今回、ハワイから日本へ行く(帰国)するにあたり、コロナ禍での各対応についてお伝えしたいと思います。(2021年5月28日現在の情報です)
この対応に関して随時更新されると思いますので、最新情報は必ずハワイ州観光局のホームページにて事前にご確認ください。
ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)
帰国日、コロナ禍のため、どんなことに時間がかかるかわからなかったので早めに空港へ。
飛行機の出発時間2時間半前に空港に到着しました。
今回私が使用したのはJALです。
事前にモバイルでチェックインを済ませていましたが、航空会社のチェックインカウンターにて荷物を預けた際、コロナ検査の陰性証明書の提示を求められました。
この時点で陰性証明書を持っていない場合は、飛行機に乗れません。
そしてここで航空会社スタッフより、日本入国後に必要なアプリのダウンロードに関する資料をもらいました。
日本の空港についてからダウンロードしているとその後の空港での手続きに時間がかかるため、事前にハワイでダウンロードや設定を済ませておくことをお勧めします。
ダニエル・K・イノウエ国際空港では、無料でWi-Fiが繋がりますので、出発までの待ち時間にやっておくと良いです。
必要なアプリは(添付写真右側)
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位置情報確認アプリ(OEL)…毎日自分の居場所を報告するためのアプリ
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ビデオ通話アプリ(MySOS)…居場所確認を行うため担当者とビデオ通話をおこなうためのアプリ
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接触確認アプリ(COCOA)…新型コロナウィルス感染症の感染者を接触した可能性について通知を受け取るアプリ
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*Androidをお使いの方は、このほかに位置情報設定・保存(GoogleMaps等の設定)をするためのアプリが必要になるそうです。
また、これらのアプリとは別に、日本の空港に到着してから問診票の提出が必要なため、その問診票の取得時に発行されたQRコードを読み込んでWebで回答を済ませておく必要があります。(添付写真左側)
このWeb問診票の登録を済ませると、最後に自分の情報が入ったQRコードが発行されますので、そのQRコードを画面撮影しておき、入国の際に提示します。
スマホが無い方は、日本の空港に到着後に空港に設置されているパソコンを使って入力することも可能です。
また、スマホが無い方は日本の空港でアプリのダウンロード用にスマホをレンタルする必要があるそうです。
その他、ハワイ出発時には特に変わったことはなく、従来通り2時間前に空港に着いていれば大丈夫です。
ちなみに、空港内の免税店やレストランはほとんどが休業中ですのでお土産の買い忘れにはご注意くださいね。
飛行機内
特に変わったことはありません。
機内ではお客が少ないため、密になる心配はありません。
機内の空気も常に換気がされているとのことで、安心して乗ることができました。
また、機内で誓約書など入国の際に必要な資料を配布してくれますので、必ずもらって記入を済ませましょう。)
東京国際空港に到着後(羽田空港)
機内を降りてそのまま順路に沿って進み、色々なチェックが始まりました。
まず、最初にコロナ検査の陰性証明書の提出を求められました。
その後、機内で記入した健康カードや誓約書など、場所を変えて何回も提示します。
その都度、係りの方が記載内容に漏れがないかなどチェックしてくれ、大丈夫であれば次のチェックポイントへ移動するといった感じです。
チェックポイントは、コロナのPCR検査をするまでに5~6か所あったと思います。
一歩通行になっていて、順路に沿って進めば大丈夫ですが、いちいち資料やパスポートを出したりしまったりするのがとても面倒なので、クリアケースがあると便利です。
また、どこも大行列といったことはなく、10人程度の列ができるくらいでどんどん進んでいった印象です。
羽田空港でのPCR検索
コロナのPCR検査は唾液で行われます。
採取容器などを渡され、各自で設置された簡易ブースで唾液を採取します。
採取後、検体を提出して、結果が出るまで待ちます。
その待ち時間に、事前にダウンロードしたアプリの設定確認や使い方の確認、メール受信の確認などが行われます。
これも、1人1人個別対応して教えてくれるので、スマホに慣れていない方でも安心して設定や使い方を教わることができると思います。
検査結果を待つスペースは、本来であれば飛行機に乗るときに待っている搭乗口のラウンジです。
テレビのモニタの様なものに、自分の番号が表示されるのを待ち、表示されたら結果を受け取り終了。
スーツケースを取って、空港の出口へ向かいます。
飛行機を降りてから最終的に検査結果が出るまで、大体2時間半くらいといったところです。
到着便が重なると時間がかかると聞いていましたが、思ったほどではありませんでした。
やる事は難しくありませんが、密を避けるために空港内に設置されたチェックポイントがそれぞれかなり離れているのと、チェックポイント自体がたくさんあるので、かなり歩いた印象です。
荷物を持って歩くので、結構大変だと思います。
隔離場所への移動
海外からの入国者(帰国者)は、公共交通機関が使えません。
ご自宅へ帰られる場合は、ご家族にお迎えにきてもらう必要があります。
今回私は都内のホテルで2週間隔離生活を送っています。
私の様に遠くてすぐに自宅へ帰れない場合は、都内のホテルに滞在することになると思いますが、隔離プランを扱っているビジネスホテルがあるので、今回私はそちらを利用しています。
しかも、ホテルまでは、空港から主要駅を回る隔離者専用の周回バスがあるのでそれを利用すると便利です。(無料)
1時間に1本、8:30~22:30まで運行しています。
予約の必要はなく、案内の紙が配られるのでそれを持って集合場所に行けば乗れます。
隔離生活中について
隔離生活中、毎日11時に入国者健康管理センター(厚生労働省)から事前登録したアドレスにメールが届きます。
内容は、健康チェックです。
本人や同居家族に熱はないか、体調不良の人がいないか、といった内容です。
このメールは、毎日14時までに回答します。
万が一、帰国後具合が悪くなったりした場合は、事前にダウンロードしたアプリ(MySOS)の中で保健所や医療機関の連絡先などが調べられるようになっているので、自分で調べて連絡をするようになります。
また、1日回(13時頃と21時頃)に現在位置確認の連絡がきます。
これは、事前にダウンロードし設定をしておいたアプリ(OEL)にて現在位置を知らせます。
アプリを開いて、今ここ!というボタンを押すだけで、現在地を報告できます。
簡単です。
これが14日間続くようです。
現在3日目ですが、以上の様な確認が毎日来ています。
今までは電話はほとんどかかってこなかったそうですが、世間の目もあり厳しくなってきています。
昨日、私にも政府の健康管理センターから、隔離をちゃんとしているかどうかのテレビ電話かかってきました。
隔離中にルールをすり抜けて外出したり、隔離していると見せかけて(携帯を自宅に置きっぱなしにしたり、家族などに対応を任せたりなど)外出する例が多発しているようです。
情報は常に更新されていくと思いますので、その都度最新の情報を確認するようにしてくださいね。
ご旅行の際、お役に立てましたら幸いです。