ハワイに行ったらステーキやハンバーガーなどを食べる機会が多くなると思いますが、時にはハワイの伝統料理も食べてみてはいかがでしょうか。
今回は「ハワイ伝統料理のお店」や、「ローカル料理が味わえるハワイアンレストラン」などをご紹介します。
Contents
ハワイ伝統料理やローカル料理が味わえるお店
ハワイの伝統料理やローカル料理といっても、どんなメニューがあるのかいまひとつ想像できない方もいるのではないでしょうか?
ここでは代表的なハワイの伝統料理を紹介すると共に、おすすめのハワイアンレストランも併せてご紹介します。
1.ハイウェイ・イン
1947年創業ハワイアン&ローカルフードの老舗「ハイウェイ・イン」。
店内はグリーンとホワイトを基調として木製の家具に囲まれていて、落ち着きがあります。そんな「ハイウェイ・イン」では多くの、伝統料理が楽しむことができます。
オススメのメニューは“ラウラウ”です。ラウラウとはタロイモとティの葉でお肉やお魚を包んで蒸し焼きにした料理。ひとつひとつ料理人が手作りしているこだわりの一品です。
ポケ(ポキ)丼は、マグロやカツオを1口大に切って味付けしたものをご飯の上に乗せる料理です。「ハイウェイ・イン」の味付けは日本人好みなのでぜひ試してみてください。
また“カルアピッグ・スライダー”はカルアピッグをミニサイズのバンズに挟んだ料理です。カルアピッグのうまみがバンズに染み込み、ジャンキーな旨さがクセになりそうな一品。
セットのフライドポテトと共にぜひ召し上がってください。
ハイウェイ・イン
住所:680 Ala Moana Blvd #105, Honolulu, HI 96813 アメリカ合衆国
営業時間:月曜〜木曜 8:30〜20:30
金曜〜土曜 8:30〜21:00
日曜 9:00〜14:30
定休日:なし
2.ザ・ウィローズ
ハワイの伝統料理をビュッフェスタイルで楽しめるお店「ザ・ウィローズ」。お店にはたくさんの緑と池が広がり、居心地が良い空間で食事を楽しむことができます。
マグロのポケ・タコのポケ・ポイ・カルアピッグ・ラウラウといったハワイ伝統料理が一度に食べられるお店として、現地の方はもちろん観光客の方も多く訪れます。
ポケの味付けは多種多様。その中でもとくにおすすめなのはスパイシー(味)です。適度な辛さが食欲を引き立てついつい食べ過ぎてしまう、なんてことも。
伝統料理のほかにはローストビーフ・カニ・ちらし寿司・サラダ・デザートなどが充実しています。
うまみの詰まった肉汁あふれるローストビーフは、目の前でカットしてもらうこともできます。できたてのおいしさをそのままに楽しんでください。
また、茹でた大きなカニも魅力的なので、ぜひこちらも挑戦してみてください。
ザ・ウィローズ
住所:901 Hausten St, Honolulu, HI 96826 アメリカ合衆国
営業時間:ランチ
月曜〜金曜 11:00〜14:00
土曜・日曜 10:00〜14:00
ディナー
月曜〜金曜 17:30〜21:00
土曜・日曜 17:00〜21:00
定休日:なし
3.ヘレナズ・ハワイアンフーズ
1946年創業の老舗レストラン「ヘレナズ・ハワイアンフーズ」。
アメリカ本土のダイナー100選やB級グルメ賞を何度も受賞するなど、味に定評があるお店です。
カルアピッグ・ロミロミサーモン・ポケなどの定番メニューのおいしさは格別で、こだわりが詰まっています。
「ヘレナズ・ハワイアンフーズ」でのオススメのメニューは、“ピピカウラ”という塩漬けして乾燥させたビーフ。一度乾燥させていることでビーフのうまみがぎゅっと凝縮し、噛めば噛むほど味が染み出します。
ビールとの相性もバッチリなので、お酒が好きな方にもぜひ食べていただきたいです。
そのほかにはーフシチューも人気があります。お肉がゴロゴロとして、なおかつコクがあるこのビーフシチューは、地元の方々からも根強い人気があります。
ヘレナズ・ハワイアンフーズ
住所:1240 N School St, Honolulu, HI 96817 アメリカ合衆国
営業時間:火曜〜金曜 10:00〜19:30
定休日:日曜〜月曜
4.ハイリズ・ハワイアンフーズ
ワイキキで本格伝統料理が味わえる人気のお店、「ハイリズ・ハワイアンフーズ」。
現地の方向けの大衆食堂のような存在で、ひとつひとつの料理の値段がリーズナブルなことが特徴です。
「ハイリズ・ハワイアンフーズ」のラウラウはおよそ6時間もかけてじっくりと仕上げており、肉や魚は口に入れた瞬間ホロホロとほどけていきます。
“チキン・ロングライス”はショウガ風味のチキンスープに春雨のような細い麺が入った麺料理です。あっさりとしていて食べやすく、特に女性に好まれています。
また、“パテレ”という熟していない緑色のつぶしたバナナと、お肉とオリーブオイルを混ぜたものを合わせて蒸し焼きにする料理もオススメです。
そのほかにはカルアピッグ・ロミロミサーモン・ポイなどの定番料理も揃います。ローカルに人気でなかなかお目にかかれない料理も食べられるお店です。
ハイリズ・ハワイアンフーズ
住所:760 Palani Ave, Honolulu, HI 96816 アメリカ合衆国
営業時間:火曜〜土曜 10:00〜19:00
日曜 10:00〜14:00
定休日:月曜日
5.アラモアナ・ポイ・ボウル
アラモアナセンター内フードコートにあるお店「アラモアナ・ポイ・ボウル」。
メニューは店内にありますが、どれを頼んだら良いか迷ったときには店内に置かれたパネルを見てください。メニューと一緒に実物の写真が掲載されているので、確認しながら選ぶことができます。
「アラモアナ・ポイ・ボウル」では、プレートランチ形式で料理を注文することができます。
おすすめは“ハワイアンスペシャル”。カルアピッグ・ロミロミサーモン・ハウピアの3種類がのった欲張りなプレートです。
カルアピッグは豚肉を蒸し焼きにして味を付けた料理で、ロミロミサーモンは生サーモン・玉ねぎ・トマトをレモンやお酢で味付けした料理です。
またハウピアはココナッツゼリーのようなデザートです。
主食には白米か、ポイと呼ばれるタロイモをつぶしてペースト状にしたものをお好みで選べます。
そのほかには、カレーやシチューなどお馴染みのメニューもあるので、もしローカルフードが口に合わなかったとしても安心して食事を楽しむことができます。
アラモアナ・ポイ・ボウル
住所:1450 Ala Moana Blvd #1160E, Honolulu, HI 96814 アメリカ合衆国
営業時間:月曜〜土曜 9:30〜21:00
日曜 10:00〜19:00
定休日:なし
6.オノ・シーフード
ワイキキから近くのカパフル通りにお店を構える「オノ・シーフード」。
シーフードのお店ということが一目でわかるよう、淡いグリーンの壁にはタコのウォールアートが描かれています。
メニューはとてもシンプルで、マグロとタコのポケの2種類です。味付けは、しょうゆ・みそ・スパイシーハワイ・わさびの4種類から選べます。
一度にたくさんの味を楽しみたい方は“ポケボウルコンボ”を注文してみてください。4種類の味付けの中から2つの味を楽しむことができる魅力的なメニューです。
ポケだけを扱っているお店なのでどれを選んでもおいしく食べることができます。
オノ・シーフード
住所:747 Kapahulu Ave, Honolulu, HI 96816 アメリカ合衆国
営業時間:月曜・水曜〜土曜 9:00〜18:00
日曜 10:00〜15:00
定休日:火曜日
7.フレッシュ・キャッチ
ブルーの壁にタコの看板が目印のお店「フレッシュ・キャッチ」。現地の方が大半を占め、観光客は少ない穴場のお店です。
店内に入ると大きなショーケースがあり、さまざまに味付けされたポケがあるので選ぶのに迷ってしまいそうです。
定番はしょうゆ味のポケですが、オススメはサーモンとマヨネーズを組み合わせたポケです。
サーモンとマヨネーズの組み合わせは日本人にも馴染み深く、現地の方も好んで注文することが多いメニューです。
お惣菜も多く、ホタテとショウガ、コリアンダーを合えたアジアンテイストなマリネや海鮮サラダなども提供しています。お惣菜は、そのままではもちろんのこと、ポケとあわせて食べても相性ぴったりです。
フレッシュ・キャッチ
住所:3125 Waialae Ave, Honolulu, HI 96816 アメリカ合衆国
営業時間:月曜〜土曜 10:00〜19:30
日曜 10:00〜17:00
定休日:なし
8.ザ・オールド・サイミン・ハウス
ホノルルからは少し離れてしまいますが、現地の方から人気の高いのが「ザ・オールド・サイミン・ハウス」です。
昔ながらの変わらない伝統的な料理“サイミン”が食べられると、ハワイの人々に広く愛されています。
※サイミンとは沖縄のソーキそばに似た麺料理で、エビの濃い出汁からでる芳醇な味わいが特徴です。
サイミン自体はとてもあっさりとしているので、もう少しボリュームが欲しいと感じたときはBBQスティック(お肉の串焼き)を一緒に注文してみてください。
また値段がどれも非常にリーズナブルなので、気軽に立ち寄ることができるお店でもあります。
ザ・オールド・サイミン・ハウス
住所::1311 N King St # 2, Honolulu, HI 96817 アメリカ合衆国
営業時間:ランチ
火曜〜土曜 11:00:14:00
ディナー
火曜〜木曜 17:00〜22:00
金曜・土曜 18:00〜23:00
定休日:月曜・日曜
9.ビッグ・シティ・ダイナー
ハワイのローカルフードといえば、ロコモコも有名です。
ロコモコを食べるなら、2016年のハワイ・ベスト・オブ・レストラン賞を獲得した人気店「ビッグ・シティ・ダイナー」訪れましょう!
ビッグ・シティ・ダイナーのロコモコは、肉汁あふれるハンバーグの上に、半熟の目玉焼きと特性グレイビーソースがかかった王道の一品。
本場のロコモコを食べたい気持ちが満たされることでしょう。またロコモコ以外のメニューも充実しています。
ハンバーグやステーキ、パンケーキなどの定番メニューなども取り揃えています。リーズナブルに楽しめるのも嬉しいポイント。
ビッグ・シティ・ダイナー(Big City Diner)
住所:1060 Auahi St #4, Honolulu, HI 96814
営業時間:日曜〜木曜7:00〜22:00、金曜・土曜7:00〜0:00
10.ジョバンニ
ローカルグルメといえばガーリックシュリンプも外せません。
ハワイのB級グルメとして注目を集めているガーリックシュリンプは、エビをガーリックバターで炒めるシンプルな一皿です。
ハワイではワゴンで販売されることが一般的なB級グルメ。中でもおすすめは「ジョバンニ」というワゴン(屋台)です。
エビとライスだけのシンプルな盛り付けのジョバンニは、味に自身があるからこその盛り付け。
定番の味だけでなくスパイシー味なども用意されているので、何度訪れても楽しめるお店です。
ジョバンニ(Giovanni’s Shrimp Truck)
住所:66-472 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
営業時間:10:30~17:00
ローカルなレストランも良いけれど……。
ここまでローカルなお店にフォーカスして紹介してきました。
ただ、せっかくのハワイ。オシャレな“リゾート飯”を食べたいところですよね。
ここではハワイの数あるレストランの中でも、特にオシャレで豪華なお店にフォーカスしてレストランをご紹介します。
ハウス ウィズアウト ア キー(House Without A Key)
ハワイの高級ホテルといえば、「ハレクラニ」ホテルです。
このハレクラニホテルの1階に店を構えるのが「ハウス ウィズアウト ア キー」。鍵のないお家です。
ホテル同様にハワイ屈指のレストランといえます。ワイキキビーチが見渡せる立地も、料理の質も、いずれも超一流です。
また、毎晩フラのショーが行われ、ディナーとともに楽しむことができます。
まさにリゾートの食事。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
スカイ ワイキキ(Sky Waikiki)
眺めの良いレストランもご紹介させてください。
ルーフトップ(屋上)での食事を楽しめるレストランはいくつもありますが、とくにおすすめなのが「スカイ ワイキキ」です。
ビルの19階にあるこのレストランは、オアフ島のレストランの中でも指折りの景色を楽しむことができます。
夕方から夜にかけての景色は特に一見の価値ありです。対応が水平線に沈み、ワイキキの街がオレンジ色に染まるさまは圧巻。
パートナーやカップル同士で訪れれば、ロマンチックなムードになること請け合いです!
フィフティースリー バイ ザ シー(53 by the sea)
ウエディング施設内のレストランである「フィフティースリー バイ ザ シー」は、ウエディング施設ならではの上質な空間を提供しています。
ダイヤモンドヘッドとワイキキの海を一望できる立地は、レストランとしては贅沢すぎるほど。
ちなみに、店名にある5と3にはそれぞれ意味があります。
5には五感で料理を楽しんでほしいという想いが、また、調味料の基本である”さ・し・す・せ・そ”を味わってほしいという願いが込められています。
3にはサービスの基本”しつらい・もてなし・ふるまい”が、またお店の魅力である”Sea(海)・Sky(空)・Land(陸)”という意味があるのだとか。
ウエディング施設ならではの、サービスの質に対するこだわりが感じられます。
◆
……いくつか厳選してハワイのレストランを紹介しましたが、まだまだ紹介したいお店は尽きません。
ということで、オシャレなレストランについては以下の別記事にまとめました。
滞在期間中ローカルフードだけを食べるというのは稀だと思います。レストランを探す際には、ぜひこちらの記事を参考にしてもらえればと思います!
まとめ
以上ハワイの伝統料理、ローカル料理を紹介しました。
名所やアクティビティで感じるハワイも素晴らしいですが、食から感じるハワイの歴史や文化もぜひ体験してみてください。