「ブランド品をより安く購入できる場所はどこ?」とハワイ在住者に聞くと、多くの人がワイケレ・プレミアム・アウトレットを紹介してくれます。
それもそのはず、ワイケレ・プレミアム・アウトレットは、ハワイ最大のアウトレットモールで、旅行客や現地人が愛して止まぬ場所だからです。
ただし唯一の難点は「とにかく広い」こと。
右も左もわからないモールを、100%満喫できるか?と問われると、微妙なところですよね。
事前の知識なしにフラッと尋ねても、「初めてのディズニーランドを地図なしで回る」ようなもの。雰囲気を楽しむばかりで、後になって「知っておけばよかった!」と後悔する可能性がなきにしもあらずです。
しかし、事前にある程度の「攻略法」を調べておけば、色々な無駄を省けます。
今回は、そんなワイケレ・プレミアム・アウトレットを訪れる前に最低限知っておきたいアレコレを、徹底解説します!
Contents
1. 特にチェックすべきは「お得なUSAブランド」!
もともと値段が安いアウトレットで、さらに安く買うためのブランド選び
ワイケレ・プレミアム・アウトレットは憧れブランドから、普段使いに便利な親しみ深いブランドまで50以上のブランドが揃っています。
割引率は、通常25~65%。
その中でもより安く、魅力的なお値段で買える狙い目ブランドはアメリカ生まれの商品です。
円安・円高など為替相場によっても異なりますが、ものによっては「ハワイで買うと日本の半額」なんていうこともあり得ます。
しかし、ただアメリカのブランドが安いことがわかっていても、現地に着いてからどのブランドだったか迷ってしまっては勿体無いですよね。
気になるブランドは、事前にチェックしておくようにしましょう!
ワイケレ・プレミアム・アウトレットに出店している主なUSAブランド(2019年6月時点)
こちらは、ワイケレアウトレットに出店しているアメリカブランドの一例です。
- COACH (コーチ)
- kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)
- BANANA REPUBLIC FACTORY(バナナリパブリック ファクトリー)
- BARNEYS NEWYORK WAREHOUSE(バーニーズ・ニューヨーク・ウェアハウス)
- Calvin Klein (カルバン・クライン)
- DKNY(ダナ・キャラン・ニューヨーク)
- GUESS FACTORY STORE(ゲス・ファクトリーストア)
- MICHAEL KORS(マイケルコース)
- TUMI(トゥミ)
- LEVI’S(リーバイス)
- TRUE RELIGION(トゥルー・レリジョン)
- POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)
- NINE WEST OUTLET(ナインウェスト・アウトレット)
- TOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)
- Samsonite(サムソナイト)
- Tommy Bahama(トミー バハマ)
- LeSportsac(レスポートサック)
- VANS(ヴァンズ)
- SKECHERS(スケッチャーズ)
- crocs(クロックス)
- CONVERSE(コンバース)
洋服だけでなく、バッグや靴、アクセサリーまでかなり幅広く、数多くのアメリカ生まれブランドが揃っています。
ワイケレ・プレミアム・アウトレットが安いと言われる理由は、米国ブランドが多いという所にもありそうですね。
バッグを探す、財布を探す、など欲しいものはあってもブランドが決まっていない場合にはまずUSAブランドからのぞいてみてはいかがでしょうか。
▼ワイケレ・プレミアム・アウトレット出店店舗一覧(公式サイト)
http://www.premiumoutlets.com/outlet/waikele/stores
ワイケレ・プレミアム・アウトレット以外でも、ハワイで買うと安くなるものをご紹介!
ワイケレ・プレミアム・アウトレットではアメリカのブランドを購入することをオススメしましたが、これはアウトレットに限ったことではありません。
「アラモアナ・センター」や「T ギャラリア・ハワイby DFS」など、ブランド物を安く購入できるショッピングセンターや免税店は、他にもいくつかあるのです。
そもそも、ブランド物に限らずハワイと日本では物の価値が異なります。例えばハワイでは「サーフィン用品」や「ウクレレ」がお得に購入できる傾向にあることを知っていますか?
また、ハワイの名産品も現地では安く購入することができます。例えば「コーヒー」や「果物」、「ナッツ類」などが挙げられます。
特にハワイのコーヒーは日本で購入すると高価なものが多いので、ぜひ現地で購入したいところです。
以下の記事ではそのようなハワイでショッピングをする際のコツをまとめた記事なります。こちらも併せてご覧ください!
2. お買い物がもっとお得に!VIPクーポンブックを活用しよう
ワイケレ・プレミアム・アウトレットに到着したら、まず向かっていただきたいのが、「VIPクーポンブック」がもらえるインフォメーションセンターです。
「VIPクーポンブック」は、インフォメーションセンターでJCB、JAL、ANA、トヨタ、ニコスカードなどの提携クレジットカードを見せるだけで手に入る、無料の割引クーポン。
アウトレット価格から「さらに30%オフ!」など、かなりお買い得になる裏技です。(各店舗によって割引やプレゼントなどサービス内容は異なります。)
インフォメーションスタッフは日本語対応が可能ですので、英語が話せない方も安心。クレジットカードがない方でも、アウトレットの公式サイトでVIP会員に登録すれば、いつでもセールのクーポンを手にいれることができます。
使うか使わないかは別として、念のためにもらっておけば、急な買い物のときに「あぁもらっておけばよかった!」と後悔しなくて済みますね。
3. ワイケレ・プレミアム・アウトレットに必要な滞在時間は?
アウトレットを堪能するためにどのくらい時間が必要になるのか、事前に把握しておけば旅行中のスケジュールも立てやすくなります。
1日のスケジュールに目星をつけておく
仮に半日(6時間程度)をワイケレ・プレミアム・アウトレットに当てたとして、実際にショッピングを楽しめる時間は、どれくらいあるのでしょうか?
- ・(ホノルルから)往復1〜2時間程度の移動時間
- ・ランチの1時間
を差し引くと、残りの数時間で一つ一つの店舗をじっくり見て回るのは、あまり現実的でないかもしれませんね。
そんな時は、事前に行きたいお店の数を数えておくと、滞在時間の目安になります。
あまり時間をかけず、すぐに買いたいものを決められる方であれば「30分×店舗数」、じっくり商品を見て考えたい方は「1時間~×店舗数」と大まかに必要な時間を決めておきましょう。
そうすることで、より時間に余裕を持って動くことができます。
行動派なら午前から、ゆったり派は1日かけて
ワイケレアウトレットは朝9時から夜9時まで開店しています。
時間に融通が利くので、パッパと店舗だけ見て回りたい行動派の方は、午前中にお買い物は完了させて午後に別の観光地へ行くこともできます。
ゆっくりとお買い物を楽しまれたい方はワイケレ・プレミアム・アウトレットの飲食店を活用がおすすめ。
ファストフード店で買ったものはテラス席で座って食べられますし、チョコレートが有名なGODIVAでは店内席で涼むこともできます。
一息つきたい時はゆったりと休憩時間を過ごしてお買い物の後半戦に備えましょう。アウトレットは広いので歩きやすく疲れにくい靴で来ることも大切なポイントです。
4. 休憩にも最適!軽食ならフードコートへ
ショッピングが一段落したら、休憩がてら小腹を満たしたくなるのではないでしょうか?
そこで利用したいのがフードコートです。
ワイケレアウトレットには屋内のフードコートはありませんが、テイクアウトして外のベンチで食べるスペースがあります。
ここでは、ワイケレアウトレットで楽しめるフードをいくつかご紹介していきます。
1.Sakura Sushi(さくら すし)
実は、ワイケレアウトレットにはお寿司を食べられるお店があります。
ただし、日本式の本格的なお寿司とは少し異なり、カリフォルニアロールなどを中心とした海外テイストのお寿司屋です。
ハワイらしい海外食が続いた際には、箸休めとしてはさみたくなるかもしれませんね。
2.Quick Thai(クイック タイ)
日本食(お寿司)に続き、タイ料理も楽しむことができます。
トムヤムクンやレッドカレー、台風焼きそばなどスパイシーな料理を堪能することができます。
ハワイの温暖な気候にスパイシーな料理は相性抜群です!
3.Kung Pao Wok(カンフー パオ ワォック)
中華料理が食べたくなったらカンフー パオ ワォックをどうぞ。
いくつもの中華料理の中から好きなものをワンプレートに盛り付けてもらう、コンボランチスタイルのお店です。
ガッツリお腹を満たしたい場合に利用したい店舗でしょう。
4.Aloha Coffee & Juice(アロハ コーヒー & ジュース)
アロハ コーヒー & ジュースはコーヒーやジュースはもちろんのこと、マフィンやサンドイッチなどカフェ系の軽食も楽しめるお店です。
メニューが日本語で書かれているのも、日本人の旅行者にとっては嬉しいポイントでしょう。
※ゆっくり食事がしたいなら、向かい側の「ワイケレセンター」へ!
ワイケレアウトレット内には、このように軽食系のお店が多く、ゆったり座って食事をするレストランスタイルのお店はありません。
そこで利用したいのが、道路を一つ跨いだ先にあるワイケレセンターです。GAPのアウトレットなどがあるエリアなのですが、こちらにはレストランも含めより食事が充実しています。
ご家族でアウトレットを訪れている方は、こちらの利用も検討してみてはいかがでしょうか?
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data-matched-content-ui-type="image_sidebyside" data-matched-content-rows-num="4" data-matched-content-columns-num="2"5. 小腹が空いたら|名物レナーズの「マラサダ」を並ばずにゲット!
アウトレットでのショッピングは意外と疲労も溜まります。
ワイケレ・プレミアム・アウトレットは敷地が広く人も多いため、気づかぬうちに体力を消費します。
そんな時にオススメしたい軽食がマラサダです。
マラサダは、外はカリカリ中はもっちりとした、揚げパンのような、揚げドーナツのようなスイーツです。ハワイの定番として、多くの人に親しまれています。
ハワイにはマラサダが買えるベーカリーが数多くありますが、その中でも「レナーズ」は1952年創業の老舗店。
長年のファンが多いので、オアフ島の本店などは行列が絶えず、長蛇の列を見て諦める人も少なくはありません。
そんな人気のあるレナーズのマラサダを並ばずに買えるのが、ワイケレ・プレミアム・アウトレットに隣接するワイケレ・センター駐車場の「レナーズワゴン」です。
建物内にお店を構えているわけではなく、外に停まっているワゴン車で購入することができます。
赤と白の派手なボーダーカラーが可愛い派手なワゴンなので見つけやすいはずです。
ワゴンが止まっている場所は駐車場の奥の方。ワイケレ・プレミアム・アウトレットから道を1本渡ったワイケレ・センターの駐車場という立地から、長い列に並ぶことなくスムーズに買うことができますよ。
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お値段は、中のクリームが入っていないもので1.15ドル。チョコレートクリームやココナッツクリームが入ったもので1.35ドルとお求めやすい価格も人気の秘密。
ハワイは物価が高いですが、ちょっとした甘いもの補給にお財布にも優しいお値段です。
マラサダの周りにはお砂糖がたっぷりとまぶされており、甘さがしっかりしていることも特徴です。
甘みが強いので近くにあるスターバックスのコーヒーを片手に食べる人もいます。
本場のマラサダを並ぶことなくお買い物ついでに食べることができるので、言葉の通り“二度美味し”こと間違いなし!
ちなみに、ハワイではレナーズの他にも美味しいマラサダを楽しめるお店があります。
マラサダが気になってしまった方は、ハワイ名物グルメ、マラサダを食べるならこの6つの人気店・有名店へをご覧ください!
6. 一番便利な交通手段はシャトルバスで決まり!
ハワイ慣れしている人に利用者が多いバスですが、ハワイ初心者でも気軽に活用することができます。
アウトレットまでの移動手段はお得で楽な方が一番!
ワイケレ・プレミアム・アウトレットへの交通手段は、車、公共のバス、タクシー、シャトルバスがあります。
レンタカーを借りている方は、現地まで車での移動をお勧めします。他の候補と悩むことはないかと思いますが、一番時間にも縛られず動くことができます。
初めてレンタカーを利用される方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
公共のバスは想像以上に時間がかかる
公共のバスは路線が充実していて交通費も安くすみますが、アウトレットへ向かう方法としては最もおすすめできない交通手段です。
バスだと路線によって乗り継ぎが発生したり、バス停からアウトレットまで少し離れている距離を歩くことになりあまり現実的ではありません。
実際にバスで行った人の話を聞くと2時間弱はかかってしまったとのこと。
移動に時間を費やしてしまうのは勿体無いですし、帰りに買い物した荷物を持ってのバス移動は疲労が倍増しそうです。
タクシーは楽ですが費用がかさむので要注意
日本と同様、タクシーは行きたい場所に連れて行ってくれるので移動に体力を使いたくない方向けの手段。
片道で60ドルくらいの金額で移動ができますが、上乗せして支払うチップの額が合計金額の10~15%。チップ金額を合計して片道で70ドル程度が目安になります。
帰りのタクシーはインフォメーションセンターのスタッフへお願いすると呼んでくれるので安心ですが、往復で140ドルかかるとなると少し高い印象を受けます。
安くお買い物できる場所だからこそショッピングにお金を回したいと思う方へはおすすめできません。
比較的安価で移動も辛くないのはシャトルバス
公共バスは便利な場所で降車できないので移動が大変、タクシーはお金がかかる。そんな不便さがない最もおすすめの交通手段がシャトルバスです。
シャトルバスはアウトレットモールに降車場があり、往復で10ドルと非常に安価に移動することができます。
「アロハ・ワイキキ・シャトル」はワイケレ・プレミアム・アウトレットへの送迎バスとなっていて、ワイキキのDFSから乗車しそのままアウトレットまで移動することができます。
事前予約は受け付けていないので当日、免税店トロリー乗り場で手続きが必要となります。
シャトルバスにもいろいろ種類があるので、金額や昇降場所を比較して使いやすいバス会社を選んでみてくださいね。
Aloha Waikiki Shuttle(アロハ ワイキキ シャトル)
住所:2222 Kalakaua Ave.(乗り場はDFS横、Royal Hawaiian Ave.)
行き方:ワイキキDFS徒歩0分
電話番号:808-953-9608
営業時間(電話受付時間):7:00-19:00
定休日:無休
7. ワイケレ・プレミアム・アウトレット以外でブランド品を安く買うには?
ワイケレ・プレミアム・アウトレットではアメリカのブランドを購入することをオススメしましたが、他にも、安くブランド品を買うことのできるお買い物スポットがあります。
「アラモアナ・センター」や「T ギャラリア・ハワイby DFS」など、ハワイ旅行の際は一度は耳にするであろう、有名店がそうした場所です。
また、ハワイの名産品も現地では安く購入することができます。例えば「コーヒー」や「果物」、「ナッツ類」などが挙げられます。
特にハワイのコーヒーは日本で購入すると高価なものが多いので、ぜひ現地で購入したいところです。
以下の記事ではそのようなハワイでショッピングをする際のコツをまとめた記事なります。こちらも併せてご覧ください!
8. ブランド品以外のお買い物はスーパーマーケット「ターゲット」を利用しよう!
ブランド物など、比較的高価なものを買う際にはワイケレ・プレミアム・アウトレットの利用をオススメしますが、ちょっとしたお土産や食事を購入する際に利用したいのがスーパーマーケット「ターゲット」です。
倉庫型のマーケットとして観光客や地元の方々を問わず人気の「ターゲット」は、食料品だけでなく、雑貨屋ファションなど様々な商品を販売しています。
SNSに映えるような可愛らしい文房具や、日本ではなかなか購入することのできないコスメグッズ。また、ベビー用品の豊富さにも驚くことでしょう。
もちろんスーパーマーケットなので、食料品の品揃えも充実しています。アメリカで人気のお菓子など、ちょっとしたお土産にも十分活用することができます。
ハワイの各地に店舗が点在していますので、宿泊先や訪れる予定の観光地の近くにあるかどうか、予め予習してから行くとより充実したショッピングを楽しむことができるでしょう!
そんなスーパーマーケット「ターゲット」については、別の記事で詳細情報をまとめていますので、気になった方はぜひご覧ください。
9. まとめ
以上、ワイケレ・プレミアム・アウトレットに行く際の役立つ情報をまとめてみました。
アウトレットへ出かける際には気になるブランドやアイテムをメモして満足のいくショッピングにしてください。どうぞ楽しいハワイ時間を!
▼ワイケレ・プレミアム・アウトレット公式サイト
http://www.premiumoutlets.com/outlet/waikele
買い物を楽しむためにも、お得な旅行計画が大切です。数あるホテルからさまざまな宿泊プランが比較できるホテル予約サイトで、お得なホテルをぜひ探してみましょう。
ホテルの掲載数や口コミが多い比較サイトであれば、きっとあなたにあったホテルが見つかるでしょう。出発前にぜひ参考にしてみてください。
>次のページでは、お土産も購入できるスーパーマーケット「ターゲット」をご紹介します<
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ハワイ旅行の費用・予算・旅費まとめ|飛行機やホテル代・節約術など
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