ハワイは、日本のように四季がありません。
代わりに「雨季」と「乾季」という、2つの気候に別れています。
そのため、旅費を安く抑えることができ且つ過ごしやすい気候になるハワイ旅行のベストシーズンは、ズバリ年2回あります!
今回は、雨季と乾季それぞれの特徴や楽しみ方について、詳しくご紹介します。
Contents
1. ハワイのベストシーズンは、ズバリ2パターン!

Buying Ticket Planning Agenda Travel Concept
ハワイの旅行費は高くなかなか行きたくても行けないと思われがちですが、少し時期をずらすだけで、安くなることもあります。
ハワイのベストシーズンは、ズバリ年2回です。
①5月中旬〜7月中旬(乾季)
GWが終わった5月中旬〜7月中旬は、ちょうど日本の夏休み前。家族連れの観光客が少ないので、落ちついたハワイを楽しむことができます。
気候は過ごしやすく旅行代金もほかの時期に比べると安くなるため、ハワイのベストシーズンと言えるでしょう。
②11月〜クリスマス1週間前(雨季)
最安値を狙うなら、この時期がおすすめです。
ハワイの冬は大型セールや世界的に有名なサーフィン大会など、雨季の魅力が詰まっています。
ただし毎年12月にはホノルルマラソンが開催されるため、その前後は、ツアー料金・宿泊料金は跳ね上がります。
格安のハワイ旅行を望むなら、この前の時期に航空券を取るようにしましょう。
2. ハワイの「雨季」と「乾季」それぞれの特徴
ハワイは常夏のイメージがあり一年中暖かいイメージがありますが、実は大きく分けて「乾季」と「雨季」があります。
(1981~2010 年の観測値による平均値/気象庁)
乾季(4〜9月)の気候とアクティビティ
ベストシーズン①「5月中旬〜7月中旬」は、乾季の真っ只中に当たります。
乾季の始まる4月の平均気温は24度。最低気温と最高気温は、それぞれ19度と28度です。雨季からの変わり目にあたり、夜は肌寒い時もあるので、羽織ものがあると良いかもしれません。
変わって5〜9月の最低気温と最高気温は、およそ21度と30度。平均気温27度でとても過ごしやすい、まさにハワイのベストシーズンです。
湿度は日本とより低く、カラッとした暑さ。汗がベタつかず、とても過ごしやすいでしょう。ただし、日焼けには要注意です!また突然の雨(スコール)に遭遇することもあるので、天気予報に合わせて折りたたみ傘を持って歩くと安心です。
6月になると気温が上がり始め、マンゴーやパイナップルなどのハワイアンフールツの多くが旬を迎えます。
乾季のハワイでは、「海水浴」や「マリンスポーツ」が目白押しです。
ハワイの透き通った海でカラフルな魚と一緒に泳ぐシュノーケリング、初心者でも挑戦したいサーフィンボードに乗ってのスタンドアップパドル、サーフィン、ジェットレブ、シーウォーカー、パラセーリングなど様々なアクティビティを楽しむことができます。
さらに、トレッキングを楽しむことができるのも乾季の魅力です。ハワイの美しさは海にもありますが、山頂から見下ろしたハワイの街並みも言葉にならないほど美しい光景です。
晴れている日には思う存分体を動かし、ハワイの空気を全身で楽しみましょう!
雨季に比べると降水量がグッと下がるため、主に屋外でのアクティビティが楽しみの中心になっていきます。
「外に出ていろいろな体験をしたい!」という方には、乾季のハワイをおすすめします。
雨季(10〜3月)の気候とアクティビティ
ベストシーズン②「11月〜クリスマス1週間前」は、雨季の前半にあたります。
雨季シーズンの始まる10月の平均最低気温と最高気温は、それぞれおよそ20度と30度。平均気温25度と、まだまだ暖かく過ごしやすいでしょう。
ですがハワイの雨季は、日本の秋に似て、「日中が暖かく夕方から夜にかけて肌寒い」気候となります。日中の暖かい時間が限られていたり、海から上がった後に寒さを感じるかもしれません。そのため出かける際には、一枚羽織るものを持っていきましょう。
また、12〜3月の平均最低気温と最高気温はそれぞれ18度、26度です。平均気温も23度と一見過ごしやすい気温のように思えます。
なお、12月はハワイの中で一番降水量が多い時期ですので、雨具が必須です。
雨季のハワイでも、海水浴は楽しむことはできます。
しかし、更にオススメしたいのは「ショッピング」や「イルミネーションの鑑賞」です。
11月の感謝祭後には、クリスマス商戦がスタート!さまざまなショッピングセンターで、冬の大型セールが行われます。お正月にはハワイの福袋が発売され、普段ではできない買い物を楽しむことができますよ。
街にはイルミネーションが灯り、乾季とは違ったハワイを体験できること間違いなしです。
乾季、雨季にはそれぞれの楽しみ方と魅力があるので、どちらがいいというものではありません。
「どういった楽しみ方をしたいか」という観点で決めていくと、より満足度の高い旅行を実現することができるでしょう。
3. クラゲの発生タイミングに注意!
ハワイ旅行で、気温や降水量以外に注意すべき点があります。それは、「クラゲの発生時期」です。
刺されたら赤く腫れてしまうクラゲには、できるだけ遭遇したくないですよね。クラゲは、満月の夜から8〜10日後に発生すると言われているので、快適な海水浴をするなら、そのタイミングを避ける必要があります。
雨季・乾季問わずに出現するので、ベストシーズン中であっても、気をつけてください。
以下のサイトでは、クラゲ発生のタイミングと曜日を、同時に確認することができます。
▶︎『クラゲ発生時期カレンダー』
せっかくのハワイ旅行ですから、しっかりとクラゲ対策もして、海やビーチを満喫しましょう!
4. 季節に合わせた服装を心がけましょう
【男女別】ハワイで着用するべき服装まとめ
次に、男性・女性別ハワイでの服装を簡単に紹介していきます。
▼男性
トップス:Tシャツ・半袖シャツ
ボトムス:ハーフパンツ
フットウェア:サンダル・ビーチサンダル・スニーカー
▼女性
トップス:Tシャツ・ワンピース
ボトムス:ハーフパンツ・スカート
フットウェア:サンダル・ビーチサンダル・パンプス
ドレスコードのあるようなお店でない限りは、半袖にハーフパンツのようなラフな格好で大丈夫です。
雨季乾季ともに日中は涼しい格好で良いですが、日が暮れるにつれて肌寒くなることもあります。
また日中でもスーパーマケットやレストランでは、冷房が強めに設定されている場合があり、気温の調節が必要な場面もしばしば。
出かけるときはカーディガンや薄手のパーカーを一枚持ち歩くと快適に過ごすことができます。
服装のNGも知っておこう
服装について記載しましたが、中にはコレを身につけると、ハワイでは違和感がある……といったアイテムもあります。
たとえばマスクです。日本では一般的なアイテムですが、ハワイでは普段から身に付ける習慣がありません。
よほどの重病人が着用するものなので、すっぴん隠しや予防のためなどの理由で常用している方は、注意が必要です。
飛行機内などでは乾燥対策などでもちろん有効ですが、現地での外出では着用を控えるようにしましょう。
また乾季の雨はすぐに止むことが多いので、現地の方は傘を持たずに出歩くことがほとんどです。
雨傘でさえ馴染みがないので、日傘はたいへん珍しいアイテムになります。
持ち歩いているとNGというわけではありませんが、現地の方とのスムーズなコミュニケーションのためには、日傘を利用しないのも一つの選択でしょう。
代わりに帽子を着用するのがスタンダードです。日差しと一時的な雨を防ぐためのアイテムとして、ぜひ持参できると良いですね。
ここで挙げたアイテム以外にも、もう1つ、ハワイでのNGアイテムがあります。以下の記事で詳しく紹介していますので、ハワイに持っていく服を考える際にぜひともお役立ていただければと思います。
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data-matched-content-ui-type="image_sidebyside" data-matched-content-rows-num="4" data-matched-content-columns-num="2"5. アクティビティはオプショナルツアーで楽しもう
特に乾季に楽しめるアクティビティは、旅行に行く前にオプショナルツアーに申し込んでおくことをおすすめします。
オプショナルツアーに申し込んでおけば、装備が必要なアクティビティでも手ぶらで現地に行けばOKです。
また、現地のインストラクターさんがついてくれるので、初心者の方でも安心ですよ。
以下の記事では、オアフ島で楽しめるおすすめのアクティビティ20選をご紹介しますので、ぜひ事前にチェックしてみてくださいね。
6. 天気予報でハワイの天気をチェックしよう
ところで、ハワイの天気は“読みづらい”と言われています。
1日の中でもころころ気候が変わることや、偏西風の影響などで気象予測が難しいことが理由としてあります。
すぐ止む雨も多いので、天気予報に一喜一憂する必要はありませんが、天気の目安としても訪れる際には確認しておくと良いでしょう。
ここでは、活用したい天気予報のサイトをご紹介します。
AccuWeather
まず活用したいのが「AccuWeather」です。
このサイトでは90日先の天気予報まで掲載しています。そのため、少し先の旅行日程でも天気を確認することができるのです。
左上にある「90日間すべて」をクリック(タップ)することで、今後90日間の天気予報を確認できます。
オプショナルツアーなどを申し込む際は、天気も気になりますよね。
「晴れたり曇ったり」「6時間に2回程度のにわか雨」など、詳細な情報を得ることができるので、一つの目安になるのではないでしょうか?
参照サイト:AccuWeather
Weather Underground
現地で天気予報を確認する際は「Weather Underground」を活用しましょう。
Weather Undergroundではリアルタイムの雨雲レーダーを確認することができます。
変わりやすい天気だからこそ、より局地的な天気予報が求められます。
また、地図内の再生ボタンを押すことで今後の雨雲の動きも確認することができます。
結婚式や、アクティビティの直前など、どうしても天気を知りたい場面で活躍するでしょう。
参照サイト:Weather Underground
7. まとめ
ハワイの気候と服装・ハワイの楽しみ方などをご紹介してきました!
ハワイは乾季・雨季、どちらにも魅力がたくさん詰まっています。ぜひ、ベストシーズンならではのハワイを楽しんでください!
ベストシーズンの航空券予約については、以下の記事で詳しくご紹介しています。合わせてチェックしてみてくださいね。
>次のページでは、ハワイとの時差を分かりやすくご紹介します!<