「ブランド品をより安く購入できる場所はどこ?」とハワイ在住者に聞くと、みなさんまずワイケレ・プレミアム・アウトレットを紹介してくれます。
それもそのはず、ワイケレ・プレミアム・アウトレットは、ハワイ最大のアウトレットモールで、旅行客や現地の人達にも年中利用されているポピュラーなショッピングセンターなのです。
ただ唯一気になることは「とにかく広い」こと。
初めて行った広大な敷地のモールを、ムダなく100%満喫できるか?と問われると少し心配ですね。
事前の準備をせずにフラッと訪れても、「初めてのディズニーランドを地図なしで回る」ようなもの。雰囲気を楽しむばかりで、後になって「調べておけばよかった!」と後悔することになりかねません。
事前にある程度の「攻略法」を知っておけば、アウトレットでのお買い物を安心して楽しむことができます。
今回は、ワイケレ・プレミアム・アウトレットを訪れる前に知っておきたいアレコレを、徹底解説します!
Contents
1. 特にチェックすべきは「お得なUSAブランド」!
アウトレットショッピングで、さらにお買い得なUSAブランド
ワイケレ・プレミアム・アウトレットは、憧れのブランドから普段使いの親しみやすいブランドまで50以上のお店が揃っています。
割引率は、通常価格の25~65%。
その中でもより安く、魅力的なお値段で買える狙い目はアメリカ生まれのブランドです。
旅行する日の為替相場によっても異なりますが、商品によっては「ハワイで買うと日本の半額以下」なんていうこともあり得ます。
なんとなくアメリカのブランドが安いことがわかっていても、現地に着いてズラッと立ち並ぶお店の前で「どのブランドだったかしら?」と迷ってしまっては困ります。
気になるブランドは、事前にチェックしておくようにしましょう!
ワイケレ・プレミアム・アウトレットに出店している主なUSAブランド(2023年11月現在)
こちらは、ワイケレアウトレットに出店しているアメリカンブランドの一例です。
- COACH (コーチ)
- kate spade new york(ケイト・スペード ニューヨーク)
- Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)
- BANANA REPUBLIC FACTORY(バナナリパブリック ファクトリー)
- Calvin Klein (カルバン・クライン)
- DKNY(ダナ・キャラン・ニューヨーク)
- GUESS FACTORY STORE(ゲス・ファクトリーストア)
- MICHAEL KORS(マイケルコース)
- TUMI(トゥミ)
- LEVI’S(リーバイス)
- TRUE RELIGION(トゥルー・レリジョン)
- POLO RALPH LAUREN(ポロ・ラルフローレン)
- TOMMY HILFIGER(トミー・ヒルフィガー)
- Samsonite(サムソナイト)
- Tommy Bahama(トミー バハマ)
- LeSportsac(レスポートサック)
- VANS(ヴァンズ)
- SKECHERS(スケッチャーズ)
- crocs(クロックス)
- CONVERSE(コンバース)
- Vera Bradley(ベラ・ブラッドリー)
洋服だけでなく、バッグや靴、アクセサリーまでかなり幅広く、数多くのアメリカ生まれブランドが揃っています。
ワイケレ・プレミアム・アウトレットが安いと言われる理由は、USAブランドが多いという所にもありそうですね。
バッグやお財布など欲しいものが決まっていても、特にお目当てのブランドがない場合にはまずUSAブランドからのぞいてみてはいかがでしょうか。
▼ワイケレ・プレミアム・アウトレット出店店舗一覧(公式サイト)
http://www.premiumoutlets.com/outlet/waikele/stores
2. お買い物がもっとお得に!VIPクーポンブックを活用しよう
ワイケレ・プレミアム・アウトレットに到着したら、まずインフォメーションセンターで「VIPクーポンブック」をゲットしましょう。
「VIPクーポンブック」は、インフォメーションセンターでJCB、JAL、ANA、トヨタ、ニコスカードなどの提携クレジットカードを見せるだけで手に入る、無料の割引クーポンです。
アウトレット価格から「さらに30%オフ!」など、かなりお買い得になるのでお買い物前にぜひ入手しておきましょう。(各店舗によって割引やプレゼントなどサービス内容は異なります。)
インフォメーションセンターのスタッフは日本語対応が可能なので、英語が話せない方も安心。クレジットカードがない方でも、アウトレットの公式サイトでVIP会員に登録すれば、セールのクーポンを手にいれることができます。
使うか使わないかは別として、念のためにもらっておけば、お会計の際「あぁ~もらっておけばよかった!」と後悔しなくて済みますね。
3. ワイケレ・プレミアム・アウトレットに必要な滞在時間は?
アウトレットショッピングを堪能するためにどのくらい時間が必要になるのか、事前に把握しておけば旅行中のスケジュールも立てやすくなります。
1日のスケジュールを考える
仮に半日(4~6時間程度)をワイケレ・プレミアム・アウトレットに当てたとして、実際にショッピングを楽しめる時間は、どれくらいあるのでしょうか?
- ホノルルから往復1〜2時間程度の移動時間
- ランチの1時間
を差し引くと、残りの数時間で一つ一つの店舗をじっくり見て回るのは、あまり現実的でないかもしれませんね。
そんな時は、事前に行きたいお店の数を数えておくと、滞在時間の目安になります。
あまり時間をかけず、すぐに買いたいものを決められる方であれば「30分×店舗数」、じっくり商品を見て考えたい方は「1時間~×店舗数」と大まかに必要な時間を決めておきましょう。
そうすることで、より時間に余裕を持って動くことができます。
行動派なら午前中から、ゆったり派は1日かけて
ワイケレアウトレットは朝10時から夜7時まで開店しています。(金・土曜/10:00~20:00、日曜/11:00~18:00)*2023年11月現在
パッパと店舗だけ見て回りたい行動派の方は、午後早めにお買い物を完了させて別の観光地へ行くこともできます。
ゆっくりとお買い物したい方は、1日かけてショッピングを楽しみましょう。ワイケレ・プレミアム・アウトレットには食事のできる場所もたくさんあります。
4. 休憩にも最適!軽食ならフードコートへ
ショッピングが一段落したら、お腹もすいてくるのでランチ休憩にしましょう。
ワイケレアウトレットには屋内のフードコートはありませんが、テイクアウトして外で食べるベンチスペースがあります。
ここでは、ワイケレアウトレットで楽しめるフードをいくつかご紹介していきます。
1.Sakura Sushi(さくら すし)
実は、ワイケレアウトレットにはお寿司を食べられるお店があります。
カリフォルニアロールなど、日本では見かけないような珍しい海外テイストのメニューに挑戦してみませんか。
2.Quick Thai(クイック タイ)
トムヤムクンやレッドカレー、台風焼きそばなどスパイシーなタイ料理を堪能することができます。
ハワイの温暖な気候にスパイシーな料理は相性抜群です!
3.Kung Pao Wok(カン パオ ワォック)
中華料理が食べたくなったらカン パオ ワォックをどうぞ。
たくさんのメニューの中から好きなものをワンプレートに盛り付けてもらう、コンボランチスタイルのお店です。
ガッツリお腹を満たしたいときに利用したいですね。
4.Hula Juice(フラジュース)
フラジュースはコーヒーやジュースはもちろんのこと、マフィンやサンドイッチなどカフェ系の軽食も楽しめるお店です。
メニューが日本語で書かれているのも、日本人の旅行者にとっては嬉しいポイントでしょう。
※ゆっくり食事がしたいなら、向かい側の「ワイケレセンター」へ!
ワイケレアウトレット内には、上記のように軽食系のお店が多いので、レストランでゆったり座って食事をする場合は道路を渡ったお向かいにあるワイケレセンターに行きましょう。
GAPやホームセンターのLOWE’Sがある南側エリアで、こちらにはレストランのChili”sや元気寿司、スターバックスコーヒーやマクドナドがあるので、ゆっくり食事を楽しみたいご家族連れの方にもおすすめです。
5. 意外な穴場!名物レナーズの「マラサダ」を並ばずにゲット
ワイケレ・プレミアム・アウトレットは敷地が広く人も多いため、意外と体力を消費します。
そんな時にオススメしたいのがマラサダです。
マラサダは、外はカリカリ中はもっちりとした、揚げパンのようなスイーツです。ハワイのB級グルメ定番として、多くの人に親しまれています。
ハワイにはマラサダが買えるベーカリーが数多くありますが、その中でも1番の有名店は1952年創業の「レナーズ」です。
超有名店なので本店はいつも行列が絶えず、タイトなスケジュールの中せっかく買いに行ったのに長蛇の列を見てあきらめたという話も耳にします。
そんな人気のあるレナーズのマラサダを並ばずに買えるのが、ワイケレ・センター駐車場内の「レナーズワゴン」です。
赤と白のボーダーが可愛い派手なワゴンなのですぐに見つかるはず!
ワゴンが止まっている場所はセンター駐車場の奥の方。OLD NAVYやBANANA REPUBLICの近くです。ここなら長い列に並ぶことなくスムーズに買うことができますよ。
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お値段は、お砂糖だけのシンプルなレギュラーマラサダは1.70ドル。チョコレートクリームやココナッツクリーム入りマラサダは2.10ドルとお求めやすい価格も人気の秘密。
注文してから揚げてくれるので、アツアツふわふわモチモチで疲れも吹き飛ぶおいしさです。
本場のマラサダを並ぶことなくお買い物ついでに食べることができるので、ワイケレに行ったら忘れず立ち寄りましょう。
ちなみに、ハワイではレナーズの他にも美味しいマラサダを楽しめるお店があります。
マラサダが気になった方は、ハワイ名物グルメ、マラサダを食べるならこの6つの人気店・有名店へをご覧ください!
6.移動手段はお得で楽なものを選びましょう!
制限の少ない便利なレンタカー
ハワイでレンタカーを借りる方は、時間を気にせずに移動することができるので車での移動が便利ですね。お買い物でたくさん荷物が増えても安心です。
初めてレンタカーを利用される方は、こちらの記事をぜひ参考にしてください。
ザ・バスは想像以上に時間がかかる
オアフ島内の公共バスは路線が充実していて交通費も安く(大人 3ドル)便利ですが、アウトレットへ向かう方法としてはあまりメリットのない交通手段です。
ワイキキからは直行の路線はないので、途中で乗り継ぎが必要です。また、最寄りのバス停からアウトレットまで少し離れているので、初めての土地で地図を見ながら歩くことになります。
実際にバスで行くと、片道およそ2時間はかかります。朝夕の渋滞時はそれ以上の時間がかかることもあります。
移動に時間を費やしてしまうのは勿体無いですし、帰りに買い物した荷物を持ってのバス移動は疲労が倍増しそうです。
タクシー移動は楽ですが、費用がかさむので要注意
日本と同様、タクシーは行きたい場所に連れて行ってくれるので、移動に体力を使いたくない方向けの手段です。
料金はワイキキから片道で60ドルくらいですが、合計金額の10~15%ほどのチップを加算すると。金額は70ドルくらいなります。
帰りのタクシーはインフォメーションセンターのスタッフへお願いすると呼んでくれるので安心ですが、往復で140ドルかかるとなると少し高額な印象を受けます。
安くお買い物できるアウトレットショッピングだからこそ、移動費用よりショッピングにお金を回したいと思う方へはおすすめできません。
安くて移動も楽ちんなシャトルバス
公共の路線バスは時間がかかって移動が大変、タクシーはお金がかかる。そんな悩みを解決する最もおすすめの交通手段がシャトルバスです。
シャトルバスはアウトレットモールに直行し、料金も往復38.50ドル。
「ワイケレアウトレットショッピングシャトル」はワイキキの各ピックアップ場所から乗車し、そのままアウトレットまで移動することができます。
インターネットでの事前予約ができるので、宿泊先の最寄りのバス停を確認しておきましょう。
また、旅行会社によっては送迎付きのオプショナルツアーもあるので、値段やスケジュールを比較して自分に合ったものを利用しましょう。
行き:ワイキキ内の6か所で乗車可能。(アラモアナホテル → ヒルトングランドワイキキアン隣のABCストア前 → ホテルラクロア → シーサイドアベニュー・ロスドレス前 → ハイアットリージェンシー → ワイキキビーチマリオット)
帰り:ワイケレ発 3:15PM
ロバーツハワイ/ワイケレショッピングシャトル
7. お土産ショッピングには「ターゲット」を利用しよう!
ブランド物など、比較的高価なお買い物にはワイケレ・プレミアム・アウトレットをオススメしますが、ちょっとしたお土産や日用雑貨を買う時にオススメなのは「ターゲット」です。
全米展開する総合ディスカウントチェーンのスーパーマーケットとして、観光客やローカルを問わずに人気の高いお店です。
可愛らしい海外製の文房具や、日本未入荷コスメグッズ、ベビー用品の豊富さにも驚くことでしょう。
もちろんスーパーマーケットなので、食料品の品揃えも充実しています。アメリカで人気のお菓子など、ちょっとしたお土産にも十分活用することができます。
ハワイの各地に店舗があるので、宿泊先や訪れる予定の観光地の近くにあるかどうか先に調べておくと、より充実したショッピングを楽しむことができるでしょう!
そんなスーパーマーケット「ターゲット」については、別の記事で詳細情報をまとめていますので、気になった方はぜひご覧ください。
8. まとめ
以上、ワイケレ・プレミアム・アウトレットに行く際の役立つ情報をまとめてみました。アウトレットへお出かけの際にはぜひ参考になさってくださいね。
▼ワイケレ・プレミアム・アウトレット公式サイト
http://www.premiumoutlets.com/outlet/waikele
お買い物を楽しむためにも、お得な旅行計画が大切です。数あるホテルからさまざまな宿泊プランが比較できるホテル予約サイトで、自分の希望に合ったホテルを探してみましょう。
ホテルの掲載数や口コミが多い比較サイトであれば、きっとあなたにあったホテルが見つかるでしょう。出発前にぜひ参考にしてみてください。
>次のページでは、お土産も購入できるスーパーマーケット「ターゲット」をご紹介します<
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