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規定の330倍の鉛が含まれる半端じゃないハンドスピナーがハワイのスーパーで発見された

Smiling Women hold a white and black spinner

ハワイのスーパーマーケット「ターゲット」で、子どものおもちゃとしては規定の量を越える鉛を含有したハンドスピナーが発見されました。

本来、おもちゃ用に製造された製品は法的に100ppmまでの鉛しか含有できないとされていますが、販売されていたハンドスピナーには33,000ppmの鉛が含有されていました。

ターゲット

(出典:HawaiiNewsNow

実に330倍です。

販売元は「問題とされたスピナーは子ども用に作られた製品ではない」と伝え、事実該当商品は“対象年齢14歳以上”となっています。

ただ、該当商品については、(2017年11月14日)現在は購入ができなくなっています。

ハンドスピナー

鉛の含有量が飛び抜けて高くなくとも、ハンドスピナーによる事故は世界中で事故が相次いでいます。

ハンドスピナーは粗悪品も出回っており、物によってはすぐに破損してしまいます。ばらばらになったパーツは小さな子どもが誤って飲み込んでしまうこともあり、危険視されているのです。

オーストラリアでは投げたハンドスピナーによって角膜を損傷すると行った事故も報告されました。

たとえ素材がプラスチックであったとしても、高速で回転するハンドスピナーは凶器ともなり得るのです。

たとえあなたの身の回りにあるハンドスピナーに大量の鉛が含有されていなくとも、くれぐれも注意が必要です。

参照記事:
https://intl.target.com/p/fidget-wild-spinner-premium-brass/-/A-52702329
http://www.hawaiinewsnow.com/story/36803073/fidget-spinners-sold-at-target-have-high-levels-of-lead-consumer-group-says
https://mainichi.jp/articles/20170604/gnw/00m/040/007000c