長時間観光で出歩いても、足がほとんど疲れないと評判の「アイランドスリッパー」のサンダル。
ハワイに行ったら絶対に購入するべきアイテムのひとつとして、ハワイ通の方には有名ですね。
今回は、「アイランドスリッパー」の質へのこだわりと、特に人気の商品を解説します。
ぜひ「アイランドスリッパー」の魅力を知り、上質なサンダルで快適な観光の時間を過ごしましょう。
Contents
1.質にこだわる「アイランドスリッパー」のサンダル
「ハワイ旅行に来たらぜひ購入して日本に持って帰りたい」とハワイ通の一押しのアイテムが、「アイランドスリッパー」のビーチサンダル。
日本でも数多くの種類のサンダルが売られていますが、良質な素材で作られた「アイランドスリッパー」のサンダルは履き心地が良いと大好評。
肌に当たる部分が布や革、スエードなど柔らかい素材でできているため、慣れない靴で起こりがちな靴擦れをすることがほとんどありません。
価格設定はやや高めですが、質を求めてやってくる人が後を絶えません。
ハワイでは、現在ロイヤル・ハワイアン・センター店とアラモアナセンター店の2店舗があり、それ以外にもオンラインショップを通じて購入することができます。
2.「アイランドスリッパー」の歴史
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ハワイで唯一、メイド・イン・ハワイのサンダル専門店である「アイランドスリッパー」。
1946 年にサンダルの製造会社として、日系人のモトナガ・ファミリーによって設立されました。
そして、1986 年にモトナガ・ファミリーはハワイへ移住し、地元のフットウェア業界に従事していた現社長
のジョン・カーペンター氏へと引き継がれています。
現在では世界的サンダルメーカーとして大きく成長した「アイランドスリッパー」ですがが、そこには創業時から大切にされている“ある理念”があります。
それは、「すべての製造プロセスは、ハワイ州のオアフ島で行われること。そして、ハンドメイドであること。」というものでした。
この理念を元に、今もオアフ島のパールシティにある25,000平方フィートの工場で、100種類以上のメンズ・レディースのフットウェアが製造されています。
裁断・トリミング・巻きつけ・縫製・糊付け・プレス加工の全ての工程が、熟練した職人による手作業でひとつひとつ丁寧に行われ続けているのです。
「アイランドスリッパー」の確かな質は、創業時から変わらない想いのこもった理念によってしっかりと今日まで受け継がれているんですね。
「アイランドスリッパー」のオーナーであるカーペンター氏は、パールシティの工場で毎日、言葉通り“本物”であることの大切さを実感しているといいます。
「どこから来たのか、物や人のルーツはその性質と深い関わりがあります。私たちが作るサンダルとビジネスは、ハワイやそのライフスタイルを反映しています。私たちが世界中でここでしか作れない“本物”にこだわるのはそのためです。」
このカーペンター氏の言葉からは、“本物”をつくることの重要性を私たちも改めて実感することができます。
実は、カーペンター氏は引き継ぎ当初、製造工程の一部を中国へ外注することで、会社の繁栄を計りました。しかし、顧客から聞こえてきた声は“アイランドスリッパーの本来あるべき姿”についてでした。
カーペンター氏は顧客からの声を受け止め、創業当時の「メイド・イン・ハワイ」に立ち帰ることを決めたのです。
近年「アイランドスリッパー」では、カーペンター氏の息子のマットさんと妻のターシャさんらが後継者となり 、ニュージーランドやオーストラリア、デュバイなどの新たな販売ルートを開拓しています。
さらに、「J. Crew」やハワイのアパレルブランド「Rix」、ハワイのアートマガジン『FLUX』といったブランドや企業とのコラボレーションも展開し、活動の幅を広げています。
「リテールショップでは、新しいスタイルを試験的に導入し売れ行きを予測することができます。スリッパの製造からお客様の足元に届くまで、製品のフルライフサイクルを直接管理することで、常にお客様のニーズにあったサンダル作りと品質向上に努めています」と語るのは、後継者のひとりであるターシャさん。
「“本物”はいつの時代にも世界中で需要があります。質の高い素材で丁寧に手作りされるアイランドスリッパーのサンダルには、その一足一足に私たちの“オハナ”への愛情が込められています。」とカーペンター氏も語ります。
3.ハワイ在住者が厳選!一押し商品をとことん解説
メイド・イン・ハワイのこだわりを持った「アイランドスリッパー」のサンダルの中でも、特におすすめの商品を在住者の方に厳選していただきました。
メンズで一番人気が「Two Tone Leather(スウェードとレザーの2トーン)」。
ネイビー(紺)とセージ/オリーブ(緑)が特に日本の方には特に人気あるのだそう。
ぺったんこヒールから、ヒールに高さがあるものまで、ビーチや街中で履きたいサンダルがたくさん。
用途デザインなど好みに合わせて選ぶ楽しさはラインナップの多い「アイランドスリッパー」ならでは。
70周年モデルの「Flora + Fauna」コレクション。
イタリア製皮革に花や蝶のオリジナルデザインをプリントしたユニセックスのサンダルです。色鮮やかなデザインについつい引き込まれます。
Liberty Londonとのコラボレーション。
花柄やカラフルな色合いが可愛くメンズ・レディースとのユニセックスのサンダルです。
4.ハワイの靴事情を知っておこう!【追記】
歩きやすさに定評のあるアイランドスリッパー。とはいえ一足だけでハワイ旅行を全日過ごせるかといえば、残念ながらそうではありません。
ハワイにスニーカーや、女性であればサンダルやパンプスが必要な場面もあります。
ここでは「ハワイの靴事情」と題して、ハワイ滞在中に必要な靴を考えていきます。
日本からの持ち物(荷造り)にも関わるポイントなので、滞在予定の方はとくに注目してご覧いただければと思います。
「スニーカー」が必要な理由
南の島ハワイ。サンダルだけで事足りそうですが、なかなかそうもいかないのが実情です。
結論からいえば、ハワイの滞在には履きなれたスニーカーが必要です。
大きな理由は以下の2つです。
- ハワイ観光は歩く場面が意外と多いため
- アクティビティを安全に楽しむため
詳しく見ていきます。
ハワイ観光は歩く場面が意外と多いため
ハワイ、とくにオアフ島を訪れる方は、ホノルル市内の観光プランが多いと思います。都市部は街自体があまり大きくないため、目的地までの移動は徒歩が中心となります。
またショッピングを楽しむ際なども、大型のショッピングモールを歩き回ることは避けられません。
このように考えると、ハワイの観光には徒歩での移動がつきものだということがわかります。
1日中歩くことも考慮すると、履きなれた靴のほうが良いことは明らかです。
アクティビティを安全に楽しむため
ハワイには魅力的なアクティビティがいくつもあります。
なかでもトレッキングは初心者でも楽しめるアクティビティの一つです。有名なダイヤモンドヘッドでも、片道1時間もあれば登れてしまうという気軽さ。
そうはいっても山は山です。舗装されていない道や、ときにはトンネルの中をくぐったりと、足元は過酷です。
ここでもやはり、サンダルは避けるべきでしょう。歩きにくいばかりか、最悪の場合ケガに繋がるケースもあります。せっかくの旅行でケガをしてしまうのはあまりにも悲しいですよね。
アクティビティを全力で楽しむという点からも、スニーカーは持っていくようにしましょう。
「ハイヒール(パンプス)」が必要な理由
女性がハイヒールが必要なケースは、ずばりドレスコートがあるお店です。
ハイクラスのレストランにディナーに出かける際、ビーチサンダルやスニーカーでは入店を断られる場合もあります。
きちんとした靴を一足スーツケースに忍ばせておけば、きっと重宝することでしょう。
◆
ハワイの靴事情について簡単にご紹介しましたが、以下の記事ではハワイの靴についてさらに詳しく解説しています。
現地で靴を買うのに最適なお店も紹介していますので、荷造りの状態と、ハワイに着いた現地の2回読んでもらいたい記事になっています。
▼ハイヒール以外にも、男女ともあると便利なあの履物とは?
5.まとめ
アイランドスリッパーのサンダルはいかがでしたか?
日本でも通販で購入することができるので、気になった方は公式オンラインショップを覗いてみてくださいね!
アイランドスリッパー(ロイヤルハワイアンセンター店)
<アイランドスリッパー(ロイヤルハワイアンセンター店)>
住所:2201 Kalakaua Ave A211, Honolulu, HI 96815
営業時間:11:00〜21:00
定休日:なし
https://shop.islandslipper.com/
アイランドスリッパー(アラモアナセンター店)
<アイランドスリッパー(アラモアナセンター店)>
住所:1450 Ala Moana Boulevard 3rd Floor Ewa Wing Honolulu, HI 96814
営業時間:月〜木 11:00〜19:00
金・土 11:00〜20:00
日 11:00~18:00
定休日:なし
https://shop.islandslipper.com/