カルチャー&ヒストリー

第2次世界大戦時のアメリカの歴史を偲ぶリビングヒストリーデー

太平洋航空博物館パールハーバーでは、9月23日(土)の午前9時〜午後4時40分、第2次世界大戦のアメリカの歴史を振りかえる「リビングヒストリーデー」を開催する。

「リビングヒストリーデー」は、スミソニアンマガジン誌の「ミュージアムデー・ライブ!」との合同企画で、ミュージアムデー・ライブ!のチケットを提示することで、太平洋航空博物館パールハーバーの入館料が最大2名分無料となる。無料チケットは、8月25日(金)からダウンロードできる。太平洋航空博物館パールハーバーは、スミソニアン協会の提携博物館や教育機関からなる「スミソニアン・アフィリエイト」の一員で、トリップアドバイザーのトップ10航空アトラクションの一つにも選ばれている。

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今年のイベントは、第2次世界大戦という歴史的大事件を記録した映像や写真の役割に焦点を当てている。イベント当日の午後2時30分からは、館内シアターにて数々の映画賞を受賞したドキュメンタリー映画「ファインディング・クーカン」の特別上映会を開催。上映後には、この映画の監督で、ハワイ在住のロビン・ラン氏による質疑応答が行なわれる。

「ファインディング・クーカン」は、70年近く行方不明になっていた第2次世界大戦時の中国を描いたアカデミー賞受賞カラードキュメンタリー映画「クーカン」という作品の女性プロデューサーだったにも関わらず、映画のクレジットにも載らなかったハワイ在住のリー・リンアイというミステリアスな女性のことを7年かけてリサーチしたドキュメンタリー映画。

他にも、第2次世界大戦当時の記録や家族写真の保存の仕方や白黒写真カラーに変換するデモンストレーション、博物館内を巡って様々な第2次世界大戦当時のイメージ写真を探すスカベンジャーハント、第2次世界大戦時のパイロットのコスチュームを着た解説者による説明やダンサーによるスイングダンスのデモンストレーション、地元の学生達による展示やプレゼンテーション、コックピット試乗体験などが楽しめる。キヤノンUSAの協力で、館内でのカメラの貸出しとフォトグラフィーのワークショップも行なわれる。