待ちに待ったハワイ旅行。計画を立てるのはとても楽しいですが「旅行費用はいくらかかるのか」という金額面は正直気になりますよね。
費用は安く抑えたい、でも、質の悪い旅行には絶対したくない。
そんな希望を叶えるためには、あらかじめおおまかな費用を把握しておくことが大切です。お金をかけるところと節約するところを分け、充実したハワイ旅行にしましょう。
今回の記事では、費用の内訳の一例をご紹介します!
ハワイ旅行費用はおよそ30〜50万円
それでは、ハワイ旅行にかかる費用を順番にみていきましょう。
ハワイ旅行に行く場合、最も人気の日程は4泊6日か5泊7日です。そしてその予算はおよそ30〜50万です。
では、具体的にはどのような項目があるでしょうか?
予算の相場を紹介していきますので、どのような部分にどれだけの金額が必要なのかを知り、計画を練る際にお役立ていただければと思います。
日本を出発する前に必要な5つの項目
まずは出発前、つまり日本にいる段階で費用が発生する項目をご紹介します。
なお、出発前の費用が大部分を占めることになりますので、ここでの選定は慎重に行いたいところです。
1. 渡航費(飛行機代)
出発するためにまず必要になるのがこの渡航費。時期や航空会社によっても金額は前後しますが、往復でおよそ5〜8万円ほどが相場です。
さらに、燃油サーチャージ、空港使用料、米国入国税などの諸税等が含まれて、1人平均10万円前後かかることになります。
こちらは、海外航空券予約サイトena(イーナ)が発表している、航空券の年間相場チャートです。
2017上期のホノルル行き航空券のデータですが、約4〜12万の間で揺れている事が分かります。
特にお盆休みを挟む7〜8月が高く、どの航空会社も軒並み値上げしています。
また、上記料金はあくまでも普通席の料金です。ビジネスクラスやファーストクラスになると、当然料金も跳ね上がるのでご注意ください。
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もちろんクラスが違えば快適さも違います。特にビジネスクラスの特徴については以下の記事で特集しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
2. 宿泊費(ホテル代)
現地での宿泊場所も出発前に予約をすることになるでしょう。ホテル選びは、予算の中でも大きなポイントになります。
安く宿泊をするのか、それとも少し贅沢をして高級なホテルに宿泊するのか。友達同士の旅行から新婚旅行まで、誰と行くのかも大きく関わってくる問題だと思います。
価格はおよそ1泊あたり1万円を切るものから7万円以上のものまでピンキリです。注意したいのが、上記は1泊あたりの値段であること。
例えば2万円と5万円の宿では、一見すると3万円の差ですが、4泊すると8万円と20万円でその差は歴然です。
ホテル選びはくれぐれも慎重に行いましょう。口コミとや評判を出発前にチェックしておくことをおすすめします。
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3. ESTA申請費
ESTA(エスタ)とは電子渡航認証システムのことで、ビザを持っていなくてもアメリカに入国ができるプログラムです。2009年にアメリカ合衆国連邦政府から公式に発表されています。
ビザを持たずに90日以内の観光をする場合は申請が義務付けられているので、必ず行う必要があります。
ESTAの申請はクレジットカードのみの支払いとなっており、 申請料のみであれば14ドルですが、旅行代理店などに申請をお願いする場合は代行手数料を加えて5000〜7000円程度必要となります。
ちなみに、ESTA申請は許可を受けた日から2年間が有効期限になります。 有効期限が切れても再申請は必要ありませんが、期限後に次回の渡米が決まっている際にはESTAの再申請が必要となります。
▼ESTA申請手順の詳細はこちら
4. 海外旅行保険
忘れずに申し込んでおきたいのが海外旅行保険です。
海外では医療費が高額なことで知られていますが、観光客も例外ではありません。旅行先で大きな怪我や病気になってしまった場合に取り返しのつかない出費にならないよう、必ず準備しておきましょう。
保険内容になって金額は異なりますが、4泊6日であれば1000〜5000円程度が相場です。
クレジットカード自体に海外旅行保険が備わっているケースも多いので、お手持ちのカードを今一度ご確認ください。
5. オプショナルツアー費
スカイダイビングやドルフィンツアー、パラセーリングやサンドバーへの移動など、ハワイ旅行で目玉とも言えるアクティビティを楽しむには、オプショナルツアーへの事前申し込みが必要です。
ツアー(アクティビティ)内容によって金額はまちまちですが、一つのツアーにつき5000円〜2万円ほどを想定してもらえればと思います。
実際にどういったツアーがあるのか、事前にサイトでチェックしておきましょう。
ハワイの現地オプショナルツアー・アクティビティを探す|MAPPLEアクティビティ
オプショナルツアーについては以下の記事で特集を組んでいます。どのようなアクティビティが良いか検討段階の方は、ぜひこちらもチェックしてみてください。
持ち物は全部揃いましたか?
こちらの記事でハワイ旅行に必要な持ち物をチェックしてみましょう!
ハワイ現地で必要な4つの項目
続いては、ハワイ現地で必要になる費用についてです。
現地でいくら両替をすべきなのかということにも関わってきますので、その点も考慮しつつご覧いただければと思います。
1. 食事代
まずは現地での食事代です。
言わずもがな、ハワイは観光地なので食事に対する相場がやや高めに設定されています。
朝食や昼食は1500円程度、また、夕食は約3000円をひとつの目安として考えてもらえればと思います。
もちろんお店によって金額差は少なからずあります。アルコールを注文する場合とそうでない場合でも異なるでしょう。
日本よりもやや高いということを念頭に置き、予算を組み立てることが大切です。
2. 交通費
交通費は移動手段によって大きく異なります。
路線バス「トロリー」や「ザ・バス」。車の運転が多い旅程の方や、運転が好きな方はレンタカーを利用するのも良いでしょう。
ただし、タクシーはあまり利用を推奨できません。
初乗り運賃が$3.50〜なのに加え、チップも必要となります。知らない土地なので行き先が想像以上に遠かった場合は、非常に大きな出費になりかねません。
現地での交通費に関しては、タクシーを利用しなければ5,000〜10,000円もあれば十分だと思います。
(※移動距離にもよるので、あくまでも一例です)
もし自由に移動したい場合はやはりレンタカーがおすすめです。レンタカー会社を選ぶ際には、
- レンタル料金・値段
- 営業所の立地・場所
- 保険内容の充実度
- 事故やトラブルのサポート体制
- 車種の取扱数・ラインナップ
といった項目をチェックしておきましょう。
現地で探したり英語で説明を聞くのは難しい、という方は事前に日本国内でレンタカー比較サイトをチェックしておくと良いです。ハワイで利用できる複数のレンタカー会社を一斉比較・予約までできるので便利です。
▼レンタカー予約サイトをチェックする
なお、レンタカーを利用する方法や、レンタカー外車の選び方などは以下の記事をご参照ください!
3. 買い物代、4. お土産代
この2項目に関しては、本当にケースバイケースとなってしまいます。
ショッピングをする施設が豊富にあるハワイでは、どうしてもお買い物の費用がかさんでしまう場合も。
自分へのプレゼントにせよ、友人知人へのお土産にせよ、お財布と相談しつつ購入するようにしましょう。
また、購入する場所を選ぶことも大切です。ハワイで人気のワイケレプレミアムアウトレットは、ブランド品を値下げ価格で購入することができます。
自分に大きなブランド品を購入する場合などは、ぜひ利用していきましょう!
ハワイ旅行に安く行くために気をつけたい8つのポイント
旅行のプランなどで旅行の代金は大きく左右されますが、どんな部分に気をつけるとお得に旅行をすることができるのでしょうか?
旅行代金を考えるときに見直してほしいポイントをご紹介します。
1. ホテル代を見直してみよう
ハワイは旅行客が多いためホテルが数え切れないほどありますが、安いところから高級なところまで多種多様。
ハワイ旅行の場合はホテルに滞在するというよりは観光をしたりショッピングに出かけたりしている時間が多く、ホテルでの滞在時間の少ないことも多いです。
滞在時間が少ないホテルはできる限りリーズナブルにすると旅費を抑えることができるのでおすすめです。
まずはホテルの宿泊プラン、立地、口コミなどをチェックしてみましょう。
ホテルの空室を検索する|旅行予約のExpedia(エクスペディア)
2. 旅行に行く期間は、一般的な長期休みを避けよう
夏休みや春休み、ゴールデンウィークなどの長期休みの時期や年末年始は全体的に旅費が高くなる傾向があります。
旅費を抑えたいのであれば、雨期に被らない4月〜9月の中で、かつ長期休み以外の期間を選ぶと比較的お得です。
3. 格安航空券を活用しよう
最後は渡航費を節約するという方法。大手の航空会社の販売するチケット代はおよそ8万円程度がかかりますが、格安航空券の場合、タイミングが合うと4万円代などほぼ半額で購入できる場合もあります。
格安航空券は1日の違いでも値段の変動があるので、入手する場合は、普段から価格をチェックすればよりお得にチケットが手に入るかも。
ただし、飛行機の中にいる時間は7時間〜9時間と決して短いわけではないので、万全の状態で到着するなら機内サービスやメリット・デメリットを比較して検討した方が良さそうです。
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4. 食費は多めに考えておこう
チップ代も含めると大きな出費になってしまう食費。
朝ごはんはコンビニのおにぎりなどで済ませると少しは節約になります。また、チップの要らないテイクアウトのお店でディナーを済ませるなどという工夫も必要になることがあります。
比較的長く滞在する場合はコンドミニアム型のホテルにキッチンがついているのでおすすめできます。ただし、食器は付いてますが調味料など必要なので1週間以上滞在するという方は利用してみてもいいかもしれません。
こちらの記事ではハワイの人気観光地・ホノルルにある人気コンドミニアムをご紹介しています。大人数での宿泊や1週間以上の滞在にコンドミニアムはおすすめです。
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data-matched-content-ui-type="image_sidebyside" data-matched-content-rows-num="4" data-matched-content-columns-num="2"5. 旅行中の通信費を抑える
海外旅行中に費用がかさむポイントとしてあげられる点としては、通信費もあります。
旅行中にSNSで連絡をとったり、写真を投稿したいといった場合には、必ず通信環境が必要となるからです。
海外旅行中で通信環境を整えるためには、大きく分けて3つの方法があります。
- 国内・海外で利用できるWi-Fiルーターを持参する
- 現地でWi-Fiルーターをレンタルする
- 現地で使えるSIMカードをレンタルする
- 無料のWi-Fiスポットを利用する
特にWi-Fiルーターは手頃な料金で高速インターネットを楽しめるので、快適にインターネットを使用したい方におすすめです。
かんたんな設定でインターネットが利用でき、料金もなんと1日1,000円程度。場所を気にせず、常に高速インターネットの通信環境を保つことができます。日頃からInstagramやTwitterなどSNSを頻繁に利用する方には、ハワイで利用できるWi-Fiルーターは必須といえるでしょう。
Wi-Fiルーターの購入やレンタル予約は日本国内で手配しておくのがおすすめです。
Wi-Fiルーターは以下のステップで利用します。
- アロハデータやイモトのWiFiなど国内でレンタルWi-Fiの申し込みを行う
- 自宅もしくは空港など指定場所で受け取り、Wi-Fiの接続設定を行う
- ハワイ現地でインターネットを活用!
- 帰国後、返信用キットで返却
かんたんステップでハワイでもインターネットを活用しましょう。
「とにかく通信費を安くしたい!」といった場合には、利用場所が限られますが無料のWi-Fiスポットを利用しましょう。
ハワイでは、カフェやショッピングモールを中心にWi-Fi環境が整い始めています。
また、多くのホテルでもロビー・客室を問わず無料のWi-Fiが利用できる場合がほとんどです。頻繁に通信環境を必要としない場合にはおすすめできる方法といえるでしょう。
以下の記事では、ハワイでのWi-Fi事情に関する内容がまとまっています。あわせてご覧ください。
6. ハワイでの移動は、お得で便利な「Uber」を活用しよう
現地で必要なお金として挙げた「交通費」ですが、現地の移動手段は様々です。決まったルートの路線バス「トロリー」や、オアフ島をぐるっと一周することのできる「ザ・バス」。ドライブが好きな方にはレンタカーもオススメできます。
日本同様にタクシーも利用できますが、初乗り運賃は$3.50〜に加え、チップも必要です。また、初めての土地では距離感がつかめず、思った以上の出費になってしまう、ということも……。
そこで利用したいのが配車サービス「Uber」です。アプリ一つで車の手配ができ、支払いもクレジットからの精算です。乗って降りるだけで利用できる、ということですね。
Uberのメリットは、事前に価格の見積もりができる点です。土地勘がない海外での出費を防ぐためには、大きな利点です。またトロリーやザ・バスではカバーしきれないローカルな場所まで行くことができるのも魅了です。
具体的なアプリの利用方法などは、以下の記事よりご覧いただけます。ぜひ、ハワイの移動手段の選択肢の一つとして、覚えておいてください。
7. 移動にはレンタカーもおすすめ
好きなタイミングで好きな場所に気軽に移動したい!という方には、レンタカーもおすすめです。 実は、日本の免許でハワイのレンタカーを運転することができるのです。
運転に抵抗がないのであれば、交通手段がうまくスケジューリングできない故に無駄な時間が生まれてしまった、ということがないという意味で、レンタカーを検討してみてはいかがでしょうか。
旅行に行く前に日本から会社を手配することもでき、日本と同様にハワイでもレンタカー会社は複数ありますので、失敗しないレンタカー会社の選び方を知っておきましょう。
あわせて、ハワイと日本では交通ルールも異なります。 以下の記事では、レンタカー会社選びのポイントや、注意したい交通ルールなどをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
▼レンタカー予約サイトはこちら
8. ハワイのチップについて知っておこう
日本では馴染みのないチップ。食費が想定外にかさんでしまう原因の一つです。そもそもチップというのは感謝の意味を持っており、場所や状況によって適切な金額は変動します。
平均としては合計金額の15〜20%が相場とされていますが、もちろんこの限りではありません。
たとえば移動手段であるタクシーでは、メーターに対して15%のチップが相場とされています。またホテルではサービスごとに$1~2のチップが必要になります。ただしこれもホテルのグレードによるため、一概に決まった金額ではありません。
食費に関わるレストランでは、15%のチップが相場です。気をつけたいのが、伝票にあらかじめサービス料が加算されている場合。その際はチップを支払う必要が無いことを覚えておきましょう。そうでない場合はテーブルにチップを置いて帰るのが一般的です。
気をつけたいのがクレジットカード払いの場合です。カード払いの際にはサインだけでなく、チップの金額を自分で記入しなければなりません。カードで支払う際はくれぐれも気をつけましょう。
このように、ハワイ(海外)でのチップ事情はこまかに決まっています。円滑な支払いを済ませるために、ある程度を学んでからハワイに向かうのが理想的といえます。
以下の記事で、チップに関するお役立ち情報をまとめています。ぜひご覧ください!
9. 日本よりも高いものを知っておく
ブランドものやアメリカ製品なら安く購入できることが知られているハワイ。
ハワイ旅行では、日本からの観光客がブランドものをたくさん購入している様子を見かけることもあるでしょう。
しかし、ハワイには日本よりも比較的高い価格で販売している商品もあることをご存知でしょうか。
たとえば、日用品やレストランでの飲食代は、日本と比べるとやや高い印象に。日本では当たり前の100円均一ショップも、ハワイには存在しません。同等のクオリティの製品は、100円を超えてしまうことも珍しくないのです。
レストランでの飲食代においても、もともとの価格が高めに設定されているほか、やはりチップでの出費は大きな要素です。 一般的には、食事代の15〜20%程度をチップとして支払うことがマナーとされています。
もしも一度の食事で2,000円のメニューを注文した場合、20%をチップとして上乗せすると支払う価格は「2,400円」。
「チリも積もれば山となる」と言うように、旅行中の食事代は意外と値が張るもの。
たかが飲食代と軽く考えることなく、計画的な出費を意識しましょう。
ちなみに、ハワイで日本より安く購入できるものは、ハワイ原産のフルーツやオーガニックコスメなどです。ハワイではお土産にぴったりのものが比較的安価に購入できるので、旅行前にはあらかじめ確認しておきましょう。
まとめ
旅行は決して安いものではありませんが、できることならお得に、そしてさらに存分に楽しみたいものですよね。
今回は旅費で大部分を占めている費用を節約するポイントをご紹介しました。十分に計画を練って素敵な旅行を実現できるようにしましょう。
ハワイ旅行の計画が不安な方は旅行代理店を通してツアープランを相談するのもおすすめです。
◆ 初めに読んでおきたい!ハワイまとめ記事 ◆
ハワイ旅行の持ち物まとめ|海外旅行に必要な60個の必需品リスト
→ハワイ旅行で最初の難関といえば「荷造り」でしょう。ハワイで必要な60種の持ち物を徹底解説します。
ハワイおすすめのお土産50選!雑貨など人気商品を総まとめ【保存版】
→種類がありすぎるハワイのお土産のなかから、買うべき50選をまとめてご紹介します。
ハワイディナーおすすめのレストラン14選|ワイキキ夕食選びの決定版
→ハワイには魅力なレストランが目白押し。そんな中でも特におすすめなお店をハワイメディアの編集部が選びました。