気温が10℃を下回る日もだんだんと増えて、厳しい冬の訪れを感じる日本。
一方、“常夏の楽園”との愛称がつくハワイの現在の気温は24℃(2017年11月現在)と非常に過ごしやすい気候です。
12月に突入してもこの温暖な気候は引き続き変わらず、冬でも例年平均気温23℃(気象庁より)を保つのだそう。
……そんなハワイですが、じつは冬になると「積雪」が観測される場所があることをご存知でしょうか?
ハワイ島にある5つの山のうちの一つ、「マウナ・ケア」です。
降り積もる雪を表した「白い山(マウナ・ケア)」が名前の由来
銀世界、まさに「マウナ・ケア(白い山)」です。
標高は4,200mと富士山よりも高く、北半球・南半球の星々を一様に眺められる立地から“宇宙に最も近い場所”とも呼ばれています。
それでは、気温に注目して見てみましょう。
標高の高い山に登ると気温が下がるというのは有名な話ですよね。さらに、富士登山の公式webサイトによると、標高差が100mあるごとに気温は0.6℃下がるのだそう。
この情報を元に考えると、スタート地点と「マウナ・ケア」山頂では約25℃もの気温差が生じると考えられます。(スタート地点を標高0mと考えた場合)
実際に、現在の「マウナ・ケア」の気温を調べてみます。
「-6℃」……氷点下でした。
一見「ハワイって暖かいはずなのに雪?」と感じてしまいますが、雪が降るのはもはや必然と言っても過言ではないかもしれませんね。
平均気温23℃のハワイに降り積もる雪の正体、それは気温が0℃に及ばない「マウナ・ケア」に降る雪なのでした。
それでも「マウナ・ケア」が人気のワケは美しすぎる夜景
常夏の楽園を求めてハワイ旅行へと行く方が多いはずなのにも関わらず、「マウナ・ケア」は日本人にも人気の観光地です。
▼その理由がこちら。
ーー美しすぎるほどの星空です。
標高4,200mの澄んだ空気の中に浮かぶ、数え切れないほどの星々を一目見ようと多くの人々が訪れるのです。
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ちなみに、ハワイ旅行で「マウナ・ケア」を訪れたいという方にはオプショナルツアーがおすすめ。
4,200mの登山と聞くと体の不調や異変が心配になるところですが、オプショナルツアーであればスタッフの方もいるので安心して登頂できることでしょう。
星空鑑賞がしたという方は候補に入れてみてもいいかもしれません。
▼ちなみに「マウナ・ケア」ではスノーボードも人気です
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このほかにも、ハワイでは美しい夜景や夕日を眺めることのできるスポットも数多くあります。星を眺めたい、光り輝く街並みを眺めたいなど、さまざまな希望を叶えることができるでしょう。
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参照記事:
https://www.excite.co.jp/News/society_g/20161206/Hazardlab_18160.html