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「世界一の市民マラソン」が、ついに来週開催されます

ホノルルマラソン

世界にはさまざまなマラソン大会が存在しています。

代表的なものとしては「ボストンマラソン」「ロンドンマラソン」「ベルリンマラソン」「東京マラソン」などでしょうか。オリンピックも大きなマラソン大会のひとつですね。

大小さまざまな規模を含めると、1年を通して本当に多くのマラソン大会が行われています。

さて、そんな中でも「世界一の市民マラソン」とも呼ばれる、マラソン大会があることをご存知でしょうか?

「世界一の市民マラソン」ずばりそれは……ホノルルマラソンです!

理由はいくつかありますが、いずれも親しみやすいマラソン大会であるという点で共通しています。

そしてこのホノルルマラソン、何を隠そう開催が来週に迫っているのです!(12月8日:記事公開時点)

今回は、開催直前! 知ってるいと自慢できるホノルルマラソン知識について特集します!

ここがすごい!ホノルルマラソン

ホノルルマラソンの魅力はいくつもありますが、特に“参加のしやすさ”は「世界一の市民マラソン」とまで言われる理由の一つではないでしょうか?

まず、ホノルルマラソンは抽選がありません。東京マラソンなどはそもそも走るために高倍率の抽選を突破しなければなりませんが、ホノルルマラソンは参加申し込みをすれば全員が参加(※)することができます。

※参加条件:大会当日の年齢が7才以上の方。ただし20才未満の方は、宣誓書に保護者の署名が必要となります。7~14歳のお子様が参加される場合、コース上では保護者の方が常に一緒に行動してください。

また、現地(ゼッケンの受け取りを行うエキスポ会場)での申込みは前日まで受け付けています。

旅行で訪れた方が、ふらりと参加することも可能。まさに市民のためのマラソンといえます。

ホノルルマラソン

Tom Pennington/Getty Images for HONOLULU MARATHON

参加がしやすい理由はまだあります。ホノルルマラソンはゴールの時間制限を設けていません。

そのため、時間をかけてでも完走したい、といった方にとってはもってこいの大会なのです。

記録を気にせず友人らと海外でマラソンを完走する、といった思い出づくりとしてもうってつけですね。

7歳以上の健康な人であれば誰でも参加できるという参加ハードルの低さもあって、健康づくりのための市民ランナーが集まるようになったのです。

もうひとつ、われわれ日本人にとっての嬉しいポイントとしては、参加者のうち3分の1が日本人であるという点です。

2015年の実績では、約3万人の参加者の打ち1万2千人強が日本人ランナーでした。

初めてのフルマラソンにホノルルマラソンを選ばれる方が多い理由もうなずけますね!

ホノルルマラソン

Tom Pennington/Getty Images for HONOLULU MARATHON

昨年からスターとした、マラソンレース前日に開催される1マイル1.6キロを走る「メリーマイル」というカテゴリーも人気です。

完走者全員にメダルがもらえ、ゴール前のビーチではローカルミュージシャンによるコンサート、またフルーツやジュースなどヘルシーな軽食もあります。

その反面「世界記録が決して出ないコース」といわれることも

「世界一の市民マラソン」が、ついに来週開催されます

参加のしやすいホノルルマラソンですが、その反面、世界記録が出ないコースとも呼ばれています。

マラソンをするにしては高温、また風の強い気候。また、アップダウンの激しい土地であることもあいまって、世界記録は出づらいようです。

「マラソンを楽しむこと」に特化した、他にないユニークなマラソン大会と言えるでしょう。

2017年のホノルルマラソンは……?

毎年12月の第2週に行われているホノルルマラソン。今年の開催も目前。2017年度は12月10日(日)現地時間の午前5時スタートです。

今年は公式應援團(応援団)である、「氣志團」の綾小路翔さんがフルマラソンに初挑戦します。

その他にもフィギュアスケーターの浅田真央さんなど、有名なタレントさんも参加を表明しています。

「世界一の市民マラソン」また「ジョガー(ジョギングをする人)の祭典」とも呼ばれるホノルルマラソン。

一般の方もそうでない方も、等しく楽しいイベントになることでしょう!

参考記事:
http://www.honolulumarathon.jp/
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%8E%E3%83%AB%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%BD%E3%83%B3
http://www.sankeibiz.jp/business/news/171012/prl1710121112058-n1.htm