公開日:2017年11月2日
更新日:2020年5月13日
更新日:2022年10月17日
更新日:2022年10月17日
最新更新日:2024年9月3日
オアフ島にある「ハナウマ湾」というビーチをご存知ですか?
自然保護地区に指定されていて、人気の観光地として地元の人たちや観光客にも親しまれているハナウマ湾の魅力を、今回は徹底的にご紹介します。
Contents
1.ハナウマ湾はどこにある?
ハナウマ湾があるのは、オアフ島の東南部。ワイキキからは車で約20分ほどの場所です。
日本語での正式名称は「ハナウマ湾自然保護区」といいます。熱帯魚やウミガメが生息する自然豊かなビーチで、海洋生物などを保護する管理区域となっています。
2.ハナウマ湾、ここがすごい!
全米No.1に輝くほどの美しさをもつハナウマ湾の魅力に迫ります。
ビーチの形が独特で美しい
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ハワイ語で“曲がった(uma)湾(hana)”という意味をもつハナウマ湾。言葉の通り、綺麗な曲線を描いたフォルムが特徴です。
ここはクレーターの一部が侵食されてできた湾で、サンゴ礁によって外海から遮断された世界的にも珍しい地形です。
空から撮影された写真を見ると、この場所が特別な形をしていることがよくわかります。
ウミガメや熱帯魚が生息する希少なビーチ
湾曲した形が特徴的なハナウマ湾ですが、この特徴的な地形のおかげでさまざまなメリットが発生しました。
サンゴ礁に守られて魚が生息しやすい環境となったのです。湾内には300種類もの熱帯魚が棲息しています。常時50種類程度は確認可能とのことです。運が良ければ、アオウミガメに遭遇することも。
現在ハワイ州では入場制限を設けてハナウマ湾の自然環境保持に努めています。
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シュノーケリングの人気スポット
そんなハナウマ湾は、シュノーケルスポットとしてハワイでも1番の人気を誇ります。
トロピカルフィッシュと触れ合いながら美しい海を楽しむことができるので、連日大勢の人が訪れます。
波も穏やかで、小さな魚が波打ち際まで泳いでいるので、お子さんでも安心して楽しめます。
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3.訪れる際の注意するべきポイント
予約制・有料のビーチです
ハナウマ湾自然保護区には、海洋環境の保護(本来の姿に戻す&維持すること)を目的に、教育ビデオの視聴義務や、餌付け禁止など、様々な規制があります。
また、入園には事前予約が必要ですのでご注意ください。
<事前予約制について>
入園希望日の2日前の7:00AMより、専用サイトにて受付が開始されます。
事前予約はこちら⇒https://pros8.hnl.info/hanauma-bay
<入園料>
保護区の維持管理費用として25ドルの入園料を徴収しています。
*12歳以下、ハワイ在住者、軍関係者は無料
(2024年9月現在)
必要なものは揃えてから
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ワイキキビーチやアラモアナ・ビーチパークは近くにスーパーやショッピングセンターがあるため、足りないものをすぐに購入することができます。
ところが、ハナウマ湾の近辺には買い物ができる場所がありません。園内には売店があるので、いざとなったら買う事もできますが、選択肢があまりない…ということも。
タオル、着替え、日焼け止め、ビーチグッズなど。必要な荷物はあらかじめ用意して訪れるようにしましょう。
4.ハナウマ湾だけじゃない!ハワイのおすすめビーチ特集
ハナウマ湾の魅力について触れてきましたが、ハワイには他にもまだまだ素晴らしいビーチがあります。
その中でも特にオアフ島でおすすめしたい魅力的なビーチを厳選してご紹介します。
アラモアナ ビーチパーク
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ハワイで定番ビーチといえばまず最初に名前が挙がるビーチがアラモアナビーチパークです。
ワイキキの西部に広がるおよそ30万㎡の巨大な公園であり、ジョギングを楽しんだり、テニスコートも併設されているので思い思いの楽しみ方でアクティビティを満喫できます。休日はローカルファミリーもBBQを楽しむ地元密着のビーチです。
ビーチは遠浅なので小さなお子さん連れのファミリーもゆっくり楽しむことができます。
すぐ近くには全米最大級のアラモアナセンターがあるので、ビーチで遊んだあとで立ち寄ってみましょう。
ワイキキビーチ
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日本人がビーチを思い浮かべると、ほとんどの人が同じ一つのビーチを思い浮かべるそうです。ダイヤモンドヘッドをバックに青い空と白い砂浜… そう!ワイキキビーチです。
このビーチが常に美しいのには、ある秘密があります。
実はこのビーチ、ホノルル市の公園管理下から依頼を受けた清掃業者が毎晩清掃を行っているのです。
世界的に有名なリゾート地ワイキキの全長3kmほどに及ぶ砂浜は、こうした地元の方達の陰の努力でいつも美しく保たれているのですね。
ワイメアビーチ
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オアフ島の北部、ノースショアにあるのがワイメアビーチです。手つかずの自然が残るビーチには、冬はビックウェーブがやってくることで有名で、なんと最大時には9mにも及ぶのだそう。
この波を求めて冬には世界中のサーファーがこのビーチを訪れます。初めて波に乗ったサーファーの名を冠した「エディ・アイカウ」というサーフィンの大会も、このビーチで行われています。
サーフィンが好きな方、または静かな波(冬季以外)が好きな方はぜひ訪れてみてください。
◆
……このように、ハワイには数多くのビーチがあります。
以下の記事ではオアフ島のビーチについてここで紹介したものも含め、より詳しく掲載しています。
ハワイのさまざまなビーチに興味が湧いた方は、ぜひこちらもご覧ください!
5.まとめ
以上、全米No.1ビーチに輝いたハナウマ湾のご紹介でした。
コロナパンデミックでハワイへの観光客が激減したこの数年間で、ハナウマ湾の水質が改善されて透明度がアップしたというニュースは日本でも大きく報道されました。
次回ハワイに行った際には、ぜひ生まれ変わったハナウマ湾へ足を運んでみて下さいね。
<ハナウマ湾>
開園日:水~日曜(月・火休み)
開園時間:6:45~16:00(入園は13:30まで。ビーチには15:15まで)
入園料:25ドル(12歳以下、ハワイ在住者、軍関係者は無料)
事前予約はこちら⇒https://pros8.hnl.info/hanauma-bay