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ハワイ旅行のプランを比較検討|手配方法・予算・時期・観光地を解説

Travel preparations essentials.

リゾート地といえばどこを思い浮かべますか?

グアム、バリ、セブ……そしてもちろんハワイですよね。

今回は、ハワイ旅行を検討中の方に向けて「ハワイが長年人気の旅行先に選ばれているの理由」について6つの項目でご説明いたします。

また、初めてのハワイではどのように旅行の手配をしたらいいのか、ツアーと個人手配のメリットやデメリットについても詳しくご紹介していきます。

 

「ハワイ旅行に興味がある」・「ハワイとほかの場所で迷っている」という方に、ハワイの基本情報からおススメの観光スポットまで詳しくご紹介しますので、比較・検討の参考としてご覧ください。

数あるリゾート地の中でハワイを選ぶべき6つの理由

Child's inspiration concepts

言わずと知れたリゾート地・ハワイですが、他にもグアム・タヒチ・バリ島など、世界には数々のリゾート地があります。

数あるリゾート地の中で、日本人がもっとも足を運んでいる場所はどこだと思いますか?

日本政府観光局が発表している日本人の旅行先として選ばれている国・地域を見てみると、リゾート地としては唯一ハワイがトップ5にランクインしています。

また、アジア圏を除くとアメリカ本土に次いで第2位というのですから驚きです。

それだけ日本人には馴染みがあり、旅行しやすい場所として知られていることがわかります。

それでは一体、私たち日本人はハワイのどういったところに魅力を感じているのでしょうか?

まず初めに、他のリゾートにはない、ハワイならではの魅力についてご紹介します。

1.ハワイはさまざまな楽しみ方ができる

リゾートというと、ビーチを眺めたり、ホテルでゆっくりしたり、スパで癒されたり……といったイメージがありますが、ハワイの魅力はそれだけではありません。

上記のように、とにかくリラックスしたいという場合にはリゾートエリアでゆったり過ごすことができます。また一方でアクティブに楽しみたい場合にはトレッキングや乗馬、お買い物がメインの場合は大型ショッピングセンターと、イメージに縛られることのないそれぞれに合った楽しみ方ができます。

つまり、観光・ショッピング・グルメといった様々なニーズに合わせることができるハワイはおすすめの観光地なのです。

2.他のリゾート地よりも過ごしやすい気候

「リゾート地ならどこも過ごしやすい気候なのでは?」と思われがちですが、そんなことはありません。

まずはこちらの資料をご覧ください。

アジアの主なリゾート地の気候を表したグラフです。

各リゾート地で、思っていたよりも雨季が長いという印象を持ちませんか?

日本に四季があるように、多くのリゾート地にも雨季・乾季と呼ばれる季節の分かれ目があります。

地域によって降水量はまったく異なりますが、雨季の時期と重なるとビーチを楽しむどころではない……という可能性も。

それでは、ハワイの気候を見てみましょう。

地点別平均値データ・グラフ

(参考:気象庁公式サイト/地点別平年値データ・グラフ)

ハワイの中心地・ホノルルの、1年間の気温と降水量を表したグラフです。緑色の棒グラフは各月の降水量を表しています。

グラフから降水量の少ない時期と多い時期があることが読み取れます。

つまり、このグラフからは、ほかのリゾート地と同様にハワイもまた、雨季と乾季が明確に分かれていることがわかります。

このことから、まずハワイを含めたリゾート地には季節があるということを覚えておいてください。

これらをふまえ、次の資料をご覧ください。

このWebサイトでは、世界中のリゾート地の気候がまとめて紹介されています。それぞれのリゾートごとの比較・検討をしてみましょう。

一般的に人気リゾートと呼ばれているグアムやセブ島を見てみます。これらの地域は雨季になると月間の降水量が200mmを超え、グアムに至っては300mmを超える月もあります。

もちろん地域によって多少差はありますが、月間200〜300mmの降水量は日本の8〜9月の降水量と同等か、それ以上といえます。

一方で、ハワイの降水量はもっとも多い12月であっても75mm程度です。

ハワイの雨季は、霧雨が短期的に降ったり止んだりを繰り返す「シャワー」とよばれる天候が続きます。そのため、合計の降水量はほかのリゾート地よりも圧倒的に少ないのです。

つまり、ここまでを整理すると大きく2つのことがわかります。

  • リゾートには雨季と乾季がある
  • 各リゾートの雨季には、降水量に大きな差がある

そして、ハワイはリゾートの中で雨季でも降水量が少なく過ごしやすい気候であることがわかるのです。

3.ショッピングスポットが充実している

前述した通り、ハワイはさまざまなニーズに合ったプランを楽しめるリゾートです。

その中のひとつに「ショッピングスポットが充実している」という点が挙げられます。

ハワイ・ホノルルでのお買い物スポット11選!ショッピングを満喫しよう

アロハスマイル(当サイト)の記事でもすでに紹介をしていますが、ハワイでは大型ショッピングセンターとアウトレットモールが豊富で、ショッピングを目当てに訪れる観光客も少なくありません。

とくに、ハワイではアメリカのブランド商品がお得に手に入ることでも知られているため、買い物好きの方にとっては魅力の詰まった観光地です。

そのほか、日本にとってのコンビニのように、ハワイではスーパーマーケットがとにかく多いことでも知られています。

スーパーで売られているものを見に行くだけでも、文化の違いを体感することができて面白いのです。

このように、幅広くショッピングスポットを楽しめる点は、ハワイならではの魅力だともいえるでしょう。

4.日本人の口に合いやすいグルメが豊富

「海外旅行に行ったけど、現地の味が舌に合わなかった」

海外旅行ではよく聞く話ではないでしょうか?

国ごとの違いを楽しみたいとはいうものの、できればおいしい食事を楽しみたい! というのが本音ですよね。

ハワイの料理は、概ね日本人の味覚と合いやすいと言われていることをご存知ですか?

理由の一つとして、150年近く前から日系移民が多く暮らす土地であるため、日本食が根付いている点が挙げられます。レストランに行くとテーブルには醤油が置かれていたり、箸が用意されたりと、日本人には居心地のいい雰囲気があります。

現在では、日本人が営業するお店もハワイに多数登場しているため、より一層ハワイと日本の繋がりが強くなっているように感じます。

ハワイで人気のアサイーボウルやパンケーキを始め、まだまだ日本では紹介されていないハワイならではのローカルグルメを楽しむことができるのも魅力的なポイントです。

「食べ物はおいしいものがいい、でもその土地ならではの味も楽しみたい」

そんな方にハワイの料理はぴったりなのです。

5.日本語が通じやすい

リゾートの中でも、ハワイやグアムに関しては「日本語が通じやすい」という特徴があります。

多くの土地では、日本語が通じることはまずありません。

観光地・ホテル・レストラン……さまざまな場面で多少は英語でのコミュニケーションは必要です。日本語以外まったく話せないとなると、困ってしまうこともあるでしょう。

それに対して、ハワイはワイキキやショッピングセンターなどの観光客が多い場所では比較的日本語が通じやすいです。

昔から日本からの観光客や在住者が多かっただけに、日本語への抵抗感を持たない人も多いようです。

また、ホテルやショッピングセンターのサービスカウンターなどでは日本語を話せる通訳スタッフが常駐していることも珍しくありません。

英語でのコミュニケーションに不安がある方にとっては訪れやすい環境といえるのです。

6.気軽に行きやすい距離

一番の決め手となるのが、行きやすさです。

ここには、飛行機の便の本数・飛行時間・時差、さらには現地の情報の豊富さなども含まれます。

日本とハワイは時差でいうと実に19時間。

海外旅行初心者の方であれば、この時差を聞いただけでためらってしてしまうかもしれません。

しかし、飛行時間でいうと行きの場合は6.5〜7時間とそこまで長いフライト時間ではないのもまた事実です。

また、到着すると現地では日本語を話せる人が多いため、コミュニケーションの観点でも気軽に訪れやすいといえるでしょう。

初ハワイならツアー、こだわりがあるなら個人手配

Woman working in home office

それでは、実際にハワイ旅行に行こうと思った場合、次に気になるのは観光プランではないでしょうか。

観光と一口にいっても、ハワイ旅行を経験したことのない方にとっては未知の世界。その場合には、まずプランから考えるのがおすすめです。

観光地やレストラン、ビーチなど行きたいところもまだまだ絞りきれていない状況で「もう早速観光プランの話?」と思ってしまいますが、むしろ逆です。

絞りきれていないときこそ、先にプランだけでも決めておくと、後から計画をスムーズに立てることができるのです。

初めてハワイに行く場合であれば、ツアーでの手配がスタンダードです。ただし、プランの組み立てを自分で行いたい場合は個人手配になります。

続いては、ツアーと個人手配それぞれの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

ツアー:細かい手続きが面倒な方向け

ツアーとは旅行会社が提供するパッケージツアーのことで、航空券やホテルの予約、そのほか諸々の申請書類や交通費など必要最低限の内容が一式揃って提供されます。

各旅行会社やツアーによって内容は異なりますが、多くの場合が比較的安価に行けるように組まれているので、気軽にハワイ旅行を楽しみたい方にとっては人気のプランです。

また、本来であればひとつひとつ予約をしなければならない飛行機・ホテル・ツアーや渡航前の申請書類なども会社でまとめて予約をしてくれるので、手続きがとても簡単。

気がつかずに予約を取り漏らしていた……という心配や、再予約の手間がかからないので、こまごまとした手続きが苦手・面倒だと感じる方にはとくにおすすめです。

メリット:細かな予約が必要ない

各旅行会社が提供するツアーには、希望に合わせたさまざまなプランがあります。

もっともシンプルなものだと、飛行機とホテルのみが用意されていてそのほか観光は自由にできるというスタイル。

難しい予約のことは旅行会社にお任せして、観光プランのみを計画することになります。

中にはこんな超豪華ツアーも用意されています。

「人気ホテルの最上階」・「スイートルーム」・「8日間」と贅沢な言葉が並ぶプランもあります。想像するだけでうっとりしてしまいますね。

このように、リーズナブルなものから豪華なものまで、時期に応じてさまざまなプランが用意されています。(※リーズナブルなものについては、後ほど詳しくご紹介します!)

ツアーは旅行の計画をたてる際に、はじめに検討するべき手段と言えるでしょう。

デメリット:細かいオプションを付ける場合は高額になる

ツアーを検討する中で、オプション(飛行機の便指定・座席指定など)を付けたいと考えている場合は要注意。

ツアーの場合、オプションはすべて追加代金を支払うため、多くの希望がある場合はかえって個人手配の方が安上がり……という場合も。

オプションを追加する場合はこだわりがあるということなので、ツアーに頼ることなく個人手配で希望のプランを叶えていく方法がおすすめです。

個人手配:自由にプランを組めるのが一番のメリット

どうしても行きたい場所ややりたいことがある方は、迷わず個人手配でプランを立てましょう。

個人手配では、飛行機・ホテル・さらにはレストランやオプショナルツアーなどの予約もすべて調べて自分自身で準備する必要があります。

とても大変な作業ですが、その大変さがプランを立てる上では楽しい時間でもあります。

プランに縛られることなく自由に計画を立てたいという方にとっては最高の選択肢です。

メリット:予定を細かくプランニングできる

飛行機はこの便で、ホテルはここの角部屋、レストランは何時のあのメニュー……といった具合に、希望があれば希望のぶんだけ手を動かすのが個人手配。

細かいところまでプランニングができるので、理想や憧れのプランがある場合には実現させやすくなるでしょう。

細かいことを考えるのに抵抗がない・旅行のためなら時間を惜しまず計画を立てられる、という方向けのプランです。

デメリット:代金の計算をひとつひとつ行う必要がある

大きなネックとなるのが、料金の計算も自分で行う必要があるという点です。

希望のぶんだけ予約や手続きは必要となりますし、そのぶんだけ計算も複雑になります。

また、合計金額だけではなく、結果として「ツアーで同じようなプランは組めるのか?」や「ツアーならオプションを含めていくらなのか?」といった、比較・検討も必要となります。

せっかく自分でプランを組んだとしても、損をしてしまっては意味がありません。

少々大変ですが、あらかじめ料金の計算を行う必要があります。

迷ったら:希望プランによって決定を

2種類のプランをご紹介しましたが、まだ決められないという方もいるのではないでしょうか?

そんな方にとって、もっともシンプルに決められる方法をご用意しました。

「自分はどちら当てはまる?」と検討しながらご覧ください。

観光地間の移動が多いならツアー

ツアーの最大のメリットは手配のラクさです。細かいことを考えずにプランを立てることができます。

ただし、そのラクさに惹かれるあまりに、値段が高くなってしまうケースを見逃してしまうこともあります。

オプションを付けていないのに値段が高くなってしまう場合、じつは「交通費」が要因として挙げられるのです。

大したことないと思いがちですが、交通費は意外と侮ることができません。

ハワイの交通手段は、電車の走っていないため車がメインです。

とくに観光客であれば、下記の4種類を利用する場合が多いでしょう。

  • The Bus(市バス)
  • トロリー(循環バス)
  • タクシー
  • レンタカー

「The Bus」は安価な交通手段なので費用の心配はいりません。

しかし、そのほかの3種類の手段は決して安価とは言えないため、気がついたら大きな出費になっていた、というケースが考えられます。

そこで便利なのがツアーの特典として付いているトロリーの乗り放題チケット(会社により特典の内容は異なります)です。

旅程の日数分の乗り放題が付いているため、移動が多くなる場合には大幅な節約ができます。

最終的に迷ってしまった場合は、こういった特典へと目を向けるのもポイントです。

ホテルへのこだわりがある場合は個人手配

個人手配はこだわりのある人向け、と解説してきましたが、どのくらいのこだわりなら個人手配にするべきなのかというのは難しいポイントです。

そこでひとつ判断基準となるのが、ホテルに対するこだわりがあるかどうか

ツアーで申し込みを行う際、ある程度グレードのホテルから選べる場合は多いですが、ホテルの指定や部屋の指定がある場合は必ずしも叶えられるとは限りません。

各種ツアーを確認して、希望のホテルがない・希望の客室は選べそうにない、という場合は個人で手配する必要があります。

こだわりがない・希望が少ない場合はツアーを選ぼう

  • 難しいことはわからない
  • 希望やこだわりはない
  • 初めてだからとりあえず多数派

という方はツアー優先で旅行のプランを検討をするのがおすすめです。

基本的な手続きは旅行会社が行なってくれる上、自由行動で行きたい場所のみをピックアップするというもっともシンプルで悩まない方法です。

調べていく中でどうしても譲れないポイントが出てきた場合には、「それはツアーでも組み込める内容なのかどうか(もしくは価格が高くならないか)」を考えてプランを検討します。

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