サンフランシスコを発ったユナイテッド航空のボーイング747は、11月7日火曜日、15時ごろにホノルルへと到着し、50年に渡るフライトに幕を下ろしました。
「ジャンボジェット」の愛称で知られるボーイング747は、1970年6月26日の初飛行から乗客を運び続け、その日ついに役目を終えたのです。
ホノルルに到着したボーイング747には、その機体に合わせた巨大なレイが掛けられました。
多くの搭乗客が、レイが掛けられた機体を写真に収め、最後の姿を記憶に残しました。
日本国内では、2014年3月末日にフライトの最終日を迎えたボーイング747機。
ボーイング747は収容人数の多いの輸送によって、安価なを航空旅行を可能にした画期的な機体です。私たちと海外旅行をより身近な存在にしたのです。
JALやANAなど大手の航空会社では約30年間で累計150台を超える747機が活躍し、利用者はのべ3億人にも上りました。
しかし、燃費やメンテナンスの面で優れる後発機の台頭により、撤退を迫られる形になったのです。
なお、今回のユナイテッド航空の最終運行によってボーイング747を運行しているのはアメリカのデルタ航空のみになりました。同社でも、年末までに撤退する予定とのことです。
参照記事:
http://www.hawaiinewsnow.com/story/36786633/with-bell-bottoms-and-peace-signs-united-says-goodbye-to-the-747
https://www.nikkei.com/article/DGXZZO69112210Q4A330C1000000/