「近代サーフィンの父」として多くの偉業を成し遂げたデューク・カハナモクの誕生を讃える、デュークス・オーシャン・フェスト(Duke’s OceanFest festival)が、いよいよ今週末に開催されます。
▼イベント会場:ワイキキビーチ周辺
9日間に渡るこのフェストは、年齢やレベルを問わず、誰もがハワイの海を楽しめるようにと創立されたチャリテイーイベントです。
もちろん、ハワイ観光客から移住者まで、誰でも参加できます!
Contents
デューク・カハナモク・オーシャン・フェスト2019のコンテストとイベントのスケジュール
デューク・カハナモク・オーシャン・フェストの会場は、ワイキキビーチ周辺です。
コンテスト内容は、ロングボート・サーフィン、1マイル(約1.6km)の遠泳、スタンドアップパドルボート(SUP)、タンデムサーフィン、ビーチバレー、退役軍人によるサーフィンなど実に様々!
ここでは、フェスティバル期間中のコンテストおよびイベント最新情報をお伝えします。
手に汗握るエキサイティングな試合を観るなら、ぜひ午前中にビーチへ繰り出しましょう。
またハワイの音楽や文化に触れるなら、サンセット間際の夕刻に訪れてみると良いですよ。
▶︎各イベント詳細と参加申し込みはこちらから
※波の状況によりスケジュールが変動する場合があります。最新情報は必ず公式サイトにてご確認下さい。
8月17日(土)開催のコンテスト
- メネフネ・サーフ・フェスト(キッズサーフィン):7:30〜17:00
- ウーンド・ウォリアー・カヌー・レガッタ(米軍負傷・退役軍人カヌー):8:00〜
- デューク・レース(カヌー、ウィメンズ):9:00〜
- ダイヤモンドヘッド・パドルボード&SUPレース :9:00〜
- メネフネ・コクア・サーフ・フェスト(キッズ初心者):11:00〜
8月18日(日)開催のコンテスト
- メネフネ・サーフ・フェスト 2日目(キッズサーフィン):8:00〜
- オーシャン・マイル・スイム※(水泳):7:30申し込み、9:00スタート
- デューク・レース(カヌー、メンズ):9:00〜
※1マイル=約1.6km
【イベント】
- デュークス・オーシャンフェスト 開会式:18:00
8月19日(月)開催のコンテスト
- アマチュア・ロングボード・サーフ・クラシック(ロングボード):8:00〜
- サーフ・フォイリング・エクスプレッション(フォイルサーフィン):9:00〜
- アライア・サーフィン・デモンストレーション(アライアサーフィン):9:00〜
- ウーンド・ウォリアー・サーフィン・クリニック(米軍負傷・退役軍人サーフィン):9:00〜
- インターナショナル・ノービス部門(モデル兼アジア親善大使のSHIHO企画、サーフィン大会未経験者や初心者対象):11:00〜
8月20日(火)開催のコンテスト
- アマチュア・ロングボード・サーフ・クラシック 2日目(ロングボード):9:00〜
- キング・オブ・クイーンズビーチ・コンテスト 1日目:9:00〜
- ゴーイング・トゥー・ザ・ドッグサーファー・コンペティション(ペット部門):9:00〜
- パシフィック・タンデム・サーフィン・エキシビジョン(タンデムサーフィン)1日目:11:00〜
【イベント】
- ムービーナイト(映画鑑賞会)”The Ride”:17:00〜
8月21日(水)開催のコンテスト
- アマチュア・ロングボード・サーフ・クラシック 3日目(ロングボード):8:00〜
- キング・オブ・クイーンズビーチ・コンテスト 2日目:8:00〜
- パシフィック・タンデム・サーフィン・エキシビジョン(タンデムサーフィン)2日目:10:00〜
【イベント】
- ムービーナイト(映画鑑賞会)”Endless Summer”:17:00〜
8月22日(木)開催のコンテスト
- デュークス・ワイキキ アマチュア・ロングボード・サーフ・クラシック 4日目(ロングボード):8:00〜
- レジェンド・サーフクラシック 1日目(レジェンドサーファー・チームサーフィン):8:00〜
- パシフィック・タンデム・サーフィン・コンテスト 3日目(タンデムサーフィン):10:00〜
【イベント】
- ムービーナイト(映画鑑賞会)”Night Shore”:17:00〜
- アウトリガー・デューク・カハナモク財団 ウォーターマン栄誉式:18:00〜
8月23日(金)開催のコンテスト
- レジェンド・サーフクラシック 2日目(レジェンドサーファー・チームサーフィン):7:30〜
8月24日(土)開催のコンテスト
- レジェンド・サーフクラシック 3日目(レジェンドサーファー・チームサーフィン):7:30〜
- ジュニア・ビーチバレーボール・トーナメント(ビーチバレー、青年部):9:00〜
【イベント】
- デューク・カハナモク誕生祭(銅像へのレイ飾り) :6:45〜
- グレイト・ハワイアン・レジェンズ・ルアウ(音楽イベント):18:00〜
8月25日(日)開催のコンテスト
- アウトリガーリゾート ビーチバレーボール・トーナメント(ビーチバレー、成人部):9:00〜
- デューク・カハナモク・サーフボード・ウォーターポロ(サーフボード・ウォーターポロ):10:00〜
- レッドブル パーティーウェーブ(手作り巨大サーフボード x コスチューム、団体競技):10:00〜
※メネフネ(Menehune)はアメリカ合衆国ハワイ諸島に住んでいたといわれる伝説上の小人族(または妖精)です。
▶︎各イベント詳細と参加申し込みはこちらから
なお、イベントの利益はアウトリガー・デューク・カハナモク財団へと寄付され、ウォータースポーツ競技選手やハワイの海の保護、そして教育プログラムなどを支援するために使われる予定です。
イベントに参加するだけでハワイに貢献できてしまうのは嬉しいですね。
オリンピックに爪痕を残したデューク・カハナモクってどんな人?
ハワイ旅行に行かれる方であれば、ワイキキビーチの記念撮影ポイントであるデューク・カハナモク像はご存知だと思います。
でも、これだけ大規模な誕生イベントでお祝いされる彼が、一体どんな人であるか、ご存知ですか?
▶︎生年月日:1890年8月24日
▶︎得意なこと:ボディーサーフィン、ボードサーフィン、ダイビング、セーリング、川下り、競泳
これだけ見ると、ただの「海好きの人」かもしれません。
しかし彼には、ワイキキビーチの立像に恥じない素晴らしい功績があるのです。
「近代サーフィンの父」として名高いデューク・カハナモクですが、彼の生まれた1,800年代には、「板を使って波に乗る」という競技はあまり知られていませんでした。
そのため彼は水泳選手としてオリンピックに出場し、ストックホルム五輪(1912年)、アントワープ五輪(1920年)、そしてパリ五輪(1924年)にて、全部で3個の金メダルと2個の銀メダルを獲得しています。
ハワイにとっては、これが史上初の金メダルでした。
サーフィンがスポーツとして世に評価され始めたのは、彼のこの功績が注目を浴びたからに他なりません。
また彼は競技生活を引退した後も、サーフィンの振興活動を続けたといいます。1964年の東京オリンピックには、スペシャルゲストとしても招かれたこともあるんですよ。
デューク・カハナモクはハワイにとって、サーファーとして多大な貢献をもたらした偉大な英雄なのです。
しかし、そんな海の王であるデュークが、生前どうしても叶えられなかった夢がありました。
それが、「オリンピックでサーフィンをする」ことです。
来たる東京オリンピック2020では、新たな公式種目として、空手、スケートボード、スポーツクライミング、そしてサーフィンの4競技が認定されています。
もしデューク・カハナモクが生きていれば、はち切れんばかりの笑みでサーファーたちに声援を送るのかもしれませんね。
ハワイではサーフィン以外のアクティビティもおすすめ
年に1度のデュークス・オーシャン・フェストは、ハワイの白熱するマリン・アクティビティを楽しめる一大イベントです。
ハワイにいらっしゃる予定のある方はスケジュールをチェックしてみてください!
また、海は好きだけれどサーフィン以外のアクティビティにも参加したい方は、ハワイならではの以下の体験もおすすめです。
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一生忘れないほど充実したハワイ旅になりますように!