「ハワイへお帰りなさい!」
なかなかハワイに行くことができなかった日本のフラダンサーのために「フラホオラウナ」と「カ フラ ホア」が共同で企画したフラ イベント「ホオラマウ」が10月20日~23日ハワイで開催されました。
イベントは、気軽にハワイで踊る「エキシビション(ホーイケ)」、ハワイで学ぶ「ワークショップ」、ハワイで楽しむ「メレフラ・パーティー」で構成され、久しぶりのハワイでのフラ&ハワイアン・ミュージックをたくさんの日本人フラダンサーが楽しみました。
Contents
モアナサーフライダーでフラ
初日10月20日(金)は、モアナサーフライダー(正式名称「モアナサーフライダー ウェスティン・リゾート&スパ」)の中庭にあるバニアン・ベランダでフラが披露されました。
モアナサーフライダーは、1901年の創業で、ワイキキで最初にオープンしたホテルと言われており、”ワイキキのファーストレディ”とも呼ばれている白亜の美しいホテルです。
モアナサーフライダーに宿泊する方限定のプランで、バニアンツリーの下で踊る美しいフラを多くの宿泊客も楽しんでいました。
森出じゅんと行くオアフ島東海岸神話ツアー
翌10月21日(土)の午前中、ハワイ神話本の著者である森出じゅんさんが案内する「オアフ島東海岸神話ツアー」。
森出じゅんさんが直接参加者にお話しするハワイの神話の数々。
今回はオアフ島東海岸カネオヘ湾に面したへエイアとクアロア・リージョナルパークを訪問する半日ツアーが開催されました。
創世神話や月の女神ヒナの伝説の舞台など、とっておきの神話スポットを巡りました。
フラ ワークショップ
神話ツアーと同日10月21日(土)午前中に、フラ ワークショップが行われました。
フラホオラウナアロハのアドバイザーを務めるレフア・カヴァイカプオカラニ・ヒューエットが作詞作曲し、この10月にKAMANAWA(Kalei & Blaine)の演奏でシングル・リリースするメレ“Laʻieikawai E Kuʻu Beauty”のフラを学びました。
作詞作曲してくれたフラの先生から直接ハワイで教わるなんて、すごく贅沢なワークショップでした。
ロイヤルハワイアンセンターでフラ
今回のイベント「ホオラマウ」は、とにかくコロナ過何年もハワイで踊ることができなかったフラダンサーに、ハワイで踊っていただく機会をご提供したいということろからスタートしています。
10月21日(土)の午後、ロイヤルハワイアンセンターの中庭「ロイヤルグローブ」にあるステージでフラが披露されました。
ハワイの爽やかな風が吹き、温かい日差しに照らされるステージには多くの観光客が集まり賑わいのある素晴らしいステージでフラを楽しまれていました。
このステージでフラを踊るのは、とても貴重な体験になったはずです。
ワイキキビーチウォークでフラ
イベントの最終日10月22日(日)、ワイキキビーチウォークでフラが披露されました。
まずは前半にマウイ島のためのチャリティイベントが開催されました。
3名の著名なクムフラ(クム・ナラニ・ケアレ、クム・ポーハイ・スーザ、クム・エドコリアの娘さんでカメレ・コリアーさん)とミュージシャンのケカニヴァイの演奏で、このためにレフア・カヴァイカプオカラニ・ヒューエット氏が作曲した「ラハイナ・ルナ」という曲を会場にいるフラダンサー、一般の観光客にフラを教えました。
ホオラマウに参加しているフラダンサーや地元ハワイのフラダンサーたちもマウイ復興のために踊りました。
会場には、募金箱が設置され、皆さんの善意を集めることができました。
たくさんのギャラリーに見守られながら、みんなでフラを踊りました。
後半は、ホオラマウ参加日本ハラウのダンサーによるフラが披露されました。
ロイヤルハワイアンセンターのロイヤルグローブ同様、ビーチウォークでも毎週フラのイベントが催されています。
メレフラパーティー
イベント最終日の夜、メレフラ・パーティが開催されました。
メレフラ・パーティーとは、食事を楽しみながら、好きな曲をリクエストしたり、ミュージシャンの曲に合わせて参加者がステージ前やテーブルの周りで自由に踊りフラを楽しむパーティーのことです。
ホオラマウアドバイザーのクム・ブレインのバンド「KAMANAWA」による生演奏で、参加者のダンサーがフラを楽しみました。
何曲踊っても踊り足りない様子で、生演奏を楽しみながら、最後までフラを踊り続けていました。
最後は、参加者全員で手を取って歌うハワイアロハで中締め。
皆さんの「フラ愛」あふれる素晴らしいメレフラパーティとなりました。
フラガールのショッピングツアー(レイピリナハワイ)
最終日10月23日(月)の昼間にはオプショナルツアーとして、ハワイ在住フラガールでYouTuberのレイピリナの2人が、フラガールにおススメのショッピングにバスで効率よく、なかなか行けない地元人気店にご案内しました。
Aloha hula supply https://www.alohahulasupply.com
カモホアリイ https://www.dbkamohoalii.com
ヒナハワイ https://www.hinahawaii.com
ナメアハワイ https://www.nameahawaii.com
マヌヘアリイ https://manuhealii.com
*アラモアナショッピングセンターで希望者を降ろしホテルへ
アラモアナショッピングセンターで
タノア https://tanoa.shop
※来年の実施は現在計画中です。
カフラホアのツアーページでの告知をお待ちください。
https://www.kahulahoa.com/tour
「HOʻŌLAMAU」とは
キング・デイヴィッド・ラアメア・カラカウアの言葉「Hula is the language of the heart and therefore the heartbeat of the Hawai?ian people(フラは心の言葉であり、ハワイの人々の鼓動である)」は、フラが生命を与え、ハワイの人々に深い文化のルーツを思い出させてくれるとクム ブレインは言います。
全世界を震撼させた新型コロナウィルスによって影響を受けたハワイの人々の生活の中にフラを取り戻すため、クム ブレインはハワイの有名なクムフラと共に、フラをテレビシリーズとして紹介。その番組のタイトルが「HOʻŌLAMAU」でした。
「フラは表現、感情、行動だけでなく人生である。そして、多くのクムフラにとって常に学び続けるもの。逆境に直面してもフラが繁栄し、克服し、勝利を収めることができるように共に続ける。そして共に前進するために…」
この大きな願いが込められたタイトル「HOʻŌLAMAU」を、日本のフラダンサーのために開催する新しいイベントの名称にと、クム ブレインが提案してくださいました。
「HOʻŌLAMAU」アドバイザー:ブレイン・カマラニ・キア
クムフラ、ミュージシャン、パフォーマー、プロデューサー、ディレクターと多岐に渡り活動し、「フラ」「音楽」「ハワイ語」など、ハワイ文化を広めるためのコンサルタント業務にも携わる。
また、ハワイをはじめ、カリフォルニア、日本、カナダ、タヒチ、ニュージーランドに自身のハーラウを設立し、これらの活動功績が高く評価され、2013年に「エリソン・S・オニヅカ・メモリアルアワード*」を受賞しました。(*太平洋諸島の住民への教育や待遇・権利などの機会均等の実現に大きな影響を与えた人に贈られる名誉ある賞)
クム ブレインはハワイの大切な資産を永続させるために、日々たゆまぬ努力を続けているクムフラです。