海に囲まれているハワイの島々。
数多くの観光地があるハワイの中で、サンドバーと呼ばれる場所があることをご存知ですか?
あまりの美しさに別名「天使の海」や「天国の海」とも呼ばれているサンドバーの、その魅力と観光の際に知っておきたいオススメポイントを厳選してご紹介します。
Contents
1.「天使の海」と呼ばれるサンドバーとは?
オアフ島の北東部にあるカネオヘ湾に位置し、テレビや雑誌などでも取り上げられることの多いサンドバー。
サンドバーとはいったいどんなものなのでしょうか?
干潮時にだけ姿を表す幻のビーチ
サンドバー(sandbar)は日本語で砂州(さす)という意味を持っています。
海は一定の感覚で潮の満ち引きを繰り返しているため高さの変化があるという特徴がありますが、干潮時に海の水面が一番低くなると、海の真ん中に小さな浅瀬ができることがあります。
これが「サンドバー」と呼ばれているものの正体です。
また、この浅瀬の砂浜は厳密には砂ではなくサンゴ礁が細かくなった破片でできています。
長い年月をかけて隆起したサンゴ礁が細かくなり浅瀬に現れているのです。
こういったところも、ハワイの自然の力を体感できるポイントです。
天使の海と呼ばれる理由は驚くほどの美しさ
実際にサンドバーに行った観光客からは「まさに天使の海!」「美しい!」と絶賛の声が上がるほど綺麗な景色が広がるサンドバー。
ウミガメや全米最大のサンゴ礁があることでも知られるスポットです。
エメラルドグリーンに輝く海、青くどこまでも広がる空、真っ白のサンドバーという色のコントラストと澄み渡る風景が、長い間に渡って私たち観光客を魅了する理由です。
2.上陸するならツアーがおすすめ
サンドバーを楽しむには、オプショナルツアーがおすすめです。
サンドバーはカネオヘ湾沖から2kmほど離れた場所にあるため、多くの旅行会社はサンドバーに行くための「オプショナルツアー」を提案しています。
ここでは、スポナビハワイがご案内しているサンドバーのツアーをご紹介します。
カネオヘ湾沖に浮かぶサンドバー・サンドエリアでカヤック&スノーケルBBQランチ付き
ワイキキからの送迎でスタートするこのツアー。
専用のバンが、ワイキキの主要なホテルを回って旅行者をお迎えします。
サンドバーエリアでのカヤックやシュノーケリングを楽しむ前に、まずはBBQでお腹を満たします。
スタッフが調理したお肉中心のガッツリメニューを食べて、アクティビティへの英気を養います。
食事の後は、いよいよカヤックツアーの開始です!
カヤック初体験の方には乗り方やパドル漕ぎ方などをレッスンをしてもらえるので、安心して参加することができます。
カヤックで目的のサンドバー(サンゴ礁)に向かいます。到着後は、シュノーケルでカネオヘの海を楽しみましょう。
さまざまな魚に、ウミガメ。日によっては、1日のうちに30匹ものウミガメに出会えるというのですから驚きです。
このツアーでは日本人のインストラクターの方が丁寧にガイドしてくれるので、ハワイの文化や自然をもっともっと好きになれるでしょう。
船でサンドバーに行くのも素敵ですが、せっかくならプライベート感満載のカヤックでサンドバーを訪れてみてはどうでしょうか?
▼今回ご紹介したオプショナルツアーの詳細はこちら
カネオヘ湾沖に浮かぶサンドバー・サンドエリアでカヤック&スノーケルBBQランチ付き
3.楽しむためにここにだけは注意!覚えておきたい3つのポイント
《その1》 干潮の時間を把握する
サンドバーは干潮時という時間を限定して現れる浅瀬なので、干潮のタイミングをわかっていないとせっかく行っても見ることができない……という可能性が。
潮が多い日は、サンドバーに行っても腰くらいまで海水に浸っていることもあります。
ツアーではなくサンドバーに出向くという方は、まず潮の満ち引きをチェックしてから出かけましょう。
こちらのサイトでは、その日ごとの潮の満ち引きを確認することができます。
表示されたグラフは、縦軸が潮の高さ、横軸が時間を表しています。
ページ下部にある「Time Control」の部分で確認したい日時を入力すると、その日の潮の満ち引きを上記のようなグラフとして見ることができます。
グラフの数値が一番上に来ているところが満潮、グラフが一番下がっているところが干潮、つまりサンドバーが期待できるタイミングです。
ぜひこちらのサイトを確認して、絶好のタイミングでサンドバーに足を運んでくださいね。
また、サンドバーを含むカネオヘ湾は、アメリカの国内のなかでも一番といってよいくらい珊瑚礁の数が多いスポット。
それゆえに、たくさんの魚やウミガメが集まってきます。
ですので、旅行の日程上どうしても潮の多い日にしかツアーに参加できない場合は、スノーケリング付きのプランを選んでください。
《その2》 日焼け対策はしっかりと
常夏の楽園ハワイ。
日本とは比べ物にならないくらいの紫外線に対抗するには、徹底的な日焼け対策が必要です。
絶対に焼きたくない方は、日本で売られているSPFの高い日焼け止めを使うことをお勧めします。
また、ハワイでは、オーガニック素材から作られた日焼け止めも多く売られています。
肌のことを気にかける方はウォータープルーフでSPF50以下の日焼け止めをこまめに塗りなおすのが効果的です。
また、ハワイでの日焼けが気になる! という方には以下の記事もおすすめ。
日焼け防止に役立つ帽子についての情報を徹底してご紹介しています。
日本の3〜6倍ほどの強力な紫外線が降り注ぐハワイでは、しっかりとした日焼け対策が必須です。
《その3》 寒さ対策も万全に
気温が高いことは広く知られているハワイの地ですが、この海沿いの地は風が強いこともでも知られています。
濡れた身体で風があたると、体温が急激に下がりかなり寒く感じることが多いです。
そのため、サンドバーに赴く際には簡単に着替えられる格好で、さらに、その上から厚手のパーカーやストールなどの羽織ることのできる上着があると安心です。
マリンスポーツをする方でウェットスーツのトップスだけのもの(タッパー)などをお持ちの方は、そちらをもっていくと便利です。
もっとハワイの天気を知る
海沿いは風が強いため比較的涼しく感じがちなハワイ。
常夏の楽園と呼ばれるハワイですが、じつは日本のように雨の多く降る季節とそうでない季節と、時期によって気候が変わることをご存知でしょうか。
ハワイでは、4月〜9月を乾季、10月〜3月を雨季として区別しています。
乾季の時期は、誰もが想像するハワイの温暖な気候を楽しむことができますが、雨季にはシトシトとスコールが降り注ぎます。
気温は日本と比べると平均して温暖なものの、夜やレストランなども屋内は冷房で冷え込む危険も高いことで有名です。
ストールやパーカーなどの防寒グッズを必ず持った状態で出かけると、昼夜問わずハワイを思う存分楽しむことができるでしょう。
日本とは異なるため戸惑うことも多いですが、ふたつの季節のみなので、あらかじめ知識をつけておくことでしっかりと対応できるはずです。
以下の記事では、ハワイで気候についてまとめてお届けしています。
旅行前には、ぜひ一度ご覧ください。
4.オアフ島を120%楽しむならオプショナルツアーがおすすめ
美しさはもちろん気象条件にも左右されるため、希少価値が高いサンドバー。
サンドバーへ向かっている途中は天気がよかったのに、着いたら雨・・・なんてことも、ないとは言えません。
そこで、たとえ天候がよくなかったとしてもオアフ島を楽しめるよう、オプショナルツアーを予約しておくのがおすすめ。
もちろん、天候がよくサンドバーを楽しめることも鑑みて予約してくださいね!
なお、現地に行ってからの予約はあまりおすすめできません。
空き状況によっては長時間待つことになったり、英語を100%理解できなかったために思っていたことと違ったりなど、満足度が下がってしまうおそれがあるからです。
そのため、ハワイ旅行に行く前に日本国内で事前予約をしてしまいましょう!
以下の記事では、ハワイ在住の編集部員が厳選した、オアフ島を120%楽しむためのオプショナルツアーをまとめています。
それぞれの特徴や予約フォームなどをご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
5.まだまだ行きたいハワイの絶景スポット
サンドバーは、美しい風景が見れる絶景スポットとして観光客に人気です。
しかし、ハワイにはまだまだ数多くの絶景スポットが存在します。
ここでは、ハワイで楽しめる海以外の絶景をご紹介します。観光プランを立てる際にぜひご活用ください。
ハワイ火山国立公園
まず一つ目にご紹介するのは、ハワイ島にある「ハワイ火山国立公園」。
日本でも有名なキラウエア火山のある公園です。
「ハワイ火山国立公園」では、壮大な自然の景色を楽しむことができますが、なんといってもおすすめなのは山頂から眺める星空。
街の光が一切入らない真っ暗闇に煌々と輝く、星たちの姿。きっと圧倒されること間違いなしです。
▼ご予約はこちらから
「ハワイ火山国立公園」に関する詳しい情報は以下の記事よりご覧いただけます。本記事と合わせてご覧ください。
【関連】もっと知りたいハワイ×火山の意外な話
冬でも平均気温23℃の楽園ハワイに雪が降る!?
→常夏の楽園にも、雪が降り積もる幻想的な場所があるってご存知ですか?
モアナルアガーデン
「この木なんの木気になる木」というフレーズでピンと来る方も多いでしょうか。
日立グループのCMでよく知られているこの木は、ハワイの「モアナルアガーデン」内にあります。
通称“モンキーポッド”と呼ばれており、樹齢はなんと100年。長い間にわたって私たちを見守る存在です。
現地の方々にとっても憩いの場として知られており、多くの方が訪れる人気の観光地です。
ハワイのさわやかな風をのんびりと楽しみたい方にはとくにおすすめのスポット。ぜひ足を運んでみてくださいね。
【関連】もっと知りたいハワイ×気になる木の意外な話
「この木なんの木気になる木」が4.5億の大金を生み出した話
→みんなの憩いの場である大木が、じつはビジネスで大活躍しています。
ロイヤルハワイアンホテル
「絶景なのにホテル……?」と気になるところですが、じつは「ロイヤルハワイアンホテル」はついつい写真を撮りたくなってしまう魅力に溢れたホテルなのです。
ピンクだらけの外観に、ピンクだらけの内装、レストランのパンケーキまでピンクといった具合で、とにかくピンク尽くし。
鮮やかな色合いが女性の心をグッと惹きつけ、今では女子旅に大人気のホテルとして知られるようになりました。
せっかくのハワイ旅行、そんなロイヤルハワイアンホテルにぜひ宿泊してみてはいかがでしょうか?
▼ご予約はこちらから
【関連】もっと知りたいハワイ×ロイヤルハワイアンホテルの気になる話
ハワイ・ロイヤルハワイアン5つの魅力!おすすめレストランも紹介
→「ロイヤルハワイアンホテル」の魅力と楽しみ方を徹底的に解説します。
◆
ハワイの絶景スポットをご紹介しました。
火山に公園、さらにはホテルまで……さまざまなバリエーションのおすすめスポットに注目していきましたが、まだまだご紹介できていないスポットはたくさんあります。
そこで読んでいただきたいのが以下の記事。
今回ご紹介した3つのスポットを含めて、20の絶景スポットをご紹介しています。観光プランを立てる際にはぜひご活用ください。
まとめ
せっかくハワイに行ったら、一度くらいはサンドバーを見てみたいものですよね。
ぜひサンドバーに行く際には、圧倒されるほどの綺麗な風景と共に素敵な時間をお過ごしください!
▼ご予約はこちらから