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ホノルルマラソン2021開催!
10月後半まで開催されるかどうか心配だったホノルルマラソンウィークですが、12月11日土曜日朝7時スタートのカラカウアメリーマイル、12日日曜日5時スタートのマラソンが無事開催されました!
12月1日よりホノルル市のSafe Access Oahu(セイフアクセスオアフ)によるイベント規制解除で約1万人が参加。参加者にとっては心地よいトレードウィンズが吹き時折雲を運んできてくれたお陰で、気持ちの良いランニング日和でした。
参加人数
参加者数は、主催者発表で下記の人数になり、2日間合計で約1万人が出走しました。
例年は全体で約3万人参加するうち約1万5000人が日本人ですが、今年の日本人参加者は200名弱となりました。
日本人は事前に約500名のエントリーがありましたが、直前のオミクロン株に対する帰国時の規制が強まったことにより直前に断念された方も多かったのではないかと思います。
出走数:9,768人(内日本人 181人)
<内訳>
フルマラソン 6,463人(内日本人 117人)
10Kラン&ウォーク 2,527人(内日本人 48人)
カラカウアメリーマイル 778人(内日本人 16人)
コンベンションセンターでのエキスポ
12月10日金曜日、11日土曜日にハワイコンベンションセンターで開催されたエキスポ。
レースナンバー(ゼッケン)をピックアップして、サポーティングスポンサーのミズノのブースでオフィシャルグッズのお買い物。
毎年1階のフロアを借り切って、多くのスポンサーや地元ランニング関係のブースが展開されるのですが、今年は直前まで開催できるかわからなかったためスポンサーのミズノさんのブースのみ出店されました。
ゼッケン下部が切り離せるようになっていて、前日にフィニッシュラインのあるカピオラニ公園に着替えの荷物を預ける袋に番号を付けるようになりました。
また裏側にはQRコードが付いていて、フィニッシュ後自分の感想タイムをライブでみることができます。
前日に開催されたカラカウア・メリーマイル
ホノルルマラソン前日にワイキキのメイン通りであるカラカウア通りを1マイル(約1.6キロ)走る、ファンランイベントに約800人が参加しました。
カピオラニ公園とホノルル動物園の間にあるモンサラット通りをスタートし、カラカウア通りのモアナサーフライダーホテル前で折り返し、サンセットオンザビーチが開催されるクイーンズビーチ前でフィニッシュするコースです。
のんびりジョギングやウォーキングで楽しむ人がほとんででしたが、優勝者はなんと4分17秒というすごいダッシュでフィニッシュしました。
久しぶりのアウトドアのイベントで、子供たちや家族ずれで楽しむシーンが多かったです。
ホノルルマラソン当日・スタート
マラソンはコースの変更はなく、アラモアナ通のクイーンズストリート前から5時にスタートして花火もあがり、10kウォークも入れて約9000人がスタートしました。
ダウンタウンでのクリスマスライトアップも例年通りですし、約2年間ランニングイベントが開催されなかったので、ランナーたちも気持ちよく走っている姿を多く見ました。
セルフ・エイドステーション
エコ・サスティナブルとボランティアとの接触を減らすという目的でも考えられたセルフ・エイドステーションという新しいスタイルが今年登場しました。
かつては、ボランティアが数万個という紙コップに予め水を入れてテーブルに置いていましたが、今年からは自分のマイカップで自ら水を入れて飲むというスタイルになりました。
これからのレースはこういう形になっていくのではないでしょうか?
もちろんカップを忘れてしまったランナーのために予備のカップがあったのはよかったです。
フィニッシュエリア
優勝は、ケニアのエマニュエル・サイナ選手が2時間14分でぶっちぎりのフィニッシュ。
女子はカナダのラニ・マーチャント選手が2時間41分でフィニッシュしました。
今年はエリート選手の招待も少なかったり、日本人トップ選手が参加できなかったこと、そしてフィニッシュ後はハイタッチなどの受けも制限され、メダルもセルフピックアップ(自分で受け取る)方式なので、正直なところ少し寂しい感じがしました。
でも開催できたことが一番ですし、ランナーそして大会を支えるボランティアみなの思いやアロハが溢れるフィニッシュラインでした。
メダルと受け取り公園内に進むとそのまま完走Tシャツの受け取りテントへ。
Tシャツも接触をさけるために自分のサイズのラインに並んで自ら受け取ります。
いつもは旅行会社のテントでくつろぐ姿を見ますが、今年は受け取ったらすぐ解散する段取りでしたが、疲れたランナーはもちろん今年も提供された揚げたてのマラサダやバナナを食べて疲れを癒します。
そしてホノルルマラソンは、制限時間がないことでも有名な大会です。
今年の最終ランナーは、15時間8分でフィニッシュしたホノルル在住のアレンさん。
救急車とパトカーが2台護衛してのフィニッシュは、すごいサポートだと思います。
まさにアロハスピリットの表れですね。
まとめ
何よりも強い気持ちで開催にこぎつけたマラソン協会に感謝したいと思います。
ハワイ州やホノルル市、医療関係者、警察などとも継続的な協議を続け実施できたことは新たなステージにつながりますし、大会関係者だけでなくハワイの経済界にも勇気を与えたと思います。
セルフエイドステーションや、メダルやTシャツのセルフピックアップなど新しい時代の大会運営も見えてきましたし、来年こそ50周年記念の大きな大会になるので参加者も元通り、ひょっとするとそれ以上の参加者が見込まれています。
日本の皆さんも来年に向けて早めに参加する計画を立ててくださいね。
また来年お会いしましょう! Have a happy running!!