SDGsとは、2015年に国連が定めた2030年までに全世界で起こっている地球温暖化、人種差別、政治問題の改善をするための17個の目標です。
ハワイでもSDGs活動に取り組んでいる個人や小売店、企業があります。
ハワイ旅行の際に、これらの活動に楽しく貢献できる取り組みとして、今日はSDGs目標のいくつかに関わっている「スリフトショップGoodwill」をご紹介します。
スリフトショップを利用してみよう!
日本であまり聞きなれないスリフトショップですが、アメリカでは一般的です。
日本のリサイクルショップとは少し形態が違います。
「スリフトショップ」とは、古着や家具・家電などを寄付によって集め、再販し、その収益を慈善活動や寄付に当てる小売形態のことです。
商品は各コーナーに仕分けされています。衣類だけでなく、食器、調理器具、文具、本、スポーツ用品、おもちゃなどなんでもあります。
どれも清潔感があり、古着・中古品の感じはありませんでした。
商品の中には、一度も使われていない新品も結構あり、衣類も約$4から$10はかなりお得ですよね?
よく探せば、定価で買うと高いものが、お手頃価格で入手できるかもしれませんね。
寄付してみる
それでは、このような商品はどのように集まっているのでしょうか?
今回、私たちは自分ではもう着なくなった服や使わない新品の品物を寄付してみました。
車に積んでビルの裏側にあるドロップオフのエリアに行くとドライブスルーのように並んで駐車します。
そこには大きなブルーのカートが用意されているので、そこに入れるだけ。簡単に品物を渡すことができます。
寄付できる商品は、衣類、アクセサリー、家庭用品、コンピューターを含む家電、音楽映像CD,DVD、おもちゃ、本などです。
もちろん車でなくて、徒歩で持ち寄る地元の人もたくさんいます。
当然ですが、常識内で清潔に使用した物、壊れていない物を寄付しましょう。
「Goodwill HAWAII」について
GoodWillは全米で展開されている非営利慈善団体で、雇用の障壁がある人々を採用。彼らの潜在能力を最大限に発揮し、自給自足できるよう支援しています。
1959年以来、州全体の人々に就職、キャリア開発、教育、トレーニング、雇用、サポートサービスを提供しています。
GoodWill HAWAIIでは、毎年、何千人ものハワイの人々がこのサービスの恩恵を受けており、雇用されています。
https://www.goodwillhawaii.org/
日本からの旅行者がスリフトショップで貢献できること
SDGsの概念を元に、不要になった物を寄付することで、ゴミが削減でき再販した収益で雇用が生まれる仕組みです。
主に地元の人が参加していますが、日本からハワイ旅行の際に、空のスーツケースにご自分にとって不要になってしまったものを寄付することで、ハワイのコミュニティーに貢献してみてはいかがでしょうか。以外の日本からのユニークな商品も喜ばれるかもしれませんね!
ベレタニアストアアンドドネーションセンター
住所:1075South Beretania Street Honolulu、HI96814
電話:(808)521-1798
営業時間 月曜日から日曜日:10am-6pm
ドライブスルー寄付時間 毎日:8am-6pm
HP:https://www.goodwillhawaii.org/
※その他のハワイでSDGs活動に取り組んでいる個人や小売店、企業に関しては、こちらをご覧ください。