犬とハワイへ行くための準備は渡航5ヶ月前から!予算は30万円〜

ハワイに愛犬を連れていくために知っておきたいポイントを整理してみた

愛犬が日本からハワイへ渡るには、私たち人間のように、航空券さえ取得すればOKというわけではないようです。

中でもハワイ州は全米で唯一、狂犬病の発症例のない地域であることから、検査がとても厳しいことで知られています。

そのため準備は最低でも5ヶ月前から始める必要があります

仮に今日から始めたとすると、ハワイへ飛べるのは最短で来年2月ですね。

具体的には、以下のステップが必要でした。

  • マイクロチップ「AVID chip」の埋め込み(渡航5ヶ月前)
  • 狂犬病の予防接種 x 2回(渡航4~5ヶ月前)
  • 採血検査と抗体価測定(渡航4ヶ月前)
  • 輸入手続きのための必要書類をハワイへ送付(渡航14日前)
  • 健康診断・獣医師の健康診断書作成
  • 利用するハワイの空港へ愛犬の届出申請(渡航7日前)
  • 出発空港内動物検疫所で簡単検査(出発当日)

検疫を受けずに出国してしまった場合は、ワンちゃんがハワイ現地についた途端、隔離されてしまうこともあるそうです!

せっかくのハワイ旅行が台無しにならないよう、事前に農林水産省の動物検疫所公式サイトに目を通しておくことをおすすめします。

友人は、上記全てを代行業者にお願いしたと言っていました。おおよそ15万円前後で請け負ってくれるそうです。慣れないうちは、専門家の力を借りた方が早くて確実かもしれませんね。

予防接種や検査の実費と合わせても平均20~25万円ほどです。

ちなみに狂犬病の予防接種は、継続して受けていれば2年間有効です。

愛犬とのハワイ旅行の持ち物チェックリスト

ハワイに愛犬を連れていくために知っておきたいポイントを整理してみた

環境が変わってしまうことは愛犬にとってストレスになりかねませんので、旅行先でのマナーや清潔さも考えて、普段使いのものとそのまま持っていくと良きましょう。

1)ケージ

動物の搭乗を許可している航空会社の飛行機に乗るときは、その航空会社の規定に沿ったケージが必要です。

許可されているサイズをオーバーしてしまうと、搭乗できません。

飛行機の揺れに耐えられるよう、丈夫なケージを用意しましょう。

日本からハワイへのフライトは長旅ですので、愛犬が脱水症状を起こさないよう、水飲みを取りつけておくこともおすすめします。

2)トイレ用品

トイレシートやティッシュペーパー、ウェットティッシュなどで、清潔さを保てるようにします。

3)エチケット用品

いくらペット可と銘打っていても、宿泊先に入る前は、ブラシで余計なほこりや抜け毛を落とすのがマナーです。

4)常備薬

普段飲服用している薬があれば、必ず用意しましょう。

ハワイ現地の動物病院では、基本日本語対応が難しいですし、同じ薬があるとも限りません。

4)マット・ベッド

宿泊先では、ワンちゃんも安らげる居場所を確保してあげることが大事です。

普段使っている専用のマットなどで、快適なスペースを作ってあげましょう。

5)リード・ネームタグ

街中やビーチでは、愛犬にリードをつけていないと立ち入りができない場所があります。万が一迷子になってしまった時のことを考えて、ネームタグには犬の名前や連絡先を記入しておきましょう。

6)おもちゃ

普段遊んでいるおもちゃがあれば持っていきましょう。

7)フード・おやつ

口にするものは、とにかく食べ慣れたものにしましょう。せっかくの海外旅行だからと、私たち人間のように今まで食べたことがないものに挑戦すると、体調を崩しかねません。

ハワイで愛犬と一緒に遊べるビーチは決められている

ハワイに愛犬を連れていくために知っておきたいポイントを整理してみた

環境保全を大切にするハワイでは、残念ながら「NO ANIMAL」と動物規制のあるビーチも少なくありません。

有名なワイキキビーチやアラモアナビーチでは、犬のお散歩はNGだそうです!愛犬と入場してしまえば罰金となる可能性もあるので注意ですね。

ワイキキ周辺でワンちゃんと一緒に楽しめるビーチには、以下のようなものがあります。

  • ラニカイビーチ
  • モアナ・ビーチ
  • カイルア・ビーチ
  • ワイマナロ・ビーチ

こうした穴場スポットでは、愛犬を連れたロコたちがのびのびと散歩しているそうで、南国らしいリラックス気分を味わえそうです。

ハワイで愛犬と一緒に泊まれるホテルも決まっている

 
 
 
 
 
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ホノルルドッグ?コンシェルジュさん(@honolulu_dog_concierge)がシェアした投稿

こちら意外だったのですが、ハワイでは愛犬と一緒に泊まれるホテルが多数あるそうです!ペットセンターにお預け入れなんてことが起きなくて良かった…。

ただしペット同伴で宿泊するには「Pet Friendly」なホテルを選ぶ必要があります。

例えばフラワーレイを纏って笑顔全開なこちらのワンちゃんが泊まっているのはハイアット プレイス ワイキキ ビーチ

クヒオビーチやホノルル動物園まで徒歩5分の好立地にあるホテルです。

ハワイの人気お土産特集でも紹介されている「コナ ブリューイング カンパニー」のビールでも飲みながら、愛犬とのんびりハワイの時間に酔いしれる…最高のバケーションじゃないですか!

 

愛犬と一緒に泊まれるワイキキ周辺の人気ホテルには、こんなラインナップがあります。

  • プリンス ワイキキ
  • ザ カハラ ホテル&リゾート
  • エアポート ホノルル ホテル
  • ハイアット プレイス ワイキキ ビーチ

大手旅行サイトのエクスペディア(Expedia)なら、設備とサービスのチェック項目から「ペット歓迎」を選択して予約したいホテルを検索できます。

愛犬を連れたハワイ旅行にはレンタカーもおすすめ ハワイに愛犬を連れていくために知っておきたいポイントを整理してみた

さすが世界中からゲストが集まる人気観光地ハワイ。ワンちゃんと同伴でもストレスなしで楽しめそうですね。

愛犬とハワイ観光を楽しむなら、いつものお散歩のようにリードを引いて歩いても良いですが、中長距離の移動にはレンタカーが便利だと思います。

レンタカーなら周囲に気を遣わずに自由なペースで移動ができますし、持ち運ぶのが大変なペット用品を車内に置いておくこともできますよ。

ハワイでレンタカーを借りるための全知識|おすすめの予約サイトや交通ルールも解説