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1Dayドライブコース ルート#02 Drive to North!

ハワイをはじめて訪れる人も“ノースショア” という言葉は聞いたことがあるだろう。 この言葉は多くの場合、憧れをこめて、あるいはノスタルジーをこめて発せられる。 世界中のサーファーの聖地であり、旅人にとっては巡礼地であるノースへのドライブは、ワイキキからだとハイウェイを利用してのロングドライブになるが、一日では堪能しきれないほどのハワイの魅力に満ちている。そして、ハワイがもっと好きになる。

ロングドライブの前に朝食を。ダイヤモンドヘッドグリルから旅がはじまる。

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ロングドライブに出る前に腹ごしらえは重要だ。ワイキキのロコの台所にもなっているダイヤモンドヘッドグリルで、ガツンと食べておきたい。ここの名物、スコーンをドライブ中のおやつに買ったら、さぁノースへのドライブの始まりだ。

H1 とH2ハイウェイを使って北へ。バースストーンに立ち寄り安全祈願。

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H1 ハイウェイに乗る。しばらく走ってアロハスタジアムが見えてきたら、H2 の分岐点までもうすぐだ。ドールパイナップルパビリオンの手前にあるパワースポット、バースストーンは今回のドライブの安全をお祈りするのにふさわしい場所だろう。詳しくはリンクのコラムを参考にしてほしい。きっとハワイのマナを感じられる。

定番スポットのドールで、名物のパイナップルアイスを堪能する。

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急ぐ旅でもない。バースストーンを後にしたら、車で5 分のドールパイナップルパビリオンのショップで、名物のパイナップルアイスを堪能するのも悪くない。スライスされた採れたてのパイナップルもこの際食べておこう。思わず笑顔になるはずだ。

オーガニックな石鹸を求め、ノースショアソープファクトリーへ。

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H2 ハイウェイを北へ。ハレイワに行く前にワイアルアに寄り道する。ここにあるのは、もやもやサマーズで有名になったノースショアソープファクトリー。かなりひなびた場所にあるので驚かないように。かつての砂糖精製工場にてオーガニックな石鹸などを昔ながらの製法で生産している。隣のお土産屋さんではコーヒーの試飲もできる。サーファーのひとには、この近所にあるエリック・アラカワのシェイプ工房も見逃せないポイントだろう。

ワイアルアから車で10 分。ノースといえば、ここハレイワだ。ノスタルジックだけど、きちんとハワイの“今” がある街だ。車を駐車場に停めたら眩しい日差しの中、散策にでかけよう。食べたいもの、買いたいもの、見たいもの、ここには山のようにある。 これからALOHA SMILE 的にマスト!な場所を紹介するけど、とても全部は紹介しきれない。散策の途中により詳しい現地情報が欲しくなる方には、ハワイ州観光局公認のハワイアプリALOHA SMILE がお役に立つだろう。

車で混雑するハレイワ。駐車するならマーケットプレイス。

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ショッピングモールのノースショア・マーケットプレイスにある駐車場が、一番無理なく車を停められて、周辺の散策に便利。人気のメキシコ料理チョロスや、こだわりのコーヒーショップ、ハレイワコーヒーギャラリーもあるから、ワイキキから直接ハレイワに来た人は少し休憩してもいい。ここにあるパタゴニアも昔から人気がある。運が良ければ、ロンアーティスツファミリーの生LIVE や歌声も聴くことができる。

ハレイワに来たら、虹色のシェイブアイスは欠かせない。

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ミーハーと言われようが、ハレイワに来たらマツモトシェイブアイスは欠かせない。乾いたノースの暑い太陽の下で食べる虹色のシェイブアイスは格別な味がする気がする。店内で販売しているT シャツもカワイイので、お土産にゲットしておくのもいいね。空気感の伝わるオフィシャル動画はコチラを見てね!

絶品のアヒグリルでハレイワランチ。ALOHA SMILE スタッフ一押しの店。

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ハレイワでランチ。人気のお店はたくさんあるけど、一押しはGrass Skirt Grill !ここのアヒグリルプレートは、さっぱりしていて日本人向けの味付けで実にウマい。オアフ島で一番ウマいなんていうロコの人もいる。店の前の日陰のテーブルでゆっくりランチしながら時間をつぶすのもハワイだよね。この店の隣にある石鹸屋さんもリピーターに人気。そのお店の情報はコチラでチェックしてね!

語り尽くせないハレイワの魅力。オールドハワイの今を探しに行こう。

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ランチでお腹がふくれたら、ラニカイジュースでオーガニックなレモネードでも買って、ハレイワの街を探索しよう。写真で見たことのある有名なサーフショップや、店番の看板猫が留守番している老舗のCelestial Natural Foods など、古き良きオールドハワイを感じさせてくれる場所がいっぱいある。自分だけのお気に入りを、オールドハワイの“今” を見つけに、さぁでかけよう。

この奥にウミガメのビーチがあるんだ。ロコに教わった秘密の場所を紹介する。

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ノースでウミガメが見たい。ハレイワからすぐの場所にあるラニアケアビーチがウミガメビーチとして人気が高いが、そんなみんなが行く場所なんてつまらない!という人のために、とっておきのビューポイントがハレイワビーチパークにある。眼鏡橋側の駐車場の奥に、ローカルのサーファーが集まる隠れたサーフスポットがあるのだが、そこではサーファーに混じって数多くのウミガメが泳いでいる。遭遇率は高くはないが、昼寝をしているウミガメを独り占めしたいならココがオススメ!

ワイメアビーチでビッグジャンプ!ローカルに混じってハワイの海へ。

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ハレイワタウンからラニアケアを経て更に北上すると、有名なワイメアビーチがある。冬場は驚くほどのビッグウェーブがやってくる事が多いが、穏やかな波の時はビーチ横にある通称“飛び込み岩” から海へ飛び込むローカルの姿をたくさん見かけられる。チャンスがあったら、ローカルに混じってビッグジャンプをキメてみよう。また、この近くにある植物園の中にある滝壺もロコに人気の水遊びスポット。滝の水圧に負けず滝壺にたどりつけるか。意外とコレ、疲れます。

色彩豊かな魚と遊ぶ。知られざるシュノーケリングポイント。

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ワイメアビーチから北上すると、左手に小さな岩場が見えてくる。そこがシャークスコーブというシュノーケリングポイントだ。ププケアビーチパークの目の前なので、駐車場もトイレの心配もいらない。ここは魚の種類も豊富でロコには人気だが、ツーリストにはまだあまり知られていないポイントで人が少ない。注意点は岩が多いということ。怪我をしないよう、水遊び用のシューズを持参していくといいだろう。

ノース1day ドライブの締めを飾るにふさわしいシチュエーションはサンセットビーチから眺める夕景をおいて他はない。ほぼ180 度。全長数キロにわたる砂浜。広がる太平洋のむこうにしずむ太陽をぼーっと眺める。ハワイ時間が流れる極上のショータイムだ。

夕景を待つ間、ハウピアクリームパイでひとやすみ。

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ビーチパークの駐車場に車を停めたら、そんなショータイムを楽しむ前に仕入れておきたい物がある。ビーチパークの目の前にあるTED’ S Bakery( テッズベーカリー)のハウピアクリームパイとコーヒーだ。見た目はかなり重そうだが、さっぱりとした甘さで、1日のドライブの疲れをリセットしてくれる。コーヒーとの相性もまた抜群だ。売り切れる前にゲットしたい。

夕景を満喫したら、あとは帰るだけだ。

サンセットビーチからワイキキまで、渋滞の程度にもよるが、おおよそ1 時間半から2 時間程かかる。夜道になるので注意して帰ろう。それでは良いノースドライブを!アロハ!

THE BUS で行くならワンデーパス$5.50 でノースへの旅に出かけられる。

レンタカーを利用しないでノース探訪したい方も多いだろう。 オプショナルツアーに申し込めば効率よく観光名所を回れるが、料金的に高いし、自由度の面で不満をもたれる方もいる。そんな方は、“THE BUS”を利用してみてはいかがだろうか?正直、時間的にも身体的にもかなりハードな旅になる。それでも「絶対ノース行きたい!」という方はレッツチャレンジ!

アラモアナショッピングセンターにて60 番のバスにのる。 行き先表示は反時計まわりの“60 KANEOHE/NORTH SHORE HALEIWA”に。 帰りは時計まわりの“60 HONOLULU/ALA MOANA CENTER” へ。 今回紹介したルートとは逆まわりになり東オアフの海岸沿いを北上するルートだ。