ビーチ・自然

カウアイ島おすすめ観光スポット13選|自然豊かな絶景ポイントを厳選

ナパリコースト

ハワイ諸島の中で最も古くに形成されたとされるカウアイ島。

長い歴史の中でつくられた数多くの観光地や景勝地があり、その自然の壮大さから「ガーデンアイランド」とも呼ばれています。

今回は、そんなカウアイ島でおすすめの観光地をまとめてご紹介します。

カウアイ島の中でも特に人気で満足度の高い観光スポットをまとめましたので、ご旅行に行かれる予定がある方も、そうでない方も、ぜひご覧くださいませ!

カウアイ島おすすめの観光スポット13選

1.ワイメア渓谷(Waimea Canyon)

ワイメア渓谷

「太平洋のグランドキャニオン」とも呼ばれる壮大な岩場がワイメア渓谷(ワイメア キャニオン)です。

カウアイ島の西部のワイアレアレ山とカワイキニ山からなる山岳地帯で、長さは22km、幅2km、深さ1kmにも及びます。

ワイメア渓谷

削り取られたような独特な山肌は、ワイアレアレ山に降った雨が数百万年の歳月をかけて形成したもの。

付近には展望台が数カ所あり、この壮大な山々を見下ろすことができます。カウアイ島を訪れた際には、必ず立ち寄りたいスポットの一つです。

2.ナ パリ コースト(Nāpali Coast)

ナ パリ コースト

車では訪れることのできないカウアイ島の秘境といえばナ パリ コーストではなでしょうか?

カウアイ島の東側には、崖のそり立つ全長27kmの海岸線があります。それこそがナ パリ コースト。カウアイ島随一の景勝地です。

ナ パリ コースト

この場所を訪れるためには、ヘリコプターやボートなど、陸路以外をたどるほかありません。

トレッキングも可能ですが。難易度が高いので一般の観光客には不向きでしょう。

※なお、ボートでの上陸は夏のみ実施しています。カウアイ島南ハナペペ近くのポートアレンという港から、ナ パリ コースト近くまで行くツアーがおすすめです。

巨大な爪痕のような崖と、コバルトブルーの海のコントラストは一見の価値あり!

3.ポイプ ビーチ パーク(Poipu Beach Park)

ポイプ ビーチ パーク

島の南部に位置するのが、ポイプ ビーチ パーク。白い砂浜と遠浅で透明度の高い海が特徴のビーチです。

2001年には、全米ナンバーワンビーチにも選出された経歴もあり、名実ともに人気のビーチといえます。

ポイプ ビーチ パーク

ビーチが位置しているのはカウアイ島のなかでも晴天率が高いエリアなので、好天の海を楽しめる確率が高いのもポイントです。

海には時折ハワイアンモンクシール(アザラシ)が顔を覗かせることも。ポイプビーチで穏やかな時間を過ごしましょう。

4.シダの洞窟(Fern Grotto)

シダの洞窟

シダの洞窟は島の東側、ワイルア川からボートでのみたどり着ける神秘的なスポットです。

溶岩で作られた自然の洞窟は、かつてはハワイの王族のみ訪れることが許された歴史のある場所。

王族はここで結婚式を行っていたため、恋愛や縁結びに利益があることでも有名です。

シダの洞窟 カヌー

カヌーやボートで訪れることができます。

その名の通り逆さに生えたシダをはじめとする熱帯の植物が生い茂り、水辺からは霧が昇ります。

大自然の音や匂いを感じながら、かつての歴史に思いを巡らせてみてはいかがでしょうか?

5.キラウエア灯台(Kilauea Lighthouse)

キラウエア灯台

ハワイ諸島の主要な島々の中で最も北に位置しているのがキラウエア灯台(ダニエル K. イノウエ・キラウエア・ポイント灯台)です。

その歴史は古く、1913年から稼働を開始。現在は自動信号灯になっていますが、その景勝から変わらず人気を集めています。

海岸線の一部がせり出したような場所に建てられた灯台一帯は、さながら海に浮かぶ島のよう。

キラウエア灯台

また、付近はキラウエア国立野生動物保護区でもあり、様々な種類の海鳥を見つけることができます。

※写真の鳥はハワイ州の鳥で、保護種であるネネです。足にナンバーの枷がはめられているがわかります。

6.潮吹き穴(Spouting Horn)

潮吹き穴

カウアイ島の南部、「3.ポイプ ビーチ パーク」のやや西側に位置しているのが“潮吹き穴”と呼ばれるユニークなスポットです。

その名の通り、溶岩でできた岩の穴から海水が吹き上がるユニークなスポットです。

潮吹き穴

流れ込んだ波の力とはいえ、その力は想像以上。轟音とともに穴から吹き出す海水は、時に20mにも達するというのだから驚きです。

一説によると、この轟音は訪れる者を襲っていたと言い伝えられる魔物モオを穴の中に閉じ込めているうめき声だともされています。

7.ワイルア川州立公園(Wailua River State Park)

ワイルア川州立公園

カウアイ島の東側に位置するワイルア川。その周辺の自然豊かなエリアがワイルア川州立公園です。

このエリアはハワイの文化発祥の地とも呼ばれ、中心であるワイルア川はハワイ全土で見ても最大級の広さ。

海側に近いエリアには身分が高い人々が政治などを行いながら住み、他方で上流では平民が農耕を行いながら住んでいたとされています。

ワイルア川州立公園

川沿いにはいくつものヘイアウ(古代ハワイアンの神殿的建造物)が建ち、いまでも跡地を訪れることができます。

この川をカヤックで渡るツアーが人気です。特に「4.シダの洞窟」へは、ボートツアーを利用して、この川をのぼって訪れることになります。

8.ワイルア滝(Wailua Falls)

ワイルア滝

ワイルア川の南端にあるワイルア滝は、ポッカリとくり抜かれた大地に落差60メートルの滝が二本並んで落ちる珍しい滝です。

昔のハワイアンたちは、この滝つぼに飛び降りて男らしさを示したともいわれており、由緒正しき場所であることがわかります。

ワイルア滝

道路からも訪れることができるので、車がある場合は気軽に訪れることのできる景勝地としても人気。

天気が良い朝には滝つぼに虹がかかることも。壮大で美しい景色を見下ろすことができるでしょう。

9.ハナレイ湾(Hanalei Bay)

ハナレイ湾

カウアイ島の北側に位置するのがハナレイ湾です。三日月のように、ポッカリと抜けた半円形が特徴的。

湾には桟橋があり、地元の人々が釣りを楽しんだりとちょっとした憩いスポットになっています。

ハナレイ湾

このエリアでサーフィンを楽しむ方は、運が良ければイルカと一緒に波に乗るという、貴重な経験をすることができます。

ちなみに、ハナレイ湾が三日月型なのはそれもそのはずで、ハワイ語でハナレイとは“三日月”を指す言葉なのです。

10.カララウ展望台(Kalalau Lookout)

カララウ展望台

「1.ワイメア渓谷」をさらに北上し、道路の終点まで行くとカララウ展望台が待ち受けています。

標高1200mから望む海と崖。ハワイでも指折りの景勝地であるこの展望台は、多くの観光客が足を運ぶ定番スポットです。

ここで見られるのは「2.ナ パリ コースト」の崖。切り刻まれたような雄大な崖には、思わず息を止めてしまうほど。

ジョージクルーニー主演映画「ファミリーツリー」の撮影で使われたことでも有名です。

カララウ展望台

ただし、カウアイ島の中でもとくに天候がかわりやすいポイントでもあるため、雨具などの用意があると一層観光を楽しめるでしょう!

11.ツリー トンネル(Tree Tunnel)

ツリートンネル

カウアイ島にあるツリートンネルは、樹齢100年を超えるユーカリの木々が並ぶ並木道です。

空港のあるリフエからコロアやポイプへ車で移動する際に通るこのツリートンネル。ただの一般道ですが、観光ガイドにも載っている名所です。

高さのある木々が作り出す自然のトンネルに圧倒され、思わず写真を撮ってしまう魅力があります。

長さは約2km。車だと一瞬で過ぎてしまうので、降りて道路の端を歩いてみるのも良いでしょう。

12.ワイカパラエ ウエット ケーブ(Wet Cave/Blue Room)

ウエットケーブ

カウアイ島の北部にあるワイカパラエ ウエット ケーブは、水で満ちた小さな洞窟です。

キラウエア火山の女神ペレが住んでいたとされるこの洞窟は、その伝説とともに今でも観光者に親しまれています。

洞窟内部は溶岩から染み出す湧き水で満たされ、水面は青。このトンネルが別名ブルールームとも呼ばれる所以です。

なお、この洞窟は人気映画「パイレーツオブカリビアンシリーズ」で“生命の泉”として登場したことでも知られています。

13.アニニ ビーチ(Anini Beach)

アニニビーチ

カウアイ島の北側、ノースショアに位置している日の出が絶景なアニニ ビーチ。

広い駐車場に、テーブルセットやテントを張るスペースなど、利用者が活用できる設備が充実しています。

サンゴ礁に囲まれたこのビーチは、波が穏やかなのも特徴。ライフガードこそ常駐していないものの、トイレやシャワーなどの簡易的な設備もあります。

このビーチはハリソンフォード主演の名作映画、「6デイズ/7ナイツ」の舞台でもあります。

まとめ

カウアイ島 ビーチ

最後に、今回ご紹介した観光スポットをまとめたマップをご紹介します!

現地でこの記事をご覧になっている場合はもちろんのこと、ご旅行の計画をたてる際にもお役立てください!

皆さんのカウアイ島の滞在が、より充実したものになることを願っています。