ハワイには数え切れないほどのビーチがあり、遊泳に向いているビーチやアクティビティ向きのビーチなど、ジャンルが分かれます。
そこで今回は、オアフ島にある「サーフィンに向いているビーチ」をご紹介します。
初心者の方も上級者の方もレベル別にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
Contents
ハワイでサーフィンをするならこの7つのビーチへ!
早速ですが、オアフ島内のサーフィン向きビーチをご紹介していきます。
写真と併せてご覧ください!
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1.ワイキキビーチ
ハワイのビーチはどの場所でも、大きな波が一年中押し寄せるイメージではないでしょうか?
実は波が大きいビーチは場所や時期が限られています。
夏の時期はサウスショア(ワイキキやアラモアナを中心としたエリア)、冬はノースショアと呼ばれる島の北側のエリアの波が強まる傾向にあります。
西側のマカハビーチなどもありますが、治安が良いとは言えないので、観光客の方にはあまりおすすめできません。
そこでおすすめしたいのが、ハワイの顔ともいうべき「ワイキキビーチ」です。遊泳のみならず、サーフィン初心者向けのスポットとして有名です。
ワイキキにはいくつかサーフィンスポットがあるのですが、とくにカヌースと呼ばれるブレイク(波が崩れる場所)は、子供や初めてサーフィンを体験する方におすすめです。
波が比較的穏やかであることと、サーフィン用具を気軽に借りることのできる環境が整っていることがその理由です。
また、カヌースの隣に位置するクィーンズは、ロングボーダーの上級者が多いことでも地元では知られています。
波があまりない時は、ショートボーダーが行っても乗れる波が少ないので、ダイヤモンドヘッドかアラモアナに行く事をおすすめします。
ワイキキでは、レッスンも頻繁に行われているので、初心者の方はぜひ気軽に足を運んでみてくださいね。
ワイキキビーチ(カヌース&クィーン付近)
住所:Kalakaua Ave, Honolulu, HI 96815
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2.ダイヤモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドの麓(ふもと)に位置するブレイクにはクリフスとライトハウスがあります。ライトハウスは、浅くなっている場所もあるので、中級者〜上級者の方におすすめのスポットです。
風を直接受けやすい地形であるため、強風になるとウィンドサーファーの姿も。
ワイキキやアラモアナよりもうねりを拾いやすいことから、ほかの場所に波が無いときに多くのサーファーがダイヤモンドヘッドへと向かいます。
またライトハウスは、ショートボードの上級者が多いので、初心者やロングボードのサーファーはクリフスの岸に近いところがおすすめです。
ダイヤモンドヘッドビーチパーク
住所:3451 Diamond Head Rd, Honolulu, HI 96816
▼こんなアクティビティもあります
3.アラモアナボウルズ
世界中からあらゆるサーファーが最高の波を求めて訪れるポイントが「アラモアナボウルズ」です。
とくに夏の時期には左側へ崩れる波がチューブ(波によってできる空洞)を巻くこともあり、サーファーのメッカとなっています。
中級者〜上級者にとっては難易度の高い技に挑戦できるスポットでもあるため、絶好のポイントとして知られています。
地元のサーファーも多く訪れているので、マナーには注意しながら刺激的なサーフィンを楽しみましょう。
アラモアナボウルズ
住所:1651 Ala Moana Blvd, Honolulu, HI 96815
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4.バンザイ・パイプライン
サーファーならば知らない人がいないと言われているほど有名で名高いスポットが「バンザイ・パイプライン」です。
パイプ管のような強烈なチューブを巻くことからこの名前が付けられたともいわれています。
ビーチそのものは「エフカイビーチ」という名前で、波を背にして左側へ崩れていく波が「パイプライン」と呼ばれています。(同じ場所だとしても、右側へと崩れる波は「バックドア」と呼ばれます。)
どちらも上級者向きの場所です。この世界最高の波を求めて10月の終わりから3月の初め頃にかけて、世界中からプロサーファーが集まります。
毎年12月の中旬には世界サーフィン連盟(World Surfing League)が行う、世界中のトッププロサーファーしか参戦することができないチャンピオンシップツアーの最終戦「ビラボンパイプマスターズ」が行われます。
技を極めたい方や、ハイレベルな技を見たいという方はぜひこの時期に合わせてご旅行の予定を組んではどうでしょうか。
また、波が大きいのは冬の時期だけなので、夏は静かな海へと変わり、遠泳の大会なども行われています。
ノースショアパイプライン
住所:Ehukai Beach Park, Haleiwa, HI 96712 アメリカ合衆国
▼こんなアクティビティもあります
5.サンセットビーチ
ハワイで一番長いビーチのひとつである「サンセットビーチ」。名前の通り美しいサンセットを眺めることができます。
このビーチも冬の時期になると世界中からプロサーファーが集まることで有名なスポット。
上記でご紹介した「ビラボンパイプマスターズ」の関連イベント「バンズワールドカップオブサーフィン」が11月の終わりから12月の初旬に行われます。
3〜8メートルほどの高波の押し寄せますが、そのぶん豪快な技を見ることができるのも魅力のひとつです。
サンセットビーチ
住所:59-144 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
6.ワイメア ビーチ
ノースショアにある「ワイメア ベイ」は、ビッグウェーブで知られるサーフィンのポイントです。
西北西のウネリのスウェルが入り、ノースショアの他のブレイクが波が荒くて入れなくなるほど大きな波が訪れるときがワイメアベイのベストウェーブ。
大波用の「ガン」と呼ばれるサーフボードで、上級者の中でも一部のサーファーのみがサーフィンする場所です。
また、2016年に行われた「エディ・アイカウ」という大会では、1日限定で、それも招待されたサーファーのみが参加できる大会として賑わいました。
冬の時期にウネリの向き、大きさがなど条件がそろったときのみ「エディ・アイカウ」しか開催されない大会です。
1985年に始まってからまだ8回しか行われていないという徹底ぶりです。
ワイメア ビーチ
住所:61-31 Kamehameha Hwy, Haleiwa, HI 96712
7.サンディー ビーチ
ホノルルの東部に位置する「サンディー ビーチ」は、ボディーサーフィン、ボディーボードのポイントとして特に人気があります。
ウネリと風の強さにもよりますが、逆にサーフィンには向いたコンディションになることが少ないのが特徴です。
また、海流の変化によって岸よりで崩れる波(ショアブレイク)はまさにボディーボーダー、ボディーサーファーの上級者向け。オアフ島の中でも屈指の事故率がその難易度を物語っています。
上級者の方はチェックしておいて損がないビーチでしょう。
とはいえ、波の状況を見極め、またライフガードの方の注意をよく聞き、くれぐれも事故の無いように楽しむようにしましょう。
サンディー ビーチ
住所: 8801 Kalanianaole Hwy., Honolulu
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オアフ島には他にも魅力的なビーチが!
今回の記事ではとくにサーフィンに向いたビーチをご紹介しました。ですが、ハワイには他にも魅力的なビーチがたくさんあります。
ここではそんな魅力的なビーチについて、少しだけご紹介します。
ハナウマ湾
美しいビーチといえば、なんといっても「ハナウマ湾」ではないでしょうか。
ハナウマ湾は、フロリダ国際大学の教授であるステファン・レザーマン氏が毎年選出するベストビーチランキングにおいて、2016年の1位に輝いたビーチです。
海の透明度が非常に高く、ホノルル市の自然保護区にも指定されています。
またこの美しいハナウマ湾では、シュノーケリングが有名です。
現地スタッフのレッスンもあるので、初心者の方でもシュノーケリングを満喫することができるでしょう。
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ラニアケアビーチ
ウミガメとの遭遇率99%!なのが「ラニアケアビーチ」です。
ハワイの中心地ワイキキからは少し離れていますが、ゆったりと海を眺めて過ごしたい方は訪れる価値のあるビーチだと思います。
最大の特徴は野生のウミガメに出会えること。なんでも、ラニアケアビーチの岩に生えている海藻を食べにウミガメがおとずれるのだとか。
ただし、ウミガメは保護動物に指定されているので、触ることはおろか近づくことすらできません。
遠くから眺めるにとどめ、ハワイの雄大な生態系を楽しみましょう。
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ハレイワビーチ
茶色い砂浜が特徴の「ハレイワビーチ」。ハワイ・オアフ島のビーチは白い砂浜が中心ですが、ハレイワビーチは穏やかなブラウンです。
ワイキキに比べ人の数も多くなく、家族やカップルでゆったり楽しめるビーチです。
ハレイワビーチは周辺の街もおしゃれで、飲食店や雑貨屋さんが点在していることも特徴です。
1日遊べるスポットとして、ビーチに訪れるのも間違いないでしょう。
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ビーチ毎に特徴があるハワイはオアフ島。自分が何をしたいか、何を見たいかなどに合わせてビーチを選ぶ必要があります。
またオアフ島はビーチ以外にも魅力的な観光地であふれています。
自分が行きたいスポットの目星をつけておくことは、充実したハワイを過ごすために必要不可欠ではないでしょうか?
以下の記事ではオアフ島の人気スポットをたっぷり50箇所もまとめています。
オアフ島を訪れる予定のある方は、ぜひご覧ください!
ハワイのサーフィンに関する読み物コンテンツをご紹介
2020年の開催に向けて、徐々に盛り上がりを見せつつある東京オリンピック。
ご存じの方も多いかと思いますが、新たに追加される競技の中には「サーフィン」が選出されているのです。
サーフィンが新競技になることで、日本にもたらされる影響について考えてみた記事がこちら↓↓↓
ハワイでは日本よりもサーフィンがポピュラーなスポーツであるため、趣味として楽しむ方も大勢います。
中には、出勤前にサーフィンを楽しむ方もいらっしゃるのだとか……!
そんな出勤前サーフィンを楽しむ女性のライフスタイルについて取材させていただいた記事をご紹介します。
まとめ
ハワイでサーフィンを楽しむならぜひ行きたいオススメのビーチ7選でした。
ぜひ、ハワイの美しい海でサーフィンを楽しんでくださいね。