ハワイはオアフ島で行われる世界一の市民マラソンといえば、「JALホノルルマラソン」です。
ハワイで行われるイベントの中でも最大の参加者数を誇り、日本からの観光ランナーも多いお祭りのようなイベント。
このJALホノルルマラソンに合わせてハワイ旅行を計画される方も多く、今後、そういう方々はますます増えていくことでしょう!
ただし、ここで懸念されるのが「費用」の問題です。
JALホノルルマラソンに参加したいと思った方が真っ先に気になるポイントが、この「いくらくらいかかるのか?」という点でしょう。
今回の記事では、この問題をまるっと解決します。
エントリー費用などを含めた予算感について、詳しく解説していきます。
Contents
1.JALホノルルマラソンの概要
予算感を見ていく前に、まずはJALホノルルマラソンの概要について簡単にご紹介していきます。
JALホノルルマラソンは、ハワイのオアフ島で行われるマラソン大会。距離はもちろん42.195kmのフルマラソンです。
開催日は毎年12月の第2日曜日と定められています。
2018年が12月9日。2019年が12月8日、2020年が12月13日と、予め日時が分かっているので、先の予定が立てやすいようになっています。
また、この大会の特徴の一つに、年齢が7歳以上の方であれば誰もが参加できるという資格の広さがあります。
ただし、20歳未満の方は保護者の署名が必須になります。さらに、14歳までの参加者には、レース中に保護者が一緒に行動しなければなりません。
2.JALホノルルマラソンに必要な費用は5種類
JALホノルルマラソンに必要な費用は、大きく分けて以下の5種類になります。
- エントリー料金
- ESTA
- 渡航費(飛行機代)
- 宿泊費(ホテル代)
- その他
一つひとつ確認していきます。
2-1.エントリー料金
まず必要になるのは、JALホノルルマラソンのエントリー費用です。エントリー料は申し込み時期によって異なります。
アーリーエントリー、第1期、第2期、現地受付と分かれていて、それぞれエントリー料金が異なります。
上記表の方の通り、最も早いアーリーエントリーで20,000円。その他の期間では、27,000円〜約36,000円($340)と開きがあります。
上記の表は2017年のエントリー料ですが、2018年以降も大きく変わることはないかと思います。
2018年の大会エントリーは4月8日(日)午前6時からスタートします。
参加が確定している方は、ぜひエントリー開始とともに公式サイトより申し込むことをおすすめします。
2-2.ESTA
ESTA(エスタ)とは、アメリカで義務付けられているビザの免除プログラムのことを指します。
ハワイ旅行では、ビザを申請する代わりに、このESTAを取得する必要があります。なお、このESTAは申請から2年間有効です。
日本語対応の申請代行サービスを利用すれば、申請は簡単です。オンライン上で申請を行い、承認を待つというシンプルな方法です。
ESTA(エスタ)申請サイト:https://esta-center.com/
申請料金は6,700円ほど。クレジットカード支払いのみです。
米国国土安全保障省申請料($14) + 申請代行サービス料 = 6,700円 (税込込7,236円)
引用元:https://esta-center.com/
なお、本国の申し込みサイトから申し込めば申請料の$14のみで申請が可能です。英語力に自身がある方は、こちらからお申込みいただくことをおすすめします。
▼OFFICIAL ESTA APPLICATION
https://esta.cbp.dhs.gov/esta/esta.html
2-3.渡航費(飛行機代)
ハワイに渡るとなると、当然飛行機での移動が必須となり、飛行機代が発生します。
時期や航空会社によって金額は前後しますが、ホノルルマラソンの時期(12/7〜10)は往復でおよそ10-15万円ほどが相場です。
※ホノルルマラソン期間中は料金が高くなっています。大会当日日曜日じゅうに日本へ帰る便はやや安価な傾向にあるため、早めに到着して、大会当日に帰るのもひとつの手でしょう。
なお、上記金額はベーシックなエコノミークラスの料金ですのです。ビジネスクラスやファーストクラスになると、当然金額も跳ね上がります。
2-4.宿泊費(ホテル代)
現地での宿泊費も考える必要があります。ここはある程度金額の調整が利き、節約できるところでもあり、また贅沢できるところでもあります。
価格帯としては、1泊1万円程度のホテルから10万円近くになるホテルまでさまざまです。
一泊ですとそこまで差は無いですが、連泊が基本となるので、その分の費用が必要となります。
JALホノルルマラソンは関連イベントも含めると最長で5日間に渡って行われます。宿泊数を考えると、ホテル代としても10万円ほどは確保しておいて良いかと思います。
※ただし、ホテル代は1室の料金であることが多いです。同じ部屋に2人で宿泊すれば料金はもちろん半分になるため、1人でのご旅行でない場合は、そちらも考慮することができるでしょう。
2-5.その他
最後に、その他の諸経費も必要になります。例えば以下などです。
- 海外旅行保険
- オプショナルツアー費
- 食事代
- 交通費
- お買い物(お土産)費、などなど
ここは節制できるところではありますが、せっかくのハワイ旅行なので、そこまで倹約しながら過ごすのももったいないかもしれません。
それぞれの内訳については、費用についてまとめた以下の記事でより詳しく詳細しています。
結論から言えば、上記諸経費は最低でも5万円ほど用意するべきかと思います。
だだし、上記の金額は諸々の経費を節約した場合になります。例えば、食事代は1日$30~$50はかかります。(安く見積もってもランチ$10、ディナー$20チップ込み)
内容にもよりますがオプショナルツアーは$60~$300。そのほか、レンタカーを利用したり、美術館などの施設を訪れると、当然その分の料金が必要になります。
どれだけ他のオプションを利用するかにかかってくる点はご承知おきください。
◆
ここまでの内容をまとめると、4泊のプランで1人あたり最低でもで25万円弱の費用が必要であることがわかります。
- エントリー料金:20,000円〜
- ESTA:$14〜
- 渡航費(飛行機代):10,000円〜
- 宿泊費(ホテル代):10,000円〜
- その他:50,000円〜
3.「ツアー」か「個人手配」かの選択ができる
JALホノルルマラソンは、その名の通りJAL(日本航空)が協賛に入っているイベントです。
そのため、JALを中心にさまざまな旅行代理店がツアーを組み、シーズンになると販売が始まります。
では、ツアーを利用した旅行と、個人手配の旅行では、どちらが優れているのでしょうか?
ツアーでの旅行のメリットと予算感
ツアーのメリットは安心のサポート
宿泊先や飛行機代など、諸々パッケージで販売してくれるツアーはとにかく準備が楽。
また、ツアーに参加すると、コーチ陣による国内・現地でサポートなどもある所が多いです。
空港からホテル、また、ホテルから当日の会場までの送迎や、プランによってはトレーニングやマッサージのサービスまで。
初めてのハワイや、初めてのJALホノルルマラソンでは、大いに恩恵を受けることができるでしょう。
ツアーの予算感は35万円前後
大手旅行代理店H.I.S.の2017年のツアーを料金を見てみましょう。
こちらのホテルでは、最低で4泊したとして、274,000円が必要になります。
このツアーには、大会へのエントリー料は含まれていません。さらに交通費や食事代などの諸経費も算入するため、35万円前後になるでしょう。
また、JTBの2016年のツアー代金は以下の通りでした。
ランクによって代金は変動しますが、約23〜28万円の間に収まっています。
こちらも、諸経費を考えると、30万円〜35万円ほどになると考えられます。
個人手配での旅行のメリットと予算感
個人手配のメリットは、なんといっても値段!
ツアーとは対象的に、航空券やホテルを自分で調べて予約する個人手配。ツアーに比べると当然やることが増えて大変になります。
その代わり、金額はぐっと抑えることができ、かつ、より自由なプランを組むことができます。
ハワイに何度か訪れたことがある方、どうしても低コストで訪れたい方は個人手配で旅行をするのも考えられる選択肢です。
個人手配の予算感は25万円前後
先ほど「2.JALホノルルマラソンに必要な費用は5種類」でご紹介した最低金額がは個人手配の場合になります。
つまり、個人手配であれば、25万円弱という金額感でJALホノルルマラソンに参加する旅行を行うことができるのです。
ツアーの代金が30〜35万円ほどでしたので、比較すると、5万円〜10万円ほどの差が出ることになります。
4.ツアーの比較とおすすめプラン
各旅行会社がツアー発売後に更新していきます!
2018年、4月更新予定です。お楽しみに!
5.まとめ
JALホノルルマラソンに参加するためのハワイ旅行は、1人あたり、約20〜30万円ほど必要になります。
そして、初めての旅行ではツアーを利用したほうが安心です。または、常連の方は個人手配で節約をするべき、ということが分かりました。
ただし、上記金額は、ツアーのサービスやホテルのグレードによってはこの限りではありません。一つの目安として参考にしていただければと思います。
JALホノルルマラソンでは、現地でしか味わえないマラソンの空気があります。
費用に悩まれるところではあるかと思いますが、興味がある方は、ぜひ参加を検討してみてください!