今年で19回目となるホノルルトライアスロンが、5月21日日曜日に無事開催されました。
5月から日本もアメリカもワクチン接種証明などの制限が一切なくなり、1100名を超えるエントリーでたくさんのアスリートがハワイに来ました。
日本からも約300名が参加。快晴の中、大変盛り上がりました。
ホノルルトライアスロンは、トップアスリートだけでなく初心者にもまずトライアスロンというスポーツを知ってもらうのによい大会です。
オリンピックディスタンス(スイム1500m、バイク40k、ラン10k)だけでなく、スプリントディスタンス(スイム750m、バイク20k、ラン5k)という短い距離もあり、しかもスプリントを3人で完走するリレーもあります。
レースコースも地元ファミリーに愛されるアラモアナビーチパークで波もほどんどなく、バイクもランもほぼフラットなので皆笑顔でお互いを励ましあいながら参加できる大人の運動会のような雰囲気です。
あくまで個人的な意見ですが、フルマラソンは42k脚力を使って走るので練習不足だとかなりダメージが残りますが、3種目のトライアスロンは、種目が変わる=使う筋肉が変わるので、それぞれの筋肉に負担が少なく、種目が変わるので精神的にも飽きずに楽しめるスポーツだと思います。
だからフィニッシュしたあと足を引きずる選手を見ることがありません。(あくまでライターの個人的見解です)
さて今年のレースですが、日本から競泳金メダリストの萩野公介さんが参加してくれました。
初めてのトライアスロンということでしたが、さすが競泳世界NO1だった萩野選手のスイム(1500m)は、全選手のなかで一番早い20分35秒で、しかもラン(10k)も42分36秒という驚異的なスピードはさすが世界のアスリートなんだなと皆をびっくりさせていました。
しかもスイムは慣れないオープンウォーターで、かなり蛇行していてそのタイムなので驚きです。
オリンピックディスタンス、スプリントディスタンスだけでなく、7-10歳のキッズレースもとても盛り上がりました。
ペース配分を知らない子供たちのダッシュは大人顔負けでそれそれのペースで頑張る姿はとても心にしみます。
キッズ、ユース世代は、これからのトライアスロン選手に育つよう大会としても応援しているとのこと。
そしてフィニッシュエリアではスポンサーテントでマッサージやシェイブアイス、ドリンクサービスなどがありノリノリDJの音楽を聴きながら、お互いの健闘を称えあっていました。
トライアスロンは人と競い合うというより一緒に走る仲間と同じ目標に向かって励ましあいながら楽しめるスポーツです。
もちろんタイムは大切ですが、まずは自分のペースで楽しむことから始めてみるのもおススメです。
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「来年はより多くレンタルできるように頑張りますが、間際でなく早めに申し込んでくださいね!」と担当の方がおっしゃっていました。
来年は記念すべき20周年大会とのことで、主催者も新しい企画をたくさん考えているとのこと。みなさんも参加してくださいね! Happy runnning!!
ホノルルトライアスロン日本語公式ウェブサイトはこちら