ハワイ旅行では避けて通ることのできない、お金の問題。両替を始めとして疑問を持つことも多いポイントです。
今回は、気になるハワイでのお金事情をまとめてご紹介します。
Contents
1.両替は到着後でも十分可能
海外旅行で不安な両替についてですが、結論から言ってしまうと現地に着いてからでも問題ありません。深く不安に感じる必要はありませんよ。
ただ現地に着いてから両替をするよりもあらかじめ日本で両替を済ませ、余裕を持って観光やショッピングなどを楽しみたいですよね。
日本で時間がない場合もあると思いますので、日本とハワイ、いずれの場所でも両替ができる場所を覚えておきましょう。
出発前は空港内での両替を行いましょう
はじめに日本で両替をする場合のご紹介です。日本での両替が可能な場所は、
・銀行
・空港の両替所
の2ヶ所です。
日本の銀行での両替は手数料が比較的高いため、空港内での両替が最もおすすめです。レートも比較的安定しています。
ハワイ到着後は、レートの比較検討を行いましょう
到着後にハワイ現地で両替のできる場所は、
・ホノルル空港の外貨両替カウンター
・DFSワイキキ内両替カウンター(比較的レートが良いと評判。おすすめです)(休業中)
・DFSワイキキ前の民間両替所(数店舗あり)
・ホテルフロント
・銀行
の4ヶ所があります。
ホテルや銀行での両替は手数料が高額なため、ハワイでのおすすめはTギャラリア内及びその周辺の両替所です。
レートも比較的良心的なのですが、お店によって異なる場合が多いので、比較をしてから両替するようにしましょう。
2.ハワイの通貨は10種類
次に現地で実際に使用する通貨をご紹介します。ハワイで使用する通貨はドル($)とセント(¢)があり、1ドル=100セントであるということを覚えておきましょう。
また、日本と同様紙幣と硬貨が存在し、紙幣の単位はドル、硬貨の単位はセントです。
紙幣の種類は、$1・$5・$10・$20・$50・$100が一般に使用されているものですが、$100は単位が大きくお店によっては受け付けてもらえない場合もあるので、注意が必要です。
硬貨の種類は、1¢(ペニー)・5¢(ニッケル)・10¢(ダイム)・25¢(クオーター)とそれぞれに呼び名がついています。なんだかおしゃれですよね。
特に25¢は自動販売機やバス、コインロッカーなどで頻繁に使用するため常に持ち歩くようにしましょう。
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3.旅行中の現金の持ち歩きは最低限に
最後に旅行中に注意したいポイントをまとめます。いざという時のトラブル防止にきっと役立つはずです。
支払いはクレジットカードを中心に
ハワイではほとんどのお店でクレジットカードを利用することができます。現地の方は10ドル以下の小額の会計でもクレジットカードを使用します。
もちろんフードトラックなど店によっては使えない場合もありますが、基本の支払いはクレジットカードを中心に行うとスマートです。
また現金の場合とは違い、もしも盗難にあってしまった場合でもカード会社への連絡一つで利用を止めることもできるため、安全性も高いといえます。
クレジットカードは複数持参がベスト
クレジットカードを複数持つメリットは利用限度額が上限に達してしまっても安心な点と、仮に1枚目が利用できなかったとしても補佐的な役割を務められる点にあります。
旅行前の利用額引き上げはクレジットカードを利用する際の必須項目ではありますが、万が一上限に達してしまってももう1枚持っているという安心感は大きいです。
また、店によっては利用できないカード会社があるという場合も考えられるので、可能な限り違うカード会社のものを複数持ち歩くようにしましょう。
両替済みのドルは使い切る
多めに両替したはいいものの使い切れずに帰国するという場合は二度の両替を行うことになり、手数料も手間もかかってしまいます。
多くの現金が残ってしまいそうな場合は、最終日の支払いを現金にするなどして手元に残さないように工夫するようにしましょう。
また、もし現金が足りなくなってしまっても、残りをクレジットカードで支払うということも可能です。
【tips】ハワイ旅行の予算を知る
ここまでで、ハワイ旅行で必ず出会う知っておくべきお金の話をご紹介しました。 海外旅行のなかでもとくに人気のハワイは、ほかの観光地と比べても比較的予算を高めに設定する必要があります。 ここからは、ハワイ旅行の費用・予算についてをざっくりとご紹介します。
まず、ハワイに4泊6日・5泊7日で滞在する場合の一人当たりの予算は、30〜50万円ほどと言われています。 内訳には、渡航費・宿泊費・ESTA申請費・海外旅行保険代・オプショナルツアー費が挙げられます。 さらに、現地での飲食代や買い物代などが追加されるので、合計するとだいたい前述の額が必要です。 もっとリーズナブルに旅行したい場合には、格安航空券を手配する、ホテルのグレードを下げるなど、さまざまな節約方法が挙げられます。 せっかくの旅行だからと奮発するのか、少し我慢をしながらできる限りのプランを立てて行動するのか、どのような旅のスタイルを希望するのかによっても予算は大きく異なります。 ハワイ旅行を検討し始めた際には、まずはじめに予算についてしっかりと検討しておくと良いでしょう。
以下の記事では、ハワイ旅行に必要な費用と予算をご紹介しています。 お得に旅行するためのポイントも合わせてご紹介しているので、旅行前にはぜひ参考としてご覧ください。
4.支払いにはチップがつきもの
両替をし、カードの準備を整え、いざ支払いです。そこで忘れてはいけないのが「チップ」です。
日本では耳馴染みのないチップという言葉、そして文化。もちろんハワイでもチップは円滑な支払いに欠かせません。
ここでは、スマートな支払いを行うために、チップについても簡単に覚えておきましょう。
チップは感謝の印として渡すもの
そもそもチップはサービスをしてくれた方に感謝を示すためのツールとして存在しています。
そのためサービスが悪い、質が低いと感じた場合は相場よりも低いチップを渡すことで意思表示をすることができます。お客さんの評価がダイレクトに反映されるシステムなので、お店のサービス向上にも一役買いそうですよね。
両替のことと絡めて言えば、チップは小銭ではなくお札で支払うのがスマートであり、マナーとされています。レストランやホテルなどあらゆる場面でチップはつきものなので、お財布の中には多めに$1札を備えておくようにしましょう。
チップの額はシチュエーションごとに変動する
チップは場所や状況によって支払う額の相場がある程度決まっています。基本的なルールとしては「合計金額の15〜20%」とされていますが、この限りではありません。
シチュエーション別にいくつか実例を見ていきましょう。
ホテル
ホテルにはさまざまなスタッフが働いています。ルームキーパー、ベルマン、ポーター。それぞれサービスを受けるたびに$1~2のチップを支払うようにしましょう。
ホテルのグレードによってはチップの額も最低$5程度まで変動します。宿泊先が決まっているのであれば、先にチップの相場を調べておくことも良いでしょう。
タクシー
タクシーは少し細かく、メーターに対して15%のチップが相場とされています。例えば$30の場合は、15%を加えて$34.5。端数を切り上げて合計$35を支払うのが良いでしょう。
気をつけたいのが、スーツケースなど大きな荷物を同乗する場合です。積み下ろしを手伝ってくれた場合はその分も考慮して渡しましょう。
レストラン
レストランでもチップは必要です。ランチタイムは15~20%、ディナータイムは18~25%相当のチップがかかることを忘れないようにしましょう。
注意しなければなないのがあらかじめサービス料が加算されている場合です。伝票を確認し、すでにサービス料が加算されている場合はチップを計算する必要がありません。
クレジットカードで支払う際はサインだけでなく、チップについても自分で記載する必要があります。合計額を確認し、相当するチップの額、そして合計額を自分で記入し、カードの支払が完了となります。
レストランでカードを利用する際の予備知識となるので、ぜひ覚えておきましょう。
チップに関してより詳しく知る
このように、チップにはいくつもの暗黙のルールがあります。日本にはない文化なだけに、戸惑ってしまうこともあると思います。
以下の記事では、この「チップ」についてより詳細に情報を掲載しています。チップについて覚えておくべきポイントをまとめていますので、初めてハワイに行かれる方はぜひチェックしてみてください。
まとめ
ハワイのお金、特に両替事情についてご紹介させていただきました。
日本とは文化の違う地域であるため戸惑うこともあるかもしれませんが、出発前にしっかりと確認をして出発しましょうね。それでは素敵な旅を!