初めてのハワイ旅行で行くべき観光スポット
ここまでで大まかなプランを立てました。
ここからは実際に計画を立てるために、細かい観光地やホテルを見ていくことになります。
そこで、まず最初に知っておくべき定番の人気スポットとホテルに焦点を当ててご紹介します。
リゾート感たっぷりのハワイらしいスポットを、順番にみていくことにしましょう。
必ず訪れたい定番の観光地10選をチェック
まず定番の観光地から。
ここでは、初めてハワイに行く方に向けて、中心地のオアフ島で楽しめる観光スポットをご紹介します。
迷ってしまった場合には、ぜひここでご紹介しているスポットを選んで計画に組み込んでみてはいかがでしょうか。
1. ダイヤモンドヘッド
言わずと知れたハワイの顔、「ダイヤモンドヘッド」です。
初心者の方でも往復1時間程度で帰ってくることができるため、人気のトレッキングスポットとして知られています。
頂上から見えるハワイの美しい街並みをぜひご覧ください。
2.ワイキキビーチ
昔からハワイの風景と言えばここ、「ワイキキビーチ」です。
全長およそ3kmという長く続くビーチで、世界中からの観光客を魅了し続けています。場所によって変わる街の風景と海の雰囲気はハワイならではのもの。
夕方のサンセットタイムは特に美しいので、ぜひ足を運んでみてくださいね。
3.カネオヘ湾のサンドバー
気候条件が揃ったときに現れる、幻の海「サンドバー」。
干潮時にエメラルドグリーンの海の真ん中から砂浜が現れる、実に珍しい景色です。
どこまでも続く遠浅の海、時にはウミガメも顔をのぞかせます。
ハワイではぜひ一度訪れていただきたいスポットです。
4.デューク・カハナモク像
ワイキキビーチの一角に建てられた「デューク・カハナモク像」は、ハワイのシンボルとして観光客から親しまれています。
ワイキキで生まれ育った伝説のサーファーで、ハワイ初のオリンピックメダリストとしてサーフィンを広めたことでも知られており、数々の栄誉を讃えてワイキキビーチを見守る位置に像が建てられました。
5.カカアコのウォールアート
古く廃(すた)れた倉庫街をアートの力で復活させたカカアコ地区。
さまざまなアーティストのイラストのおかげで街は賑やかになり、若者の間でも“フォトジェニック”と言われ注目されています。
2011年より行われているアートイベントで、毎年2月には壁の絵が塗り替えられます。お気に入りの1枚を探して街を散策するが人気で、新しい観光地として注目のエリアです。
6.モアナルア・ガーデン
日立グループのCMの一節、「この木なんの木、気になる木〜♪」のフレーズでおなじみのあの大木ですが、じつはハワイにあります。
日本人にとっては馴染み深いスポットとして、ローカルの方々にとっては憩いの場として長きにわたって愛され続けています。
7.タンタラスの丘
ハワイで夜景を見るなら、間違いなく「タンタラスの丘」がおすすめ。
都心から少し外れた小高い丘に登ると、ハワイの幻想的な景色が目の前に広がります。
ハワイの街中へは明るい時間に足を運ぶ方が多いですが、じつは日が落ちる寸前がもっとも幻想的な景色を楽しめる瞬間です。
ダークブルーに移り変わる海とキラキラ輝く夕日のコントラストは言葉にはならないほど……。
想像をはるかに超えた美しい景色で、より一層ハワイを好きになってしまうはずです。
8.アリゾナ・メモリアル
ハワイ・真珠湾といえば、日本人にとっても大切な場所ではないでしょうか。
「アリゾナ・メモリアル」は真珠湾攻撃で沈没した戦艦アリゾナ、及び兵士を慰霊する施設として建てられました。
日本人なら忘れてはならない過去の記録がここに残されています。
せっかくハワイを訪れたのなら、このような文化・歴史に触れることができる施設にもぜひ足を運んではいかがでしょうか。
9.アラモアナセンター
ハワイでショッピングをするなら、まずは「アラモアナセンター」へ。
現在340以上の店舗が軒を連ねており、ファッション・インテリア・グルメなどを楽しめるハワイ最大のショッピングセンターです。
また、敷地内に設置されたステージでは定期的にフラショーも開催されています。
ショッピングを楽しみながらハワイのカルチャーに触れられるのは嬉しいポイント。
続々と新店舗の追加もあり、今後の進化がますます楽しみなスポットです。
▼詳しくはこちら
10.ワイケレ・プレミアム・アウトレット
ショッピングセンターをもうひとつ。
アウトレット店が人気のハワイですが、とくに人気なのは「ワイケレ・プレミアム・アウトレット」。
現在50以上のブランドが、約25〜65%と驚きの割引率で提供されています。
ショッピングを楽しむなら絶対に候補として入れておくべきスポットです。
▼詳しくはこちら
自分好みのホテル選びもハワイ旅行の楽しさのひとつ
ホテルを考えるのは主に個人手配の場合です。
ハワイは人気観光地とあって、中心地のホノルルやワイキキには数え切れないほどのホテルがあります。
「どこでも自由にに選んでいいよ」と言われても、実際のところは選びきれないというのが本音ではないでしょうか。
そこで、ここでは現在ハワイで人気のホテルを一挙にご紹介します。
ホテルは、人それぞれ好みも違えば気にするポイントも異なります。
ハワイのホテルもどんどんアップデートされているので、新しい情報も要チェックです。
もともと泊まりたいホテルがあるという方はもちろんOK。決まっていない方は、ぜひ以下の記事を参考にホテルのイメージづくりをしてみてはいかがでしょう。
【保存版】ハワイ行きを決めたら、最初に知っておくことまとめ
ここまでくると、ハワイ旅行のイメージは鮮明になっている頃ではないでしょうか。ここからはさらに、ハワイ旅行で困らないためのハワイ基本情報をお届けします。
ハワイはメディアでも多く取り上げられているため身近に感じますが、意外と知らないことも多いはず。
ハワイの基本情報まとめとして、ご活用いただければ幸いです。
ハワイの基本情報
ハワイ旅行の計画を立て始めたら、最初に知っておきたい基本情報があります。
- ハワイの場所と地理
- ハワイならではのルール
- 知っておきたいハワイ語
まずはこの3点を知っておけば、到着後も安心して過ごせるのではないでしょうか。
順を追って見ていきましょう。
定番の観光地「オアフ島」は6つある島のうちのひとつ
そもそも、誰しも「ハワイ」と当たり前のように口にしますが、ハワイという名前が地名ではないことはご存知でしょうか。
日本人は「東京」と同じような感覚で「ハワイ」と言葉にしていますが、じつは「ハワイ」とは、地名のことではなくハワイ諸島のことを指しているんです。
ハワイ諸島はざっくり分けると8つの島からなる地域で、それぞれの島と島とでは飛行機での移動が必要なほど距離が離れています。(最北端のカウアイ島と最南端のハワイ島は、国内線で約1時間の距離)
また、6つの島のうちもっとも面積の大きい「ハワイ島」は、その名前からハワイの中心地と勘違いされてしまいがちです。
間違いやすいポイントですがハワイの中心地は「オアフ島」。ホノルルマラソンが開催されるのもオアフ島です。
このように、少しわかりにくいハワイの島々。
しかし、実は島ごとによって特徴が大きく異なるのが魅力的なところです。
初めての際にはオアフ島、二度目はハワイ島……というように、島を変えて雰囲気を味わうリピーターもいるのだそう。
ハワイの6つの島の解説は以下の記事からご覧いただけます。
気になる方はぜひチェックしてください。
ハワイと日本の時差は19時間
気軽に行きやすい観光地だから日本人はよく足を運ぶ……もちろんその事実に変わりはありませんが、実はハワイと日本とでは19時間もの時差があるのです。
海外旅行の経験がない(少ない)方や、時差ボケになりやすい方にとって時差の大きさはとても不安なポイントですよね。
日本からハワイに行く場合には、夜に出発するのにも関わらず、到着するのは出発した日の朝です。
慣れない方にとってはわかりづらく、不安なポイントとなるでしょう。
しかし、時差ボケを防ぐための睡眠や快適な過ごし方さえ覚えておけば、19時間の時差は思うほど身構える必要がありません。
行きの場合は約12時間(半日)、帰りでは約27時間(丸一日)のズレがあります。キリの良い時間差なので、対策さえしておけば不安なく現地でも過ごせることでしょう。
以下の記事では、ハワイ旅行前に絶対に知っておくべき時差をまとめて解説しています。
時差ボケ対策が気になる方は、旅行前にあらかじめご覧ください。
ちょっと意外なハワイならではのマナー
日本とアメリカ、国が違えば文化はまるで異なります。
とくにハワイという地域は観光地という性質上とてもユニークな法律やルールがあるのです。
一例をあげると、「ベランダには洗濯物を干してはいけない」というもの。
日本であれば「どうして?」と思ってしまうようなルールですが、ハワイのことを考えれば答えは簡単、「景観を大切にしたいから」です。
観光客のことを第一に考えたハワイならではのルールですね。
そのほかにも、ハワイには知らなかったでは済まされない日本とは異なった法律・ルールが多数あります。
ぜひ一度、出発前には確認してみてはいかがでしょうか。
覚えておきたい簡単なハワイ語
ハワイは英語とハワイ語のふたつが公用語として認められています。
「アロハ」に代表されるハワイ語は、ローカルの方々に親しみやすい印象を与え、ハワイの方々とのコミュニケーションを円滑にしてくれます。
会話ができるレベルまで覚える必要はありませんが、ハワイを訪れるのなら、その地域の簡単な挨拶や言葉くらいは覚えておくのと便利です。
ハワイ語の意味を調べよう【ハワイ語の検索サイト】は、検索機能の付いたハワイ語辞典です。
調べたい言葉を入力すると、ハワイ語に変換して表示をします。
また、挨拶や地名・食べ物のようにカテゴリーごとにも分かれて掲載しているので、必要に応じてご利用ください。
価格は4泊6日で約30〜50万円
実際にハワイに行くとなると、無視できないのが旅行費。
予算だけでなく、必要な金額や節約するべきところを明確にすることで予定も立てやすくなります。
ツアーと個人手配でも価格の内訳は変わってきますが、大きく分けると以下の3点。
- 飛行機代(ツアーの場合は組み込まれる)
- ホテル代(ツアーの場合は組み込まれる)
- 買い物代
詳しく見ていきましょう。
変動が大きい飛行機代
飛行機代は、季節によって価格が変動します。
ハワイ旅行で、人気・高額なシーズンは以下の通り。
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- 7月下旬〜8月(夏休み期間)
- シルバーウィーク(秋の大型連休)
とくに年末年始は年明けをハワイで迎える人も多く、航空券の価格はオフシーズンの3倍ほどまで上昇します。
多少高くても人気のシーズンに行きたいのか、人気のシーズンは外して安く行きたいのか、この機会に一度考えてみてもいいかもしれません。
大きく違ってくるのはホテル料金
5つ星ホテルからスタンダードなものまで、さまざまなグレードがあるのでもっとも計算が難しいポイントです。
安い場合であれば、ホステルは1泊1万円を切る場合も珍しくありませんし、ドミトリー(相部屋)を選択するとさらなる節約が可能です。
一方で、5つ星高級ホテルに泊まろうとすると1泊10万円を超えることも珍しくありません。
ハワイの一般的な旅行は4泊・5泊がメインなので、1泊で約10万円の差と考えると累計でおよそ40〜50万円もの差が開きます。
予算を切り詰めたハワイ旅行であれば、差額だけでもう一度旅行ができるほどの大きな違いです。
とはいっても、ハワイでは高級ホテルすら満室になる日があるというのもまた事実。
それだけ、贅沢な時間を優先している人がいる証拠でもあります。
ホテルを寝る場所として捉えるのか、長い時間を過ごす場所として快適さを基準に選ぶのか……今一度プランを立てる際にはじっくりと検討するべきポイントです。
個人差の大きいショッピング代
買い物好きの方にとってハワイのショッピングセンターは一日中過ごせるほどの豊富なラインナップです。
しかし、あまり興味のない方にとっては予算を割くべきポイントではないかもしれません。
買い物代・お土産代はどんな旅行でも個人差の大きいポイントですが、ショッピングスポットが充実しているため、なおのこと大きな差ともなり得ます。
効率的に買い物をするために必要なポイントは、事前準備。
- あらかじめ購入したいアイテムや行きたい店舗に目をつけておく
- マップをダウンロードしておく
- 米サイズを知っておく
のように、上手に買い物するポイントを押さえておくと、より一層充実した時間となること間違いなしです。
今回ご紹介した旅行代金はあくまでも一例です。
さらに、このほかにもこまごまとした費用は発生し、代金に上乗せされます。
以下の記事では、細かい費用にも焦点を当てて旅行費用の計画を立てるためのポイントをご紹介しています。併せてご覧ください。
おすすめの時期は「5月中旬〜7月中旬」
旅行の計画を立てる上で、時期も忘れてはならないポイントです。
アロハスマイル編集部がおすすめする時期はズバリ「5月中旬〜7月中旬」です。
旅行日程を決める上で大切にしたいポイントには、ふたつあります。
それは、価格と季節。
価格が高くなる時期はできれば避けたいし、寒すぎる・降水量が多いといった気候的な問題が発生する季節もできれば避けたいところ。
そのため、まず考えるべきなのは価格と季節のふたつの軸といえます。
「5月中旬〜7月中旬」がおすすめといえる理由を順番に見ていきましょう。
価格が安い時期は年に3回
まず価格について考えていきましょう。
ハワイ旅行が人気・高額なのは、前述した通り年に4回、以下の時期です。
- 年末年始
- ゴールデンウィーク
- 7月下旬〜8月(夏休み期間)
- シルバーウィーク(秋の大型連休)
一方で、比較的安価に行けるのは年に3回。
- 4月上旬〜中旬
- 5月中旬〜7月中旬
- 9月(ただし、大型連休は除く)
時系列を追って見ていくと、価格の高い時期と時期の間に安価な時期があることがわかります。
季節のおすすめは「4〜9月」
季節的なおすすめをあげるとするなら断然4〜9月の乾季の時期です。
3月〜10月は雨季と呼ばれる時期に突入し、1年を通して見ると降水量が増える傾向にあります。
さらに、雨季との境目を除いた5月〜8月は降水量・気温の共に定しているため過ごしやすいです。
そのため、季節でみるなら4月〜9月、さらに可能なら5月〜8月と絞っていくと比較的過ごしやすい季節を選ぶことができます。
時期は目的によって決めること
「それなら雨季は絶対にダメなのか?」といえば、そんなことはありません。
実際、日本からの渡航者が増えるのは雨季真っ只中の年末年始ですし、1年を通してハワイは日本人観光客に人気です。
冒頭でも解説した通り、ハワイは雨季・乾季を問わずに楽しめるショッピングセンターやレストランが充実しています。
雨季になればハワイではイルミネーションや大型セールを開催するなど、季節に合わせた魅力的なイベントも開催されるのです。
また、雨季といっても日本のように雨が降り続くのではなく、シャワーが降ったり止んでと繰り返すため、そこまでストレスとなることもありません。
どちらが良い・悪いではなく、大切なのはあくまでもハワイで何がしたいのか。
ハワイは目的によっていろいろな楽しみ方があるので、じっくりとご検討ください。
また、以下の記事ではハワイの雨季と乾季についてさらに詳しく解説しています。
季節の特徴や、季節ごとの楽しみ方が気になる方はぜひご覧ください。
ハワイのおすすめツアー5つをまとめてご紹介
最後に、「まだまだプランが決められない……」という方のために、とくにおすすめなツアーを厳選してご紹介します。
今回ご紹介するツアーはすべて大手航空会社「JAL」の提供するプラン。
各航空会社や旅行会社でプランは異なるので、ここでご紹介するものはあくまでも一例としてご覧ください。
1.「定番×リーズナブル」4日間で10万円以下!
「ひとまず行ってみたい……」という方にはとにかくおすすめ。
なんと4日間で驚きの10万円未満。
現地で2泊、機内泊は1泊とやや短めな旅程ではありますが、最小限の費用と時間でハワイを満喫できるプランです。
ホテルのグレードも申し分なく、ハワイの雰囲気を十分味わうことができるのではないでしょうか?
2.王道中の王道、たっぷり満足の4泊6日
ハワイ旅行のもっともオーソドックスなプランである4泊6日の旅です。
4泊あれば、多くの観光地をまわれる上、オアフ島であればぐるっと反対側まで行くこともできます。
ノースショアやハレイワ方面など、各地を巡りたい方にはもってこいのプランです。
3.もっと充実したい方向け、たっぷり5泊7日の旅
もっとハワイを長く楽しみたい! という方にはさらに満喫できる5泊7日がおすすめ。
観光もショッピングもグルメも、とにかくたくさん楽しみたいという欲張りな方にはぴったりです。
時期による価格の変動が大きいので、予算や時期を考慮しながらご検討ください。
4.高級ホテルがやっぱりいい、という方はこちら
先ほどまでのプランは、ホテルグレードに確約はあったものの、細かいホテルの指定はできません。そのため、こだわりたい方にとっては少し物足りないプランでした。
希望のホテル・客室が決まっている場合には、このようにホテルで選ぶツアーがおすすめ。
ホテルを選べるツアーはプランによって内容が異なります。
希望のホテルがツアープランにない場合は個人手配となってしまいますが、ツアーでホテルも選べるプランならとても嬉しいですよね。
気になる方はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
5.ハワイNo.1ホテルも選べます
先ほどのホテル指定プラン、なんとハワイのNo.1に君臨する老舗ホテル「ハレクラニ」を選ぶこともできます。
もちろん価格は上がってしまいますが、4泊6日の旅を「ハレクラニ」と共に過ごすことができるため、素敵な思い出になることは間違いありません。
贅沢志向の方にはぜひおすすめしたいプランです。
まとめ
ハワイ旅行を検討する際にまず知っておきたいことをまとめてお届けしました。
漠然と描いていたハワイ旅行のイメージはハッキリしてきましたか?
ハワイ旅行を検討する際の主な流れを改めて整理しておきましょう。
- 旅行先の比較と検討を行なう
- ツアーと個人手配のどちらか決定する
- 実際の観光地やホテルを知る
- ハワイの基本情報を知る
- 詳しい計画を立てる
ハワイ旅行を迷われている方は、これらを参考にぜひ計画を立ててみてください。
それでは、みなさまの旅行が素敵なものになりますように!