ハワイ旅行に向けて、天気(予報)のチェックはかかせません。
しかしながらハワイ(オアフ島・ホノルル)の気候はちょっと特殊で、当日の天気予報だけを見ていればよいわけではないのです。
今回の記事では以下のことを解説していきます。
- ハワイの天気
- ハワイの天気について知っておくべきこと
- おすすめの天気予報サイト
ハワイのお天気事情を知って、より良い旅行になるよう本記事をお役立てください!
Contents
ハワイ(オアフ島・ホノルル)の天気予報があてにならない3つの理由
まずは、日本気象協会によるハワイ(オアフ島・ホノルル)の天気予報を確認しましょう。
http://www.tenki.jp/world/6/38/91182.html
これでハワイの天気はわかりましたね!
ところが、ハワイの天気はあまりあてにならないと言われます。
その理由は3つあります。
その1:1日の間で、天気がすぐ変わるため
ハワイの天気は1日の中でも非常によく移り変わります。
先ほどまで晴れていたかと思えばシャワーのような通り雨が降り、またすぐに晴れだす、というような天気がよくあるのです。
日本のように同じ天気が一日中続くという気候ではないことを理解しておきましょう。
その2:そもそも予報が当たりづらい環境下にある
太平洋にぽつんと浮かぶハワイは、偏西風などの影響もあって気象の予測が難しい場所です。
曇りや雨の予報でもからりと晴れたり、反対に晴れの予報でも雨が降ったりと、天気予報が外れることは珍しくありません。
ハワイの天気予報は、あくまでも目安であることを覚えておきましょう。
その3:雨予報を読み解くのが難しいため
日本気象協会のサイトをはじめとする気象予報では、1mm/h以上の雨がカウントされ、天気予報に傘マークが表示されます。ハワイの雨は、一時的に降り注ぐスコールが多いです。
しかし気象予報では、1日の中で1度でも降雨量が満たされる予測がされてば、その日中は「雨マーク」が付いてしまうのです。
1日の大半が晴れていればその日は「晴れ」という認識になりますが、表記上は雨になってしまうのですね。
ハワイの天気事情を知る|雨季と乾季の特徴と平均気温・降水量について
ハワイは常夏のイメージがあり一年中暖かいイメージがありますが、実は大きく分けて「乾季(4〜9月)」と「雨季(10〜3月)」があります。
ハワイ(オアフ島・ホノルル)の平均気温は、以下の通りです。
気温を見ると、雨季と乾季の影響をそれほど受けず、年間を通して暖かいことがわかります。
平均気温は約25.7度。日本の9月程度の気温です。昼間は半袖で、夜には軽く羽織る程度ですね。
天気はさておき、気温はあまり気にしなくて良いことがわかります。
対して降水量は、雨季と乾季で大きく異なります。
乾季と雨季の降水量を比較すると、およそ7〜8倍もの差があるのです。
天候を鑑みたハワイのベストシーズンは、以下の記事でも詳しく説明しています。雨季と乾季、それぞれの楽しみ方をご紹介していますので、ぜひ合わせてご覧ください。
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ハワイでいち早く最新の気象情報を知ろう|おすすめの天気予報サイト4選
それではここで、おすすめの天気予報サイトをご紹介します。
基本的な気象情報であれば最初にご紹介した日本気象協会のサイトで事足りるかと思いますが、天気の予測が難しいハワイ。
複数の天気予報サイトを見比べることで、より正確なデータを確認することができるでしょう。
それぞれのサイトによって特徴がありますので、目的に沿った情報収集のためにも、複数のサイトを知っておきましょう。
1.AccuWeather|スケジュール立てに最適
まず確認したいのが「AccuWeather」というサイトです。
このサイトの特徴は、何と言っても3カ月先の天気予報まで知ることができる点です。
メニュー【月間】をクリックすると【月】と【年】を選択し、その月の1か月間の天気予報を知ることができます。
旅行の日程がある程度先の場合も、事前に天気予報を知ることができます。
参照サイト:AccuWeather
2.Weather Underground|雨雲の動きはお任せ
現地で天気予報を確認するのであれば「Weather Underground」がおすすめです。
Weather Undergroundの特徴は、雨雲レーダーです。
右側の地図を確認することで、ハワイの局地的な天気を知ることができます。再生ボタンを押すことで今後の動きもある程度知ることができます。
どうしても雨に振られたくない場面や、ホテルからちょっとだけ外出する際などに活用できるでしょう。
参照サイト:Weather Underground
3.JAL-天気情報|SNS映えスポットで活躍
日本の航空会社「JAL」が提供している天気予報では、日の出と日の入り時刻を知ることができます。
山でのアクティビティやビーチを散策する際には、あらかじめ時間を知った上で行動できるように、必要に応じて活用してください。
参照サイト:JAL-天気情報
ハワイの天気で注意すべき4つのこと
次に、ハワイならではの天気による注意点もご紹介します。
知らないと現地で戸惑ってしまうこともあるかと思いますので、一つひとつ確認していきましょう。
1.雨季でも日本の梅雨とは大違い
「雨季」と聞けば、日本の梅雨を思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか?
しかし、ハワイでは日本のようにシトシトと雨が降るわけではありません。
「スコール」と呼ばれる、シャワーのように激しい突発的な雨が降ったり止んだりを繰り返します。
なお、しばらく待っていれば止むとわかっているためか、傘をささない現地の人も多いです。
荷物を増やしてまで日本から折りたたみ傘を持っていく必要はないかもしれませんね。
またスコールの際には気温が下がります。外に出る場合は、すぐに羽織れるパーカーやカーディガンなどを持ち歩くようにしましょう。
2.乾季のハワイは日焼け対策を念入りに
乾季のハワイでは、日焼け対策を忘れてはいけません。
ハワイ現地ではSPF(紫外線を防ぐ指標。日本では50が一般的)が70〜100の日焼け止めが販売されているほど、紫外線の強い環境なのです。
日焼けを甘くみていると、すぐさま真っ赤に焼けてしまいます。旅行中に皮が剥けて辛い思いをしないよう、外出の際にはあらかじめ日焼け止めを塗り、またこまめに塗り直しを行うようにしましょう。
さらに、ハワイの日焼け止めは強すぎて日本人の肌には合わない場合もあります。日焼け止めは日本から持っていきたいアイテムの一つです。
3.野外でも屋内でも、寒暖差に注意
雨が降った場合ももちろんですが、ハワイでは寒暖差に気をつけたい場面がたびたびあります。
朝から夜にかけての寒暖の差が少なからずあるのと、海沿いが肌寒いこともあります。またレストランやショッピングモールは冷房が聞きすぎているというケースも。
繰り返しになりますが、軽く羽織ることのできるアイテムは必ず持ち歩くようにしましょう。
4.クラゲの発生タイミングに注意!
ハワイ旅行で、気温や降水量と関連して、注意すべき点があります。それは、「クラゲの発生時期」です。
刺されたら赤く腫れてしまうクラゲには、できるだけ遭遇したくないですよね。クラゲは、満月の夜から8〜10日後に発生すると言われているので、快適な海水浴をするなら、そのタイミングを避ける必要があります。
雨季・乾季問わずに出現するので気をつけてください。
以下のサイトでは、クラゲ発生のタイミングと曜日を、同時に確認することができます。
▶︎『クラゲ発生時期カレンダー』
天気から考える、ハワイ旅行のベストシーズン
先ほど紹介した通り、乾季は4〜9月です。
乾季とはいえ一日中雨がない日はまれですが、それでも晴れのハワイを楽しみたいならこの期間を選びたいですね。
中でもおすすめなのは5月中旬〜7月中旬までの期間です。
ゴールデンウィークが終わったあとから、夏休み(お盆休み)が始まるまでのこの期間は比較的観光者数が少なく、落ち着いてハワイを楽しむことができます。
もちろんゴールデンウィークやお盆のシーズンより渡航費が安いのも嬉しいポイント。
天候を考慮すると、この2ヶ月間(5月中旬〜7月中旬)がベストシーズンと言えるでしょう。
これらでご紹介した内容は、以下の記事からさらに詳しくご覧いただけます。 ご興味のある方はぜひ合わせてご覧ください。
ハワイで過ごしやすい服装とは?
ハワイの天気や気候を理解した上で気になるのは、服装についてです。
基本的には年間を通してラフな格好が望まれます。男女ともにかっちりとした服装ではなく、半袖Tシャツにハーフパンツのような服装がよいでしょう。
もちろん帽子は必須です。つばの広い帽子であれば、急なスコールにも対応することができます。
ハワイで過ごすファッションについてより詳しく知りたい場合は以下の記事をご覧ください。
- 具体的に何を着たら良いのか
- アロハシャツは街歩きに着てよいか
- 現地で服を買うのにおすすめの店舗
- ハワイで浮いてしまうファッション
これらのことをまとめて知ることができます。
まとめ
ハワイのお天気事情はいかがでしたか?
天気の移り変わりが激しいハワイですが、日本の四季のように、じっくりと知ることで様々なハワイを好きになれることと思います。
ハワイ旅行の際には天気についてもあらかじめリサーチを行い、より理想的な旅行を実現させていきましょう!