日本でも街中に数多くある免税店(DUTY FREE SHOP=DFS)。
日本の免税店は海外からの観光客のみが利用できますが、ハワイの免税店は日本人でも活用できる場所です。
今回は、ハワイで免税店を利用する方法をご紹介します。
Contents
1.ハワイの免税店DFSを賢く活用する3つのポイント
まずはじめに、DFSを上手に活用するポイントをご紹介します。
1-1.ハワイのDFSなら政府公認の「T・ギャラリアbyDFS」へ
ハワイに行ったら免税店でお得に買い物を楽しみたいですよね。
そんな方に足を運んでいただきたいお店があります。
それは、ハワイ政府が公認した唯一の免税店「Tギャラリア・ハワイbyDFS」。
ハワイの免税店として代表的なのはイノウエ空港(旧:ホノルル空港)内の「DFSギャラリア」と、ワイキキの「Tギャラリア・ハワイbyDFS」です。
どちらも“ギャラリア”と名がつくように、同じ店ではありますが店舗の場所のみが異なります。
どちらか一方がとくに安いということはありませんが、店舗の豊富さや店内の広さを比べると「Tギャラリア・ハワイbyDFS」の方が充実していると感じるでしょう。
Tギャラリア・ハワイbyDFS
住所:330 Royal Hawaiian Ave, Honolulu, HI 96815 アメリカ合衆国
営業時間:9:30〜23:00
定休日:なし
https://www.dfs.com/jp/hawaii
1-2.お目当のブランドをチェックする
有名ブランド品が安価に購入できるとは言っても、DFSに全てのブランドが集約されているわけではありません。
そのため、まずはじめに購入したいブランドがDFSに入っているのかをチェックします。
先ほどご紹介した「Tギャラリア・ハワイbyDFS」を例に挙げて見ていきましょう。
「Tギャラリア・ハワイbyDFS」は、3階建てのショッピングセンターです。
1階には主にディオールやラルフローレンなどのハイブランド、2階にはキールズやアナスイなどのコスメブランドが豊富に並んでいます。
1、2階は非免税のフロアではありますが、ハワイ州税は加算されないのでお得です。3階は免税フロアで、セリーヌやロエベ、ブルガリなどの一流ブランドがあります。
全フロア入店は自由ですが、3階の免税フロアのみは会計の際にショッピング・カードというものを提示する必要があります。
ショッピング・カードは、1階にあるカスタマーサービスで(以前は飛行機の搭乗券が必要でしたが提示しなくても)口頭でフライト情報を伝えれば作成することができるので、入店の際に作成をしておくと良いでしょう。
そのほか、ギャラリア内のブランドをもっと知りたい場合は公式webサイトからも確認できます。
【参考】ハワイでお得に購入できる代表的なブランド7つ
ハワイの物価は、日本と比べて高いものと安いものとに分かれています。
安いものには、サーフィン用品・ウクレレ・フルーツなどいかにもハワイらしい品が多く挙げられますが、注目したいのはアメリカのブランド品。
とくに、ハワイでお得に購入できる代表的なブランドはこちらです。
- コーチ(COACH)
- ケイトスペードニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)
- クロックス(Crocs)
- ギャップ(GAP)
- ティファニー(Tiffany&Co.)
- バナナ・リパブリック(Banana Republic)
- ラルフローレン(Ralph Lauren)
日本でも有名なブランドばかりがずらりと並びます。
アメリカ発祥のブランド品であれば、基本的には日本よりも安く購入することができます。
ただし、ハワイはアメリカ本土からは離れた場所であるため、輸送費が上乗せされて結果的に高くなるという場合もあるとのこと。
事前に購入したい商品やブランドがある場合には、比較するために日本での販売価格も調べておくと安心です。
このほか、ハワイでお得に購入できる品々や買い物におすすめの店は以下の記事でまとめてご紹介しています。合わせてご覧ください。
1-3.買い物以外にも、米ドル変換が便利
DFSの買い物以外の使い方として有名なのが両替。DFSの両替はレートが良いと評判です。
もしも立ち寄る機会があれば活用したいところですが、紙幣にはいくつかの種類があるため、適切な両替方法を知っておく必要があります。
チップでよく使われるのは$1札です。滞在期間中は使用頻度が高くなるので、多めに持っていたい紙幣でしょう。
また、25¢硬貨も汎用性が高く、多めに両替したい硬貨です。25¢硬貨は自動販売機やバスなど、日常のちょっとした時に必要になるので、いざという時に困らないように準備しておきましょう。
このように、ただ交換だけすればよい、というわけでもないのが両替です。特に初めて訪れる国では、文化の違いから適切な両替方法がわからないこともあるでしょう。
ハワイの両替に関する基礎知識を覚えておくと、より円滑に旅中を楽しむことができます。以下の記事では両替について詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。
2.免税でも課税対象?よくわかる関税の仕組み
最後に少し複雑と言われる関税についてご紹介します。あまり難しく考えすぎず、どんなものに関税がかかるのかということを理解しておきましょう。
関税がかかるとせっかくの買い物も損となってしまうので、関税の金額や数量には注意が必要です。
免税なのに課税なのは、州税が免除され関税がかかるから
ハワイで購入した品物を日本に持ち帰る場合、関税と呼ばれる輸入税がかかることがあります。
これは、小売価格の合計が20万円を超えた場合にかかります。どんなものにでもかかるというわけではなく、単価が1万円以下の品物に関しては原則として免税となります。
免税なのに課税というのは、ハワイ州の税金が免除になっていますが、関税(輸入税)はかかるという意味なのです。
課税対象の品物は、単価と数で決まる
課税対象のものは、逆を言うと単価が1万円を超える品物ということになります。
ただし、お酒・たばこ・香水は以下のように、数量での縛りがあります。
- お酒=3本(1本およそ760ml程度)
- たばこ=紙巻きたばこ200本・葉巻たばこ50本・そのほかは250g
- 香水=2オンス(1オンスはおよそ28ml)
この数量を超えたり、単価1万円の品物が計20万円以上ある場合は税金を支払うことになります。
税額は物によりけりですが、多くの品物の場合は価格の15%を請求されるため、結局多く支払ってしまうことになりかねません。
現地での買い物の際にはそう言ったことにも気を配り、買いすぎにはくれぐれも気をつけましょう。
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data-matched-content-ui-type="image_sidebyside" data-matched-content-rows-num="4" data-matched-content-columns-num="2"3.ハワイの物価は日本と比べて高いものも安いものもある
少しでも安く買い物をするために利用したいDFSですが、そもそもハワイの物価は日本と比べて安いのでしょうか、高いのでしょうか?
結論を先に述べると、高いものと安いものに分かれています。では、日本と比べてどんなものが安く、どんなものが高いのでしょうか?
ハワイらしい商品は物価が安い
まず、さすがは南国ということでフルーツの価格は全体的に安く設定されています。同様にサーフィン用品や海水浴関連の品もお得に購入することができます。
意外なものとしては、オーガニックコスメ用品も安価です。品によっては日本の約半額で買うことができます。あらかじめ欲しいものを下調べした上で買い物に望むのが得策でしょう。
日用品は物価が高い傾向に
反対に物価が高いものは、主に日用品関係です。ティッシュペーパーから文房具屋まで、日常生活で必要な品は高く設定されています。
家賃や光熱費も高く、ワイキキは全米一家賃相場が高いと言われているほどなのです。バカンスに訪れるのには大変素晴らしい国でも、住むとなるとこういった苦悩があるのですね。
ハワイの物価については以下の記事で詳しく説明しています。
ここには掲載していない高いもの、安いものがより詳しく書かれているので、すこしでもお得にお買い物をしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
4.ブランド物をもっと購入する場合はワイケレ・アウトレットもおすすめ
今回は免税店である「Tギャラリア・ハワイbyDFS」を主にご紹介しましたが、ハワイにはまだまだお得に買い物ができるスポットがあります。
代表的なのは「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」。
洋服やバッグ、アクセサリー、靴などのブランドが幅広く揃っており、常時25%〜65%と驚きの割引率で購入できるのです。
さらに、JCBやVISAなどの提携クレジットカードを持っている場合には「VIPクーポンブック」と呼ばれる割引クーポンを無料で手に入れることができるので、さらにお得に買い物を楽しめます。
「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」の詳しい情報は以下の記事からご覧いただけます。本記事と合わせてご覧ください。
まとめ
少し複雑な免税についてご紹介しました。
免税は旅行者を歓迎するためにそれぞれの国が多なっている取り組みです。
普段では購入することのできない品物をお得に手に入れて、素敵な思い出のたくさん残るハワイ旅行にしてくださいね。
>次のページでは、ブランド品を安く買えるアウトレットモールをご紹介します<
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