最近はかなりメジャーになってきたハワイでの結婚式。
結婚式に憧れを持つ女性ならきっと一度は夢見た経験があるのではないでしょうか。
特にハワイでの挙式は芸能人にも人気があるため、その様子をブログなどで見て憧れが強い方も多いです。
しかし、憧れの一方で海外で挙げる結婚式は高いというイメージがあったり準備が大変そうというイメージが付きものですよね。
そこで実際のところはどうなのか? ハワイでの挙式を検討中の方は必ず知っておくべき情報をまとめてご紹介します。
ハワイでの結婚式は人気の高まりとともに旅行会社と結婚式場がプランを企画し、思っているよりもずっと簡単に行うことができるのです。
結婚を控えている方は難しいと諦めず、この記事で前向きに検討してみてくださいね。
Contents
1.ハワイで結婚式を挙げるための4つの手順
ハワイでの挙式だなんて準備は難しそう、複雑そう、そんな風に思ってはいませんか?
実は挙式までの流れは日本とほとんど同じです。流れは大別して、以下の4ステップになります。
- 日程や会場を決める(6ヶ月〜3ヶ月前)
- 招待客を決める(6ヶ月〜3ヶ月前)
- 式の内容を決める(3ヶ月〜1ヶ月前)
- ハワイでの時間を楽しむ準備をする(1ヶ月前〜1週間前)
上記の流れについて、一つひとつ詳しく見ていきましょう。
1.日程や会場を決める(6ヶ月〜3ヶ月前)
まず初めに行うのは挙式を行う会場や手配会社を決めるといった「結婚式を行う」ための大枠の準備です。
主に行うことは以下の3つです。
- 挙式を行う会場を決める
- 日程を決める
- 手配会社を決める
これらを挙式の半年前くらいから始められると挙式当日まで余裕を持った行動ができるようになります。
挙式を行う会場を決める
ハワイでの挙式の場合、ハワイ島以外にも観光スポットの定番オアフ島や景色の美しいカウアイ島など、まずはどの島で挙式を行うかを決めていきます。
それぞれの島の特徴を知り、素敵な会場を見つけるのもハワイ挙式の楽しみの一つです。
日程を決める
宿泊が1泊増えるだけでも大きく価格が変動してしまう海外ウェディング。
特にリーズナブルな挙式を考えている方にとっては大切なポイントですよね。
何泊するのか、また気候などの気になる事柄もあわせてチェックしておくことがおすすめです。
手配会社を決める
最後に、挙式までの舵取りを担当してもらう手配会社を決めます。
ハワイで挙式を行う場合は基本的に式のみを担当する「プロデュース会社」か、渡航もまとめて手配をする「旅行代理店」のどちらかに依頼をするのが一般的です。
全てを取りまとめてくれる旅行代理店を選ぶ人が多いようですが、プロデュース会社のみでしか実施できないプランなどもあるため、どういった挙式を行いたいのかによって選ぶことが大切です。
2.招待客を決める(6ヶ月〜3ヶ月前)
次に決めることは、式に招待するゲストです。この点は日本ともあまり大きく変わりはありません。
- 招待するゲストを決める
- ゲストの招待状を準備して連絡をする
上記2つを行います。
招待するゲストを決める
国内での挙式とは違い海外の場合は遠方なため、時間や費用などに注意して招待しなくてはなりません。
ゲストを大勢招待してパーティーのように行うのか、親族もしくはふたりだけで行うのか、家族やパートナーとよく相談をして決定しましょう。
ゲストの招待状を準備して連絡をする
国内の場合は招待状を送ることで正式な招待となりますが、海外の場合は先にゲストの予定を確保することから始まります。
まずは電話やメッセージなどで極力早いタイミングで招待の意向を伝えるようにしましょう。
また、必要な場合はゲストの飛行機やホテルなどの手配も同時に進めていきます。
3.式の内容を決める(3ヶ月〜1ヶ月前)
ここから本格的に挙式の内容を決めていきます。ここで決める内容が式の中で最も重要な部分になります。
- ウェディングドレスを決める
- 式の演出やオプションを決める
大まかに分けると、上記のことを行います。
ウェディングドレスを決める
女性にとっては最重要といっても過言ではないドレス選び。
さまざまなドレスを試着し、これだというものを選定していきますが、日本サイズのものが現地ではあまり多くない場合も。
気に入った柄などがある場合は日本からハワイへ持っていく方法も一つの手です。
式の演出やオプションを決める
ベースとなる挙式プランをもとに、さらに演出やオプションを付ける場合はこのタイミングで。
楽器の生演奏などパフォーマンスを加えたり、挙式前のリハーサルメイクやリムジンでの送迎など、会場によって多種多様なオプションがあります。
4.ハワイでの時間を楽しむ準備をする(1ヶ月前〜1週間前)
最後は、ハワイ旅行を楽しむための準備です。
何泊かする場合は、挙式以外にも観光の時間が取れるので、その楽しみ方も検討しましょう。
例えば、以下のことなどを準備しておくと良いでしょう。
- ツアーやレストランなどを手配をする
- ブライダルネイルやエステは日本で準備を
ツアーやレストランなどを手配をする
ゲストを招待する場合は、式の前後にみんなでハワイ観光ができる素敵な機会です。
ハワイの魅力を堪能して思い出に残る旅にしましょう。
海を楽しむことのできるオプショナルツアーや、話題のレストランなど、予約が必要なものは早めにピックアップをして予約をしておくことをおすすめします。
ブライダルネイルやエステは日本で準備を
ネイルやエステは、現地に着いてからと思うものですが、到着してから挙式が始まるまでは思いの外せわしなく過ぎ去ります。
今はネット予約ができる店舗も多いので、日本で渡航前に行うことで、心に余裕を持てるのです。
また、時間やサービス内容の変更などがあった場合にも日本(人経営)のサロンであれば迅速に対応してくれることが多いです。
2.ハワイ挙式の予算はおよそ300万円
一般的に、国内挙式よりも海外挙式の方がリーズナブルと言われています。
一体どのくらいの費用がかかるのか、項目ごとに見ていきましょう。
挙式代の相場は200万円
一番の出費は挙式の費用。主に「式場代」「リムジン送迎」「衣装代」「ヘア&メイク代」「フラワーブーケ代」「写真撮影代」「二次会代」などが含まれています。
写真撮影やリムジン送迎などは、オプションに含まれていることも多いため、必ずしもかかる費用というわけではありませんが、充実した挙式を行うとするとこれらが必要になります。
そして、これらの大体の相場は挙式のみでおおよそ60〜150万円、挙式後のパーティーを行うとすると人数で変動はしますが200万円ほどといわれています。
日本での挙式の平均額が300万円といわれていますから、海外挙式費用だけ見ると、ハワイでの挙式がそこまで高いとはいい切れないのです。
旅行代は100万円程度
海外挙式の場合はハネムーンを兼ねていることも特徴のひとつとして挙げられます。
そこでふたりの旅行代も加味する必要があります。
ハワイ旅行では、まず旅費(ホテル代や渡航費)などで50〜80万円ほどが必要になります。
そして、それだけではなくお土産代や現地での食費などもかかるので、およそ20〜30万円ほど見積もっておくと安心でしょう。
こうして見ると、ハネムーンでは100万円ほど必要になる場合もあると考えられますが、挙式と合わせて約300万円、国内で挙式を行うよりもリーズナブルといわれている理由も納得できますね!
※ただし、参列者の交通費を負担したり、ウエディングのプランのランクを上げていくと当然値段も跳ね上がりますので、ご注意ください。
3.ハワイ挙式、おすすめの季節は「5月と7月」
これから挙式を準備するにあたっての知っておきたいポイントを解説します。
まず、おすすめの季節からみていきましょう。
ハワイアンウェディングの人気シーズンは、6月と10月。
このふたつは半年以上は余裕をみないと予約を取ることが難しく、日本人に大人気の時期です。
そこでおすすめなのが、5月中旬〜下旬・7月上旬〜中旬のふたつの時期。
人気の季節に近いので天気などに恵まれ、さらに6月や10月よりもお得に結婚式を行うことができます。
おすすめできない季節は12月〜2月。
この時期のハワイは雨季に入るため、スコールに見舞われる可能性が高いです。
また、12月はホノルルマラソンが開催されるため全体的に旅費も割高になりやすい季節です。
◆
ハワイの気候や天気については以下の記事でより詳しく紹介しています。
現地で使える天気予報サイトや、ハワイ特有の天気の注意点などもご紹介しています。ぜひ一度目を通しておいてください。
4.式場選びのキーワードは「チャーチとチャペル」
式場は芸能人御用達の有名ホテルから、知る人ぞ知る隠れ家的会場など多岐にわたります。
自分の理想の結婚式に近づけるための式場の選び方をみていきましょう。
まず、式場を選ぶ際に気をつけたいことが「チャーチとチャペルのどちらか」ということ。
一般的に想像する教会での結婚式であればチャーチである場合が多いですが、こちらはキリスト教の礼拝を行うための建造物であるため、立地が街中であることも多いです。
海に近い場所ではないことが多いため、海の見える場所や水辺での挙式を希望するという方にはあまりおすすめできません。
しかし、海などのロケーションにはこだわらない、または歴史のある建物で式を行いたいという方にはチャーチがおすすめです。
一方、チャペルは結婚式や催事を行うことを主目的にした、いわば商業的な目的の教会ともいえます。
そのため、ロケーションを意識する場合にはおすすめですが、管理会社の運営や管轄の方法によってはプランなどに融通が効かない場合もあるので注意も必要です。
どんな結婚式にしたいのかを決めた上で式場を選部ことで後悔のない選択ができますよ。
おすすめのチャペルをご紹介
ではここで、おすすめの結婚式場についてご紹介します。
ここではロケーションが素晴らしいチャペルを中心にいくつかご紹介できればと思います。
チャペルごとの特徴とあわせてご覧ください。
1.The Terrace By The Sea(ザ テラス バイ ザ シー)
ワイキキから少し離れたおしゃれな街、カカアコにあるのが「ザ テラス バイ ザ シー」です。
カカアコでは「ウォールアート」と呼ばれる壁面へのグラフィティが盛んで、いわゆるフォトジェニックな観光地として人気を博しています。
そんなザ テラス バイ ザ シーは、景色の美しさに定評があるチャペルです。
チャペルから望むことができる広大な海。そしてその奥に雄大なダイヤモンドヘッド。
一生に一度の結婚式を最高の思い出にしてくれることでしょう。
ザ・テラス バイ・ザ・シー
住所:53 Ahui St, Honolulu, HI 96813
2.THE MOANA CHAPEL(ザ モアナチャペル)
美しい景色が人気のホテル「モアナ サーフライダー ウェスティン リゾート&スパ」内にあるチャペルが「ザ モアナ チャペル」です。
白を基調としたオーシャンフロントのチャペルは、花嫁の憧れを詰め込んだような内装。
開け放たれたチャペルからは、青のグラデーションが美しいワイキキビーチを望むことができます。
ホテルに併設されている施設のため、当日ばたばたせず、安心して式を行うことができるでしょう。
ハネムーンを兼ねた結婚式にもおすすめです。
ザ・モアナチャペル
住所:2365 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
3.THE MAKANA CHAPEL(ザ マカナチャペル)
ウエディングドレスが映える純白の式場が「ザ マカナチャペル」です。
半円型に広がる参列者用の座席、その中心には新郎新婦が永遠の愛を誓う祭壇が設けられています。
ワイキキの空と海を眺めながらの挙式はマカナチャペルならでは。
人気の「シェラトン ワイキキ ホテル」内に併設されています。
挙式からパーティまで幅広いプランがあり、希望通りの結婚式を行うことができるでしょう。
シェラトン・ワイキキ・ザ・マカナチャペル
住所:2nd Floor, 2255 Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
◆
ここで紹介しきれなかったチャペルに関しては、以下のページで詳しく特集しています。
チャペルの地図も掲載していますので、海までの景色を想像しながらご覧いただければと思います!
5.ハネムーンで気になるポイントをまとめて解説
ハワイのハネムーンといえば、女性なら多くの方が憧れを抱くものではないでしょうか?
結婚式そのものはもちろんですが、ハネムーンの間に宿泊するホテルやレストランなど、決めることも考えることもたくさんあるため悩みや疑問がたくさん出てきてしまいますよね。
初めの章でもご紹介した通り、予算や季節は多くの方が悩んでしまうポイント。
さらには、日程についても悩むという方は多いのではないでしょうか?
日程に関して決まりはありませんが、多くの方がハワイ旅行では「4泊6日」か「5泊7日」を選択します。
3泊ではあっという間に過ぎてしまって楽しみ尽くせない、6泊以上では予算の都合上難しくなってしまう、ということが理由として挙げられるようです。
ハワイ、特に中心地のオアフ島は土地が広く1日では周りきることのできないスポットもあるため、行きたい場所はあらかじめピックアップして工程表を作っておくと安心です。
そのほか、疑問点以外にもおすすめのホテルや観光スポットなどを以下の記事では幅広くご紹介しています。
ハネムーンで疑問に思うことは誰しも同じ。ぜひ一緒に解決していきましょう。
6.ハネムーンで絶対に行きたいスポット14選
「結婚式をメインに行くのだから観光はあまりできないのでは?」そう思ってはいませんか?
ハネムーンとはいえど、準備を入れても2日ほどで結婚式は終わってしまいます。
つまり、式以外の時間は観光に当てることができるので観光にもしっかりと目を向けていきたいもの。
定番スポットをめぐる観光ももちろん素敵ですが、ハワイにはハネムーンだからこそ訪れたいスポットがたくさんあります。
たとえば、「ハワイ・シアター」。
馴染みがないという方も多いこのシアターですが、実はハワイでオペラやミュージカルを楽しむことができる唯一の場所なんです。
また、エンターテインメントだけでなく、「ハワイ・シアター」はフォトツアーやウェディングフォトの撮影スポットとしても知られているのでハネムーンにはピッタリ。
ぜひ極上のエンターテインメントで、心からリラックスできる時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
そのほかにも、以下の記記事からはディナーにおすすめのレストランや、優雅な時間を彩るホテルをご紹介しています。合わせてご覧ください。
7.ハネムーンに大人気のホテル「ハレクラニ」
ハワイでのハネムーンのホテルといえば、誰しもが名前を挙げる「ハレクラニ」。
日本でも有名な超一流ホテルである「帝国ホテル」の系列で、極上のサービスと空間が宿泊者を虜にしています。
ハワイ語で“天国の館”という意味を持つ「ハレクラニ」は、その言葉通り癒しの空間を私たちに提供してくれます。
ごちゃごちゃしていないシンプルな内装の客室と、ゆったりとした時間を過ごすことのできるバーラウンジやレストランなど、すべてが一流で魅力的なホテルです。
予算が気になってしまうという方も、ハネムーンは一世一代のイベント。
ぜひ心に残るものにしてみませんか?
以下の記事では「ハレクラニ」の魅力を存分にご紹介しています。ぜひご覧ください。
まとめ
一生のうちで大切な記憶として残る結婚式。
特に海外ウェディングともなればその思い入れはより強くなることと思います。
大切な記念の日をより良い形で迎えるために、準備すべきことや知っておくべきポイントを解説しました。
この記事をパートナーとの素敵な結婚式にお役立ていただければ幸いです。