楽しみにしていたハワイ旅行。持ち物やスケジュールなど悩むことはたくさんありますが、服装はもう決まりましたか?
ハワイではどんな服装がいいのだろう?と悩む方のために、今回はおすすめのファッションをご紹介します。
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Contents
1.まずはハワイの気温が常夏であることを知ろう
どういった服装でハワイに行けば良いのかを考えるにあたり、まずはハワイの平均気温を知りましょう。
ハワイ(ホノルル)の平均気温は、以下の通りです。(1981~2010 年の観測値による平均値/気象庁)
降水量は雨季と乾季で大きく異なりますが、気温はほぼ同じであることがわかります。
年間を通しての平均気温は25.7度です。これは日本の9月程度を想像してもらえれば良いと思います。昼間は半袖、夜は日によっては軽く羽織る、くらいの気温ですね。
この気温が一年中続くというのは、さすが常夏の島ハワイです。
2.ハワイではラフな服装がおすすめ!人気のファッションを調査
ハワイの現地ではどういった服装が人気なのでしょうか?
ハワイというとイメージはアロハシャツですが、ハワイの人達が毎日アロハシャツを着ているというわけではなさそうですよね。
現地ではどんな服装が一般的なのでしょうか。男性と女性それぞれの服装の特徴について見ていきましょう。
男性編
まず初めに男性の場合ですが、街歩きをする場合ならTシャツ・ポロシャツにジーンズや短パンを合わせるといった、ごくごくシンプルでカジュアルな装いがベターです。
足元はスニーカーやビーチサンダルなど歩きやすいと思うものをチョイスしましょう。
男性おすすめのファッションをまとめると、このようになります。
▼トップス 半袖Tシャツ、半袖ポロシャツ、半袖開襟(オープンカラー)シャツ
▼ボトムス ハーフパンツ、ジーパン
▼靴 サンダル、スニーカー
▼その他 (羽織ものとして)薄手のパーカー、長袖シャツ (日除け対策として)サングラス、帽子
女性編
女性も街歩きにはカジュアルな装いで。Tシャツ・サマーニットにスカートやジーンズを合わせるようなコーディネイトが良さそうです。
また、1枚で楽に着ることができるオールインワンもおすすめです。足元もスニーカーやサンダルなどシンプルにまとめましょう。
ただし、(男性もそうですが)女性の場合はショッピングセンターやレストランなど室内の場合は、冷房が効き過ぎているため薄着でいると体が一気に冷えるということも考えられます。
外に出かける際にも、上から1枚羽織ることのできるパーカーやストールなどがあると安心です。また、夜のお出かけも思いの外ひんやりしているので上着は忘れずに。
女性のおすすめのファッションをまとめると、このようになります。
▼トップス 半袖Tシャツ、半袖ポロシャツ、ノースリーブ
▼ボトムス ハーフパンツ、ショートパンツ、スカート
▼セットアップ ワンピース、オールインワン
▼靴 サンダル、スニーカー
▼その他 (羽織ものとして)薄手のパーカー、カーディガン (日除け対策として)サングラス、帽子
結論としては、男女ともにあまりカッチリとした服装でなく過ごしやすいラフな服装がおすすめです。
またこれは防犯にも一役買っています。一目見ただけで観光客とわかる服装は、引ったくりなどの犯罪に巻き込まれやすいということも頭に入れておきましょう。
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3.ハワイの伝統衣装「アロハシャツ」と「ムームー」
「アロハシャツ」について知る
現地の方が毎日着るわけではないと前述したアロハシャツですが、ハワイでの服装を解説するのに避けて通るわけにはいきません。
アロハシャツの歴史について簡単に触れると、移民時代に日本人がハワイに持ち込んだ着物を現地の気候に合わせて織り直したものが、アロハシャツのルーツだと言われています。日本とそもそもの関わりが深いのですね。
そんなアロハシャツには柄によって込められた意味が異なります。例えば「ホエールテール」と呼ばれる柄は、その名の通りクジラの尻尾を形どっており、ラッキーアイテムとされています。これはクジラがなかなか見かけることができないということに由来しています。
ハワイ語でウミガメを表す「ホヌ」柄も幸運の象徴です。古くからウミガメは海の守り神として崇められ大切にされてきました。守り神を身にまとうことで、金運などの向上が望めると信じられています。
このように、アロハシャツには知れば知るほど面白いファッションです。以下の記事ではアロハシャツの柄に込められた意味や、アロハシャツを購入するのにおすすめのお店を紹介しています。
せっかくハワイに訪れたのですから、お気に入りの一着を現地で購入するのも素敵な体験になるのではないでしょうか?
ハワイ伝統の女性用の正装「ムームー」
ムームーをご存知ですか?
ハワイといえばアロハシャツのイメージが強いですが、現地ではムームーと呼ばれる女性の伝統的なドレスもポピュラーなファッションです。
短い袖のストンとしたワンピースが主流で、すそが長いものやひざ下丈のもの・ゆとりのある形・フリル付きなど様々な形があり、南国の花々がプリントされたハワイらしい衣服です。
ムームーは仕事や結婚式で着られますが、ドレスコードのあるレストランに着ていくのも問題ないでしょう。
ムームーもアロハシャツ同様、柄に意味が込められています。アロハシャツとおそろいの柄を見つけて、異性の同行者と合わせて身につけるのも良いかもしれません。
ムームーについては以下の記事で詳しく紹介しています。ムームーを購入したり、レンタルしたりできるお店も掲載していますので、滞在中にぜひ着てみたいと思う方は必見です!
4.ハワイであまり馴染みのないファッション
次に、日本では一般的ですがハワイではあまり馴染みのないファッションアイテムについていくつか確認してみましょう。
トレンカ・レギンス
日本ではトレンカやレギンスをショートパンツやスカートの下に着用する着こなしがあります。最近は男性でも着用しているのをみかけるファッションですね。
しかし、これはハワイでは大変珍しいファッションです。過ごしやすい気候のハワイでは少し違和感があるように見えます。
スカートやショートパンツを着用する際は、一枚で過ごすのをおすすめします。ハワイでは思い切って素足で気持ちよく過ごしてみませんか。
日傘
日差しが大変強いハワイですが、日傘はほとんど普及していません。そもそもハワイでは傘をさすこと自体が一般的ではないため、トレンカ・レギンス同様にどうしても浮いてしまいます。
日よけ対策としては、男女とも帽子をかぶりましょう。
ちなみに、ハワイで傘が一般的でないのは、ハワイの雨の性質に理由があります。シャワーと呼ばれるハワイの雨はさっと通り過ぎてすぐに止むので、いちいち傘をさすことがないのです。
ハワイでのファッションの注意事項については、以下の記事で詳しく取り上げています。ぜひご覧ください。
5.おしゃれなレストランでのドレスコードを知っておこう
ハワイではディナーでおしゃれなレストランに出向くということも考えられますが、きちんとしたレストランにはドレスコードがつきもの。それではドレスコードのあるレストランにはどんな服装がベストなのでしょうか。
ハワイはリゾート地なのであまり堅苦しいドレスコードはありませんが、お店によってはきちんとして見える服装がふさわしいものです。「ハレクラニ」ホテル内に店を持つ「ラ メール」というフレンチレストランは、唯一ジャケット必須のドレスコードを持つレストランです。
万が一、服装がわからず不安という場合はレストランに直接ドレスコードを確認してみても良いでしょう。
男性はジャケットを羽織るようなスタイルを
男性は襟付きのシャツと長ズボンが無難でしょう。ジャケットは必要のない店舗も多いですが、気温など必要に応じて着て行くといいでしょう。
足元はつま先が隠れるタイプの靴がベターです。スニーカーでも問題ありませんが、きちんとしたものがおすすめです。ビーチサンダルはNGです。
また先にも触れた通り、ハワイではアロハシャツが正装として着られています。現地で購入した方は、レストランに着ていくのも良いでしょう。
女性は綺麗めのワンピースで
女性はTシャツなどを避け、1枚で可愛らしく決まるワンピースなどがおすすめです。
前の章でも触れていますが、レストランなど室内は冷房が効いているためにグッと温度が下がることがよくあります。カーディガンやストールなどのなどの羽織ることのできるものを持って出かけましょう。
ディナー情報はこちらの記事をチェック。
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6.日本から持っていく服は、泊数分がベター
これらのことを踏まえ、日本からは何着(何セット)の服を持っていけばよいのでしょうか?
ハワイ旅行で一般的な「3泊5日」と「4泊6日」のケースで考えてみましょう。
3泊5日
1日目:日本から着ていく服 2日目:ハワイで着用する服 3日目:ハワイで着用する服 4日目:ハワイから来ていく服(機内泊) 5日目:日本で着用する服
実際にハワイで着用する服(スーツケースに詰める服)は2日目、3日目、4日目の合計3着であることがわかります。
4泊6日
1日目:日本から着ていく服 2日目:ハワイで着用する服 3日目:ハワイで着用する服 4日目:ハワイで着用する服 5日目:ハワイから来ていく服(機内泊) 6日目:日本で着用する服
3泊5日から1日増えているだけなので、持参が必要な服装は、合計で4着となります。
7.現地で洋服を買うときのおすすめエリア3選
日常の服装とレストラン用の正装など、全て日本から持って行くのはとても大変ですよね。そんな時には、現地で調達してしまうという方法はいかがでしょうか。
Tシャツだけでなく海に入る場合は海パン・水着、ビーチサンダルなどもハワイでは種類もサイズもラインナップが充実しています。現地調達にぴったりなエリアをご紹介します。
1.ワードビレッジ
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「ワードビレッジ」はアラモアナセンターの西側広範囲に広がるショッピングエリアです。オアフ島の中心地ワイキキからは少し離れていますが、近年再開発が進んでいる人気のカカアコ地区にも隣接しています。
東側エリアには高級デパートのアウトレット「ノードストローム・ラック」やT.J.Maxがあり、一通りにアイテムを揃えることもできます。観光地から少し離れているので、ゆっくりと買い物を楽しみたいという方にはおすすめです。
また、T.J.Maxの隣に出来たサウスショアマーケットは、洋服や作品を扱う「MORI by Art & Flea」、ハワイを拠点とするブテック「Mahina」はリゾートスタイルの定番アイテムのサンドレスからアクセサリーが揃い、スタイリッシュなサーフスタイルのメンズストア「Salvage Public」など、お洒落で人とは違うモノを手に入れたいならまずは、こちらに足を運んでみることをおすすめします。
2.プアレイラニ・アトリウム・ショップス
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ワイキキビーチからすぐ近く、「ハイアット・リージェンシー・ワイキキ」の1〜3階には「プアレイラニ・アトリウム・ショップス」があります。ホテル宿泊者だけでなく観光客にとっても人気のショッピングエリアです。
ニューヨーク発でカジュアルな都会スタイルが人気のセレクトショップ「Urban Outfitters」、日本で買うより安く手に入るオーストラリアのブランド「UGG」、母娘でコーディネートできる「Cinnamon Girl」など特徴際立つ店舗が多いことがわかります。
3.カハラモール
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ハワイの中でも高級住宅街と呼ばれているカハラ。ワイキキから車でおよそ15分と少し中心地から離れると、そこにあるのは「カハラモール」というショッピングセンターです。健康志向の芸能人の間でもファンの多いホールフーズも入っています。
高級住宅街に住む現地の人々にも愛されるようなハイセンスでおしゃれなお店ばかりのイメージですが、リーズナブルな価格の洋服が手に入るROSS DRESSも入っています。
ここで購入できる洋服は、日本で着てもとても可愛いものばかり。日本に持ち帰るお土産としても、現地で着るための洋服としても、ついつい買ってしまうラインナップに注目です。
8.番外編:ハワイ旅行に必要な持ち物
服以外にも、薬や化粧品、Wi-Fiなど、ハワイ旅行に必要な持ち物は多々あります。 現地で購入できるものもありますが、とくに薬や化粧品は、普段から使い慣れているものを使う方が安心ですよね。
たとえば、日本国内でも利用することが多いインターネットはハワイでも利用することができます。もっとも手軽でおすすめなのが、旅行期間中だけレンタルできる「レンタルWi-Fi」の利用です。
レンタルWi-Fiがあれば、お目当てのお店に向かうルートを検索したり、あらかじめ営業時間などを情報収集したり、インスタをチェックしてファッションのコーディネートの参考にしたり、とさまざまな活用ができます。
1日あたり1,000円以下で利用できるので、旅行期間中はぜひ活用してみてはいかがでしょうか?
Wi-Fiルーターは以下のステップで利用します。
- アロハデータやイモトのWiFiなど国内でレンタルWi-Fiの申し込みを行う
- 自宅もしくは空港など指定場所で受け取り、Wi-Fiの接続設定を行う
- ハワイ現地でインターネットを活用!
- 帰国後、返信用キットで返却
かんたんステップでハワイでもインターネットを活用しましょう。
また、以下の記事では、ハワイ旅行に必要な持ち物のリスト60をご紹介しています。 ハワイに到着してから「忘れ物をした!」ということのないように、準備中はもちろん、出発直前のチェックリストとしても活用してくださいね。
9.まとめ
これでハワイでの服装はバッチリですね。
ハワイでの服装の基本はラフで動きやすいことと、おしゃれであること。日本からどんな洋服を持って行くか悩んだ時にはいっそのこと現地調達して見てもきっと楽しいはずですよ。
>次のページでは、ファッションにも関係する“ハワイの天気”についてご紹介します!<